山形県天童市立中学1年の女子生徒(当時12)が新幹線にはねられ死亡した問題で、女子生徒が書き残したノートの一部を遺族が公開した。ノートは4冊にわたっており、陰口や仲間はずれといったいじめに苦しみ、「たすけて」「私を生かして」と心が揺れながらも、死に至った心情がつづられている。 ノートの記述は、死を決意してから書かれたものとみられ、日付はない。「独りだった。中学に入学してからは、陰湿な『イジメ』にあっていた。何が悪いのかも分からずに、ずっと、陰口を言われていた」「本当ハ、『死』ニたく、なカッタだけなのに。ダレカ、タスけテよぅ。私ヲ、『生』かしテヨぅ」などと書き残されていた。 最初は仲間をつくろうとしたが無理だった、一人は辛かった、死よりも生が怖い、といった記述もあった。 ノートは女子生徒の部屋から見つかった。県警は女子生徒が自殺を図ったとみており、生徒から聞き取りをして、いじめの実態について