Stream Processors社の512GOPsのシグナル、イメージ、ビデオプロセサ スタンフォード大学のWilliam Dally教授のグループは、Imagineと呼ぶイメージや信号データをストリーム的に処理するプロセサを研究してきたが、これを商用化しようとDally先生が作ったのがStream Processors社である。 今回発表のプロセサの中心は、5個のALUと4個のロードストアユニットと1個のレーン間通信ユニット、そして16KBのレジスタファイルのまとまりをレーンと呼び、このレーンを16レーン備えたデータパラレルユニット(DPU)である。ALUが合計80個あり、各ALUは8ビット×8ビットの積和計算を4個実行できるので、毎サイクル640演算を処理できる。そして、このチップは800MHzで動作するので512GOPsという計算になる。なお、このALUは16ビット×32ビットの積