1曲目の“POWER OF VITAL”からいきなり高まり、2曲目“サディスティック・カシオペア”と3曲目“ROSE GARDEN, BABY BLUE”で涙がちょちょ切れ、あとはいろいろな感情の波に襲われながら、気がついたら目の前では本編終盤で、“ヒバリオペラ”のコール・アンド・レスポンスが展開していた。SEBASTIAN Xを観て、こんな感覚を覚えたのは初めてだ。 断片的な記憶をたどると、“光のたてがみ”を歌う前に、永原真夏は「孫にも嫌がられるくらい、世界でいちばんうるさいババアになります!」と一生歌い続ける決意を叫んでいた。今日は“日向の国のユカ”で歌われたまなっちゃんの愛猫ユカの命日だと聞いた。あと、まなっちゃんがしゃべっているのに、抑えきれなくなったのかベースの飯田裕が何か喚いているのも見た。“ワンダフルワールド”で起きたシンガロングに感動した。 アルバム『POWER OF NO