WEELメディア事業部リサーチャーの柏崎です。 みなさん、ChatGPTは使いこなせていますか? ChatGPTを使うにあたって必須となるのが「プロンプト(質問)」ですが、このプロンプトのコツを知らないと、「ほしかった回答とズレている…」と感じてしまうことも。 そこでこの記事では、ChatGPTを使いこなせるようプロンプトデザインとChatGPTの精度について深く掘り下げていきます。 日本で特に有名な2つのプロンプトシステム、「深津式プロンプト」と「シュンスケ式プロンプト」についても、実際のやり取りを交えながら解説していきます。今すぐ使えるコツもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでください! なお弊社では、生成AIツール開発についての無料相談を承っています。こちらからお気軽にご相談ください。 ChatGPTのプロンプトデザインとは プロンプトデザインとは、ChatGPTへのプロンプト(
「Mistral」「Llama 2」「Vicuna」などオープンソースの大規模言語モデルを簡単にローカルで動作させることが可能なアプリ「Ollama」の公式Dockerイメージが登場したので、早速使い勝手を試してみました。 Ollama is now available as an official Docker image · Ollama Blog https://ollama.ai/blog/ollama-is-now-available-as-an-official-docker-image Ollamaで動作可能な大規模言語モデルの代表例は下記の通り。リストの全体についてはOllamaの公式サイトで確認することができます。 モデルパラメーターサイズDownloadMistral7B4.1GBollama run mistralLlama 27B3.8GBollama run ll
こんにちは、CX 事業本部 Delivery 部の若槻です。 GitHub Copilot は、GitHub と OpenAI が共同で開発(OpenAI Codex を利用)している AI 駆動のコード補完ツールです。VS Code などの IDE にプラグインをインストールすることで利用できます。 私は DevelopersIO のブログ記事執筆を VSCode で行っているのですが、その際に GitHub Copilot を使って効率化していることをご紹介します。(ちなみに最初の 2 つは GitHub Copilot Chat を使っているため、ChatGPT でも代替できると思います。) 効率化していること URL スラッグの作成 ブログ記事の URL のスラッグを決める際の注意点として、SEO(検索エンジン最適化)やユーザビリティの観点から、一般的には以下のポイント(ChatG
2023年10月17日に配信された「Game Ready ドライバー」のアップデートによりいくつかのゲームの起動時パフォーマンスが向上し、さらに画像生成AIのStable Diffusionが最大2倍速くなることが発表されました。 New Game Ready Driver Released: DLSS 3 For NARAKA: BLADEPOINT and Warhammer: Vermintide 2, Plus RTX Video Super Resolution Enhancements & Stable Diffusion Is Now Up To 2X Faster | GeForce News | NVIDIA https://www.nvidia.com/en-us/geforce/news/game-ready-driver-dlss-3-naraka-verminti
Anthropicは10月16日(現地時間)、同社が公開するAIチャットボット「Claude 2」の公開範囲を日本を含む世界95の国と地域に拡大したことを明らかにした。 リストにEU加盟国なし We’re rolling out access to https://t.co/RxKnLNNcNR to more people around the world. Starting today, users in 95 countries can talk to Claude and get help with their professional or day-to-day tasks. You can find the list of supported countries here: https://t.co/PbMuaqJcjU — Anthropic (@AnthropicAI) O
igaです。 ポケモンsleepを継続していますが、カビゴン評価がマスターになれません。 ChatGPTが見たり、聞いたり、話したりできるようになる、と言われている「GPT-4 with vision (GPT-4V)」が使えるようになったので、早速使ってみたいと思います。 openai.com 今回は、データベースのテーブル関連図を画像ファイルでもらった想定で、画像からテーブルのDDLが生成できるかを確認してみます。 やりたいこと 以下のような、テーブルの関連図とサンプルデータが描かれた画像ファイルをもらいました。 この画像ファイルをChatGPT-4に渡して、SQLのDDLが生成できるか確認します。 画像を解釈できるか確認する いきなりDDLを作らせる前に、まずは画像ファイルに書かれたテーブル構造を、マークダウンで出力してもらいます。 プロンプトの入力欄の左に絵のアイコン(画像の赤で囲
概要 背景・目的 関連研究 提案手法 実験 終わりに 参考文献 DROBEで機械学習エンジニアをしております、藤崎です。 概要 ファッションの分野ではトレンドの変化とそれに伴う属性情報の変動に対応するため、画像分類AIモデルを頻繁にアップデートする必要性がある。 しかし、既存の画像分類AIモデルのアップデートには、労力と時間が掛かる。 様々なタスクの遂行能力が高いGPT-3.5に画像処理能力を付与し、画像分類タスクに挑戦した。 既存の研究(ex. HuggingGPT)と違って、GPT-3.5自体が画像分類の推論を行う点がユニークである。 実験からは有望な結果が得られた。 今後の性能向上はプロンプトを工夫するなど、比較的簡単な方法で達成できる可能性がある。 背景・目的 ファッションの業界は、トレンドの変化が早く、新しいスタイルが次々と提案されます。それに伴い、スタイルに付随する属性情報も常
前回の記事では、StabilityAIの最新画像生成モデルStable Diffusion XL(SDXL)を簡単に使えるWebインターフェース「Fooocus」を紹介した。 画像生成AIの制御技術「ControlNet」でも知られる作者lllyasviel(Lvmin Zhang)氏の開発ペースはとても早い。前回の記事掲載後にも多くの便利な新機能が実装されたため、今回はこれらを紹介する。 「Fooocus」のインストール方法は前回記事を参照。一度インストールすればアップデートは起動時に自動でかかるため、利用者が意識することはない。 アップデートの内容についてはGitHub内のDiscussionsページを参照しよう。
提供される教材を順に学んでいくことで、Google Cloudの生成AIツールであるVertex AIや Generative AI Studio を実際に体験できると説明されています。 教材はテキスト形式のチュートリアル The ArcadeのWebサイトを見る限り、シューティングゲームのような楽しい要素が含まれているのかなと思ったのですが、実際に試してみると、解説を読みつつ実際のツールを操作しながらチュートリアルをこなしていくテキスト形式の実践的な教材のようでした。 下記は実際の教材画面の一部です。 教材をこなしていくとポイントを獲得することができるので、これがゲーミフィケーションの要素となっているようです。また、ポイントを獲得すると賞品としてノベルティがもらえるとされています。 公開されている教材は下記のレベル1とレベル2の2つ。これから毎月教材が追加されていく予定です。 Level
2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にして紹介しているWebメディアのSeamless(シームレス)を運営し、執筆しています。 1週間分の生成AI関連論文の中から重要なものをピックアップし、解説をする連載です。第15回目は、大規模言語モデルでどんなに長い文章でも破綻しない手法、GPT-4で公開モデルの数学推論を強化する方法など、5つの論文をまとめました。 生成AI論文ピックアップどんなに長い文章でも破綻しない言語生成AIフレームワーク「StreamingLLM」 Llama-2に適応で400万トークン以上が可能に MITやMetaの研究者らが開発 「画像を外国語として学ぶ」 画像とテキスト入力で新画像を出力する生成AI「Kosmos-G」 マイクロソフトなどが開発 GPT-4 Code Interpreterでオープンソースモデルの数学推論を強化するフレームワーク「Math
関連研究 ■GPT-4などのLLMに「自らの論理的な整合性をチェック」させるフレームワーク『LogiCoT』と実行プロンプト ■LLMの出力から誤り(ハルシネーション)を減らす新手法『CoVe(Chain-of-Verification)』と実行プロンプト ■LLMに自身のハルシネーション(幻覚)を「自覚」させ、減らす方法 従来の課題 手作りのプロンプト戦略 現在、プロンプトエンジニアリングの分野で広く用いられているChain-of-Thought(CoT)やその派生テクニックは、基本的には手作りです。特定のタスクや問題に対して最適なプロンプトを設計する際に、人の専門家が手動でプロンプトを生成しています。 自動化の必要性 手作りのアプローチは効果的である場合も多いですが、スケーラビリティに欠けるという問題があります。大規模言語モデル(LLM)が多様なタスクで使用される現代においては、プロン
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 Twitter: @shiropen2 Microsoft Researchに所属する研究者らが発表した論文「CodePlan: Repository-level Coding using LLMs and Planning」は、単なる一部のコード編集にとどまらず、リポジトリ全体のコーディング作業を計画的に自動編集するための大規模言語モデル(LLM)を使用したフレームワークを提案する研究報告である。 近年、LLMによるプログラミングの自動化が進展を見せている。「Amazon Code Whisperer」「GitHub Copilot」「Replit」などのツールは、自然言語の意
Learning English is no easy task, as countless students well know. But when the student is a computer, one approach works surprisingly well: Simply feed mountains of text from the internet to a giant mathematical model called a neural network. That’s the operating principle behind generative language models like OpenAI’s ChatGPT, whose ability to converse coherently (if not always truthfully) on a
肥満体形の男性と、可愛らしい女性のツーショット写真──そんな画像広告をX(Twitter)上で見かけたことはないだろうか。これは「オタ恋」というオタク同士の出会いを支援する恋愛マッチングアプリが展開するAI画像を使った広告だ。「このオタクカップル、絵面が濃い」と思わずツッコミを入れてしまいそうな内容で、じわじわと話題になっている。 オタ恋は2022年11月にサービスを開始し、23年5月から画像生成AIを使った広告を展開している。この広告の効果について、運営会社であるエイチエムシステムズ(東京都新宿区)は「男性は1.5~2倍程度、女性は3~7倍程度、入会者が増加した」と反響を話す。入会者数が増加した理由について、同社は「AI広告素材がバズる事により認知度が上がり信用が増した可能性がある」と分析する。 「マッチングアプリで女性が利用する際、安全性や信頼性、知名度などを重視する声が上位にきており
予測できないところにあるChatGPTの進化 入山章栄氏(以下、入山):今我々がChatGPTでできることは、「既存の価値観の中で物事を効率化していく」こと。これは最強に向いてて、でもこれからの時代って新しい価値観がもっと出てくるじゃないですか。そっち側は、やっぱり相当人間の仕事として残るし、仕事もシフトしていくんですかね。 深井龍之介氏(以下、深井):じゃないかなぁと思います。全員がそこにシフトする感覚もあんまりないんですけど、少なくともChatGPTをそこの領域で信頼するのはまだだいぶ先なのかなぁという。 宮内俊樹氏(以下、宮内):ポイントはこの先どこまでいくのか、どうなるのか、ちょっと予測できないところにあるんですよね。 入山・深井:そうですよね。 宮内:だから、活用すべきツールだと思うんですけど、それによって世の中がどう変わるかって、たぶん誰も答えを持ってないので。 深井:そうです
「GitHub Copilot」の真のパワーについて発表したのは、GitHub社の服部佑樹氏。株式会社タイミー社が主催した「GitHub Copilotで拓く開発生産性」で「GitHub Copilot」の実装やプラクティスについて話しました。全2回。前半は、「GitHub Copilot」が目指す“開発者の生産性向上”と「Copilot Voice」「GitHub Copilot for *Your* Codebase」について。 ※本記事の内容は2023/08/30時点のものです。GitHub Copilotの実装は、今後変更される可能性があります。最新情報はドキュメントをご覧ください。 開発者の生産性向上にフォーカスする「GitHub Copilot」 服部佑樹氏:ギットハブ社の服部です。本日は、「開発生産性をあげるGitHub Copilotを徹底解剖!」というところで、ちょっと裏
Cloudflare、CDNエッジのJavaScriptから生成AIを実行できる「Workers AI」を発表。GPUで高速処理を実現 Cloudflareは、同社のグローバルネットワークのエッジにおけるアプリケーション実行基盤「Cloudflare Workers」で、生成AIを実行できる新サービス「Workers AI」を発表しました。 Workers AIは同社のグローバルネットワーク上で提供されるGPUを用いて、高速な処理が可能だと説明されています。 We are excited to launch Workers AI - an AI inference as a service platform, empowering developers to run AI models with just a few lines of code, all powered by our gl
2022年〜2023年にかけて起こった、画像生成AIやChatGPTを始めとする大規模言語モデルの日常化は、私たちのライフスタイルをどう変えていくのでしょうか? AIの研究者でプログラマーの清水亮氏は、「生成AI」のような可能性を考えはじめたのは、生成AIブームのはるか前の約10年前からだと言います。 今のAIの最前線が興味深いのは、最先端の成果が「企業」から生まれるのではなく、AIで遊ぶ「趣味人(ホビイスト)」たちから、驚くような実例が出ていることだとも。 AI研究者が見ている現在のAIブームと、最前線の風景を聞きます。 ※この記事は西田宗千佳氏の新書『生成AIの革新 新しい知といかに向き合うか』(9月11日発売)の発売に合わせ、筆者西田氏とAI研究者の清水亮氏の対談としてお届けします。 西田 今の世の中での生成AIブームを、どう捉えていますか? 清水 今のブームはとても表層的なものなの
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