10.5 順序ロジスティック回帰分析 (1) 累積ロジスティックモデル 今まで説明したデータは目的変数が「0:反応無、1:反応有」という2分類のものでした。 しかし表10.5.1のように、目的変数が3分類以上のグレードデータつまり順序分類尺度のデータという時もあります。 このようなデータはグレードデータをそのまま計量尺度として扱い、重回帰分析を適用するのが普通です。 しかしグレードデータにロジスティックモデルを当てはめ、ロジスティック回帰分析を適用することもできます。 表10.5.1 目的変数が順序分類尺度のデータ No.重症度 1:軽症 2:中等症 3:重症説明変数 x1x2x3 1