「明治150年」に向けた取組み 来年、平成30年は、明治元年(1868年)から起算して満150年の年に当たります。これをきっかけとして、政府においては「明治150年」に関連する施策に積極的に取り組んでいます。 今後、国立公文書館においても、関連事業に取り組んでいく予定です。 (※関連サイト) http://www.gov-online.go.jp/cam/meiji150/ 「明治150年」関連施策推進ロゴマーク
敗戦にあたって、連合国による公文書の接収がなされました。連合国軍最高司令官総指令部(GHQ)は、戦争裁判の証拠資料収集という目的で軍部や行政機関に立入り、公文書や図書の接収に着手しました。接収部隊が到着したのは昭和20年(1945)11月末でしたが、これ以前に日本側の手によって焼却された文書も数多くあったといいます。接収された文書の多くはワシントン文書センター(WDC)を経て、米国議会図書館(LC)に保管されました。 接収当時は、疎開していた公文書の復帰とも重なり、さらに接収後直ちに返還される文書もあるなど、文書管理は混乱を極めた状況でした。接収された公文書の全体像は今なお不明のままです。 接収文書のまとまった返還は、これまで2回行われました。当館開館以前の昭和31年(1956)、約1万6800冊の旧軍関係文書の交渉がまとまり、昭和33年に防衛庁防衛研修所戦史室に返還されました。 昭和49
平成28年度全国公文書館長会議報告 国立公文書館は、平成28年6月10日(金)、東京都内において、平成28年度全国公文書館長会議を開催しました。 この会議は、公文書館法の円滑な運用及び歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用を図るため、国及び地方公共団体が設置する公文書館の館長等の参集を求め、全国の公文書館等が当面する諸問題についての協議を行うとともに、相互の緊密な連絡を図ることを目的として、平成元年から開催しているもので、平成20年からは、「国際アーカイブズの日」記念講演会等と併せて開催しています。 今年度は、国及び地方公共団体が設置する公文書館、公文書館設置を検討している地方公共団体等から135名が参加しました。 「公文書館の利用普及」をテーマとした会議の前半では、まず、話題提供として、辻岡雄幸福井県文書館長から、同館の利用普及活動として収蔵資料のデジタル化・公開、月替展示や文化
国立公文書館で働くアーキビストにインタビューするこのコーナー、今回は今年4月にリニューアルオープンした国立公文書館デジタルアーカイブについて、電子情報担当者に聞きました! 今回のリニューアルの一番大きなポイントは、タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末からご利用いただけるようになったところですね。従来のデジタルアーカイブは、6年前に作られたシステムであり、当時の技術に制約されていましたので、技術の進歩にあわせました。また、ソーシャルメディア(ツイッター、フェイスブックなど)にも対応させました。お気に入りの資料を見つけたら、ツイッターボタンを押して、どんどん皆様で共有してください。 それから、利用者からお声の多かった画像の見にくさや使いにくさを改善するべく、ビューアを変更しました。その他、デジタル画像がある資料については、(デジタル画像を)ダウンロードする際に、高精細画像を選択できるよ
国立公文書館 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号 電話:03-3214-0621(代表) Copyright©2007 NATIONAL ARCHIVES OF JAPAN. All Rights Reserved.
公文書専門員(電子・情報)の採用について 次のとおり公文書専門員(電子・情報)を募集いたします。 雇用形態 :非常勤(国家公務員) 雇用期間 :平成28年4月1日から平成29年3月31日(勤務成績等により更新することも可能) 資 格 :以下の(1)・(2)・(3)を満たす者。 (1)政治学、行政学、法学、歴史学(日本近現代史)、図書館情報学、アーカイブズ学、記録管理学、情報学・情報工学等の分野で 大学院修士課程を修了した者、又はこれと同等の知識・能力を有する者 (2)概ね2年以上の実務経験がある者、情報管理・処理能力、調査分析能力に優れている者、 外国語の能力に優れている者であればなお可 (3)コンピュータネットワークを活用した情報システム(ウェブサイトやデジタルコンテンツ、デジタルアーカイブや電子記録管理に 係るもの
第18回ICA大会について 国際公文書館会議(ICA)では、4年に1度、大規模な国際公文書館大会(International Congress on Archives)を開催しており、第18回大会は2016年9月に韓国のソウルで開催されました。ICA大会は、世界中のアーキビスト、情報マネージャー、保存修復専門家等が一堂に会し、アーカイブズについて討議する貴重な機会です。 >> プログラムのテーマについて(英語)はこちら[PDF 125KB] >> 大会プログラムはこちら[PDF 347KB] >> >当館派遣講師の発表資料についてはこちら 参考: >> 発表者募集通知および応募要項(日本語)[PDF 239KB] >> プログラムのテーマについて(日本語)[PDF 221KB] 1. 会議概要 会 期:2016年9月5日(月)~10日(土) 会 場:Coex(韓国ソウル特別市)
常総市への救援活動について 国立公文書館被災公文書等救援チームは、平成27年9月に発生した関東・東北豪雨による河川の氾濫で、大きな被害を受けた常総市役所の行政文書を救援する活動の一環として、12月7日(月)、8日(火)に、水損した行政文書の復元に係る技術的指導を行いました。 今回の活動は、水損被害で汚れたり、カビが生えてしまったりした行政文書を解体して1枚ずつ洗浄・乾燥する方法(東京文書救援隊システム)を、現地で活動を行っている常総市職員、ボランティアの方々に知ってもらうための研修です。 参加者は、公文書館、図書館等の関係者の他に、茨城県内の自治体関係者等2日間で50名余りの方々が集まりました。多くの方々は、常総市で発生した水害が対岸の出来事ではなく自分たちにもいつ起きてもおかしくないことであるという意識を持って参加されており、強い熱意を感じました。 今回のような活動によって、常総市の水損
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