ペンシルベニア大学で宇宙生物学を専攻しているMeredith Perryさん(25)が、超音波を利用したワイヤレス給電技術「uBeam」を開発したことがニューヨークタイムズの記事で伝えられていました。 ワイヤレス給電技術と言えば、QiやPMAで採用されている電磁誘導方式が主流で、ほかにも数メートル離れた距離でも給電可能な磁界共鳴方式も存在します。今回の「uBeam」はそれらとは異なり、電気を音に変換し、20Khzを超える超音波を介してトランスミッタ(充電器)からレシーバ(受信機)に電力を供給するというものです。トランスミッタとレシーバが接触あるいは近くになくても充電できるというのです。 uBeamは壁などの障害物には弱いとされていますが、音波の届く範囲であれば充電器から離れた端末を充電できるほか、端末を持っていたりポケットに入れたまま部屋を動いたとしても自宅でWi-Fiを利用するかのように