特徴 このチップセットの最大の特徴はワンチップ構成になっている点です。ワンチップであることはチップ自体のコスト削減に加えて部品点数が減るわけでマザーボードとしての製造コストも下がることになります。もともと統合チップセットの市場は、オンボード機能を必用とする低価格市場なためコスト削減は非常に有効なのです。 ただし、このSIS 630は多機能をワンチップにまとめた副作用でチップのピン数が増大してしまいました。ピン数が増大すると製造が困難になってコストが上がってしまうデメリットがあります。また、ワンチップで製造するのは複数のチップに分けて製造するよりもシリコンダイの大きさが大きくなり歩留りの点でも不利ですし、サウスブリッジまたはノースブリッジ単位で機能アップさせることができないので新しいチップの開発の点でも不利になります。このような理由であまり他社はワンチップでの製造を行わないのですが、あえてワ