PythonでgRPCサービスを開発する――サーバサイドストリーミングとは?:スキマ時間にこっそり学ぶ「gRPC」入門(4) 第4回は、Pythonでストリーミング型のgRPCサービスを開発してみます。ここでは、幾つかあるストリーミング型のうち、サーバからの複数レスポンスとなるサーバサイドストリーミングを実装してみます。
青山氏が語った、「クラウドネイティブ」がやがて「Kubernetesネイティブ」へ進む理由:仮想マシン時代とクラウドネイティブ時代の違い(1/2 ページ) 青山真也氏は2020年5月20日、Forkwell主催のオンラインミートアップで、仮想マシン時代の開発とKubernetesによるクラウドネイティブな開発のこれからについて話した。この講演を要約してお届けする。 「5年後、オンプレ環境でデータベース以外はKubernetesで稼働している状態が実現し、パブリッククラウドではKubernetes上で全てが管理されている状態になる」――。サイバーエージェントのソフトウェアエンジニアで、プライベートクラウドKubernetes基盤のプロダクトオーナーである青山真也氏は2020年5月20日、Forkwell主催の「Infra Study Meetup #2」で、「VM 時代の開発とKuberne
EKSで構築したKubernetesクラスタにアプリケーションをデプロイする:マネージドサービスで始めるKubernetes入門(2)(1/4 ページ) 本連載では、AWSが提供するマネージドKubernetesサービスの「EKS」を用いてアプリケーションを公開する方法を紹介。第2回目はEKSで構築したクラスタにアプリケーションをデプロイする方法について。 Webアプリケーション開発に携わっている人々は、「デプロイ」を外部公開の意味で解釈することが多いと思います。Kubernetesにおけるデプロイはデフォルトで内部(非公開領域)公開になるため、外部公開するには設定を変更する必要があります。 本稿では、「Amazon Elastic Kubernetes Service」(以後、EKS)で構築したKubernetesクラスタにアプリケーションをデプロイし、外部からアクセスできる状態にする方
ガートナーの米国本社発のオフィシャルサイト「Smarter with Gartner」と、ガートナー アナリストらのブログサイト「Gartner Blog Network」から、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップして翻訳。グローバルのITトレンドを先取りし「今、何が起きているのか、起きようとしているのか」を展望する。 ジャック(仮名)は会社でインフラ&オペレーション(I&O)を率いる立場になった。前任者は、デジタルトランスフォーメーションの目標達成に向けて、リーダーシップスタイルを従来の指揮統制型から進化させられなかった。 ジャックは、デジタル時代にI&Oリーダーとして成功するには、チームのために障害を取りのぞける世話役や交渉者となることで、“奉仕型リーダーシップ”を体現する必要があることを認識している。 「I&Oリーダーは他のIT分野のリーダーと比べて、かなり異なる
クラウドコンピューティングは、まず米国で台頭した。2015年以来、米国はIT環境のクラウド化が世界で最も進んでおり、クラウド導入をけん引している。だが、米国に続く国々の導入状況はまちまちだ。2022年には、各国のクラウド導入は米国より1~7年以上遅れそうだ。また、2022年に米国では、IT支出全体の14%がクラウドサービスに投入される見通しだ。 ITプロバイダーやサービスプロバイダーは、国や地域別の市場成長の見通しを踏まえ、世界各地の既存および計画中のハイパースケールデータセンターへの投資に優先順位を付けなければならない。同時に、クラウド支出が増えるように各市場の多様な特性を把握した上で、個々の企業のクラウド導入や活用の意欲を刺激する施策を講じる必要がある。 国別のクラウド支出とその成長に関するGartnerの調査は、クラウドの導入がどの国で速いペースで進んでいるか、どの国で遅れているかを
最近では、出張先のホテルなどに有線LANのネットワークが用意されており、簡単にインターネット接続ができるようになっている。無線LANを用意するホテルも増えているようだが、部屋の中ではアクセスポイントが遠くて、不安定でうまく通信できないといったケースもある。せっかくインターネットにつながる環境にありながら、スマートフォンなどでLTEによるデータ通信(いわゆる「ギガ」)を使うのはもったいない。 小型のルーターを持って歩けばいいのだが、それでなくても荷物が増えがちな出張で機材を増やすのは好ましくないだろう。このような場合、ノートPCを有線LANにつないでインターネット接続を利用しているのであれば、Windows 10の「モバイルホットスポット」機能を使って、ノートPCをアクセスポイント化すればよい。こうすれば、スマートフォンもノートPCを経由して「ギガ」を使わずにインターネット接続できるようにな
はてなのMackerelチームはKubernetesクラスタを自前で構築して運用していたが、撤退を選択したという。なぜ、Kubernetesの運用を諦めて撤退を選んだのか。はてなのMackerelチームでSREを務める今井隼人氏が語った。 コンテナ型仮想化技術を活用したアプリケーションの管理(オーケストレーション)ツール「Kubernetes」が注目を集めている。その背景の一端にあるのが、アプリケーションをコンテナ化し、マネージドKubernetesサービスで実行することによるメリットの享受と、運用負荷の軽減だ。 参考記事:「Kubernetes」とは何か――コンテナ型仮想化の本番利用に向けた課題 参考記事:「Kubernetesで運用する」その前に Kubernetesを本番環境で利用する際のポイント そんな中、「Kubernetesクラスタを自前で構築して運用していたが、撤退を選択した
日本国内で、「クラウドネイティブ」に取り組む企業が増えている。テクノロジー企業の間では、事実上共通のテーマとなっている他、一般企業でも、デジタル活動の推進に伴い、クラウドネイティブを目指す動きが見られるようになってきた。 だが、「クラウドネイティブ」とは、具体的には何なのだろうか。クラウドネイティブを目指す場合、何をすることになるのだろうか。2019年7月の「Cloud Native Days Tokyo 2019」でCo-chairを務めた草間一人氏と青山真也氏は、この言葉の意味を誤解していると思われるケースに遭遇することもよくあると話す。 そこで両氏に、クラウドネイティブに関してじっくり語ってもらった。@ITではこれを4回に分けてお届けする(聞き手は@IT編集部 三木泉)。 各回のテーマは次の通り。 第1回 「クラウドネイティブ」はどう誤解されているか(今回) 第2回 CNCFのTra
コードレビュー自動化、障害注入/分散トレーシング、マルチクラウドIaC――コンテナベースのCI/CDがもたらす新たな開発者体験とは:コンテナベースのCI/CD本番事例大解剖(終)(1/2 ページ) Kubernetes、コンテナ技術を活用したCI/CD基盤におけるサービス開発について、リクルートテクノロジーズの事例を基に解説する連載。最終回は、「プロダクト品質の磨き込み」「アジリティの向上への取り組み」の2つを中心に解説を進めます。 本連載「コンテナベースのCI/CD本番事例大解剖」では、リクルートテクノロジーズが取り組んだ事例を基に、Kubernetes、コンテナ技術を活用したCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)基盤におけるサービス開発について解説しています。 これまで3回にわたる連載では、アプリケーションエンジニアおよびインフラ/運用エンジニアの観点から、技術選定に
ソニー銀行が語る「Amazon WorkSpaces」導入のポイント:特集:百花繚乱。令和のクラウド移行(17) 多数の事例取材から企業ごとのクラウド移行プロジェクトの特色、移行の普遍的なポイントを抽出する本特集「百花繚乱。令和のクラウド移行」。ソニー銀行の事例では、仮想デスクトップ基盤システムの移行におけるポイントを中心にお届けする。 クラウドでも金融機関として守るべきところは守れますし、できないことはないと考えています――こう話したのは、2019年6月に開催された「AWS Summit Tokyo 2019」の「ソニー銀行におけるAmazon WorkSpacesの活用について ~評価から導入・展開プロジェクトのポイント~」に登壇した、ソニー銀行 システム管理部 部長の西林夏子氏だ。 ソニー銀行は、個人向け金融サービスに特化したインターネット専業銀行として、2001年に設立された。複数
UbuntuでのGPUディープラーニング環境の構築【Ubuntu 18.04 LTS対応】:機械学習&ディープラーニング環境構築入門(1/3 ページ) GPUを活用したTensorFlow/PyTorch/Chainerなどによるディープラーニングを実践するための環境をUbuntu上に構築する際の選択ポイントと手順を説明する。 連載目次 0. ディープラーニングのOS環境の選択指針 TensorFlowやPyTorch、Chainerなどのライブラリを使ったディープラーニング(Deep Learning)/機械学習(Machine Learning)を始めようと思ったなら、本当の初心者/学習者であればGoogle Colaboratoryの活用をお勧めする(※参考「ディープラーニングを始めるための、作業環境の特長と使い分け指針:Google Colaboratory入門」)。しかし「本格的
クラウド移行の特色、ポイントを企業のクラウド移行事例から抽出する本特集「百花繚乱。令和のクラウド移行」。本稿では2002年に「ラグナロクオンライン」(以下、RO)をリリースした後、「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)などのサービスを世に送り出してきたガンホーのクラウド移行事例をお伝えする。 ガンホーではROのクラウド移行を進め、3年間かけて移行させるプロジェクトに取り組んでいる。「Amazon Web Services」(AWS)を選んだ理由、AWSに移行したメリットなどをガンホーでCTO(最高技術責任者)を務める菊池貴則氏が2019年6月に開催された「AWS Summit Tokyo 2019」で語った。 ピーク時は1000台規模のサーバを運用 スマートフォンやPC、家庭用ゲーム機などで配信するゲームの企画、運営、販売を行うガンホー。2002年にROをリリースして以来、ROプレイ人口の増加
複雑怪奇なIT“業界”を解説する本連載、第1弾はIT業界にまん延する多重下請け構造と偽装請負について、第2弾は多重下請け構造が起こる仕組みについて説明した。 今回は、複数の会社が参画するシステム開発プロジェクトの「契約関係」を解説する。現在受託開発プロジェクトに従事しているエンジニアは、自分が所属する企業、および自分はどのような契約でプロジェクトに参加しているのか、本記事を参考に確認してもらいたい。また、これからIT業界への就転職を希望している方は、就業先選びの参考にしてほしい。 ※IT業界にはさまざまな業種、職種があるが、本稿では、ITシステムの受託開発を行う企業、SES(System Engineering Service)を行う企業、個人事業主について解説する。また、本稿で解説する事例は一部であって、全てに当てはまるわけではないことをご了承いただきたい(編集部) プロジェクトに混在す
クラスの役割 本連載では以前に、関数は「何らかの定型処理を行うひとまとまりのコードを再利用する」ための仕組み、パッケージやモジュールは「複数の関数などを1つ以上のファイルにまとめることで、それらを他のコードから再利用する」ための仕組みといった話をしてきた。クラスもそうした「コードの再利用を可能にする」仕組みの一つだ。 クラスとは「何らかのデータ(インスタンス変数)と、それらを処理するためのコード(メソッド)をひとまとめにして名前を付けることで、後からそれらを再利用する」ための仕組みといえる。なお、モジュールやパッケージでクラスを定義すれば、それらももちろんインポートして利用できるようになる。 今述べたような「何らかのデータと、それらを処理するためのコード」を1つの単位(オブジェクト)として考え、「さまざまなオブジェクトを、メソッド呼び出しを通じて、どのように作用させていくかを記述することで
親会社の意向なので開発中止します。もちろんお金も払いません:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(68)(1/4 ページ) いやー、ごめんごめん。親会社から突然ストップがかかっちゃってさあ。うちら現場としてはやる気満々なんだけど。悪いけど、この話なかったことにしてくれる? 連載目次 システム開発プロジェクトは、マラソンのようなものだ。 本物のマラソンは、選手が1人でゴールを目指し、ペースを上げるも落とすも、あるいは体調に異常を来して途中でレースをやめてしまうも、全て本人が判断する。 しかしシステム開発は、ユーザーとベンダーが協力してゴールを目指す「二人三脚」のようなものだ。どちらかが勝手にペースを変えたりレースをやめたりしてしまうわけにはいかない。 ゴールを目指して一生懸命足を動かし続けているのに、一緒に走っているパートナーが突然足を止めたら、走り続ける選手は転ぶかもしれない。場
Microsoft 365の開発者向け新機能 Microsoft コーポレートバイスプレジデントのジャレッド・スパタロウ氏は、基調講演の中で自身が担当した「Microsoft 365」関連のブロックにおいて、現在、主にWindows 10向けに開発を進めている、幾つかの新機能を紹介した。 React Native for Windows 「React Native for Windows」は、Facebookによって開発されたクロスプラットフォームの開発フレームワーク「React Native」を、ユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)アプリの開発に利用できるテクノロジーだ。React Nativeの経験がある開発者は、JavaScriptによる記述でReact Nativeのコンポーネントを利用したUWPアプリのUI作成が可能になる。この機能は既にVisual Studio
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