東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中のマンガの祭典「コミックマーケット(コミケ)83」の「コスプレエリア」では、人気キャラクターにふんしたコスプレーヤーが自慢の衣装を披露している。昨年夏には“長もの”と呼ばれる小道具の使用を認めるなど近年大幅な規制緩和が図られてきたが、今回からは増加するコスプレーヤーに対応する形でコスプレを撮影できるエリアも大幅に拡大され、より多くの参加者が気軽にコスプレを楽しめるようになった。 前回までコスプレの撮影は、会場内の庭園や屋外展示場など“コスプレ広場”と呼ばれていた3カ所に限定されていたが、コスプレーヤーと撮影者で絶えずごった返していた。しかし、今回から新たに西ホール周辺とアトリウム、東ホール周辺も撮影可能エリアに加わり、名称も“コスプレエリア”に変更された。主催の準備会によると、前回の「コミケ82」では約2万人のコスプレファンが集まるなど、年々参加者が