日本ではCOVID-19に伴う休校措置が自治体によっては延長の可能性もでており、保護者に波紋が広がっています。初期に感染者が出ていながら、ここまで公立学校の休校措置を取ってこなかったシンガポールでも、欧米経由の第2波到来により、今後のさらなる危機に備え、今週から公立学校で週1回オンライン授業が導入されました。 これに先んじて、教職員や保護者で陽性が確認されるなどした複数のインターナショナルスクールではオンライン授業が既に開始されており、学校関係者たちが試行錯誤しています。 もともとIT環境が比較的整っている国の事例ではありますが、私の息子(7歳)もこの対象者となったことから、オンライン授業を実施しようとすると、どのような問題が発生するのか、子どもたちの過ごし方を踏まえるとどのような工夫が必要なのか、見えてきたことをレポートします。 「休校」を避けてきたシンガポールまず新型コロナウイルスに対