Published 2022/02/16 18:56 (JST) Updated 2022/02/16 19:13 (JST) 6歳未満の子どもがいる父親が家事・育児に十分な時間を確保するためには、1日の仕事時間を9時間半以内にすることが必要―。国立成育医療研究センター(東京)は、父親の生活時間に関する分析結果を公表した。共働き世帯の増加で父親も育児を担うことが求められており、同センターは「父親への意識啓発だけでなく、企業や社会の環境づくりも不可欠だ」としている。 同センターなどの研究班が、総務省の2016年「社会生活基本調査」のデータから分析した。 16年のデータでは、父親の仕事と通勤の時間は「12時間以上」が最多の36%で、10時間以上で69%を占めた。