子育て世帯で大きな支出を占めるのが教育費です。お金の悩みが尽きない子育て世帯だからこそ、10年先、20年先を見越した長期的な資金計画を持つことが大切です。 子供の将来の糧となる教育費を有効に使うためにも、節約と投資ポイントをしっかり抑えてやりくりしていきたいもの。「お金のプロ」であるファイナンシャルプランナーの高山一恵さんに、子供の教育にまつわる賢いお金の使い方についてお聞きしました! 「家計のブラックホール」教育費は計画性が大事! ――子供の教育費はどれくらい必要なのでしょうか。子供にお金のかかる時期、かからない時期について教えてください。 高山さん:子供の教育費は年齢を重ねるごとにどんどん増えていき、大学時代がピークとなります。 子供の教育費は公立の学校と私立の学校とで大きく異なります。私立コースは公立コースのざっと2倍かかると覚えておくとよいでしょう。 公立コースの場合で子供にかかる