名古屋城(なごやじょう)は、尾張国愛知郡名古屋(現愛知県名古屋市中区本丸・北区名城)[7]にある日本の城。「名城(めいじょう)」、「金鯱城(きんこじょう、きんしゃちじょう)」、「金城(きんじょう)」の異名を持つ。日本100名城に選定されており、国の特別史跡に指定されている。 名古屋城の空中写真(2020年撮影) 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 概要[編集] 東南隅櫓から見た大小天守と本丸御殿。2018年4月 水堀 名古屋城は、織田信長誕生の城とされる今川氏築城の那古野城(なごやじょう)の跡周辺に、徳川家康が天下普請によって築城した。以降明治維新まで徳川御三家の筆頭とされる尾張徳川家17代の居城だった。 大阪城、熊本城とともに日本三名城に数えられ、伊勢音頭では「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」と詠われている。大天守に上げられた金鯱