メディアの中の人と話をする機会がたまにある。たいてい「なぜテレビは見られなくなったのか」的な文脈で話を振られることが多いから、チャネルが増えたんだからそちらの利用率が上がれば相対的に視聴時間とか減るでしょうとか、テレビって社会的文脈の中で見られるわけだから、それが変わっちゃったんじゃないですかとか、いやそうはいっても用途によっては信頼度高いし、ネットにどっぷり浸かってコミュニケーションとか若者でも一部だし、まして大人になってからも続けられる暇人なんてそんないませんぜって返してる。のだけど、反応は芳しくない。 その一方で、高齢者の話とかには割と食いつかれる。というのも、彼らの中に「高齢者」ってカテゴリーがひとつか、ないし後期高齢者は別ねってくらいのカテゴリーしかないからだ。おそらく、世代と性別で区分したカテゴリーをターゲットとして設定すれば広告や視聴行動を予測できるくらいにライフスタイルが単