元事務局長に有罪判決 知事リコール署名偽造―名古屋地裁 時事通信 社会部2024年04月19日18時36分配信 大村秀章愛知県知事の解職請求(リコール)運動で署名を偽造したとして、地方自治法違反罪に問われたリコール運動団体の元事務局長田中孝博被告(62)の判決が19日、名古屋地裁であった。大村陽一裁判長は、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。 元事務局長側「証拠収集に違法」 知事リコール署名偽造―名古屋地裁 大村裁判長は、県選管が市区町村選管に署名簿の調査を依頼したのは捜査協力が目的で、違法だとする弁護側の主張について、依頼は地方自治法に基づいており、違法性はないと判断した。 その上で、露見しないように遠方の施設を確保した上でアルバイトを募って署名を偽造しており、組織性や計画性が認められると指摘。「住民自治の実現に不可欠な直接請求制度への社会の信頼を失墜させ、地方自治の運営