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IHIは海流でタービンを回して電気をつくる海流発電システムを開発した。2017年秋に鹿児島県で発電の実証実験を行う計画で、横浜工場(横浜市磯子区)で実験機の製作を始めた。年間を通して速さや向きの変動が少ない海流は、再生可能エネルギーの中でも安定的な発電電力量が期待できる。実験の投資規模は数十億円。実験で知見や課題を収集・分析し、20年代の実用化を目指す。 実証はIHI、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、東京大学、三井物産戦略研究所が参画。時速3―4ノットの黒潮が流れる鹿児島県口之島付近で行う。 実験機は海底から伸ばしたケーブルを、カプセル型の浮体にタービン翼をつけた発電機につなぐ。浮体内部に発電機や浮力調整装置などを設置する。海中で発電機を凧(たこ)のように浮遊させて運用する。 システム構成は発電量50キロワットの発電機2基を1対とする双発式。タービン直径は約10メート
協和コンサルタンツは2016年10月から、新開発の小水力発電機の販売を開始した。用水路向けの小型の発電機で、1メートルと小さな落差でも発電できるのが大きな特徴だ。価格はオープンとしている(図1)。 開発した小水力発電機は、相反転方式という構造を採用しているのが特徴だ。発電機では、中に入っている磁石を回転させて発電するが、この相反転方式は磁石の外側にあるコイルを磁石と逆方向に回転させる。これにより回転速度が倍増することで高起電圧化をはかり、小さな落差でも発電しやすくした(図2)。 相反転方式の小水力発電機は、回転トルクが小さくなるという特徴もある。そのため設置する際の強固な据え付けが不要で、水路に直接設置することができる。発電機小屋などを設置する必要もなく、設置スペースを省略できると同時に土木工事のコストを抑えられるというメリットもある。
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