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医療に関するInsiteのブックマーク (54)

  • 混合診療解禁で保険診療が縮小されるのはガチ - NATROMのブログ

    日(2007年11月15日)の日経済新聞の1面トップは「規制改革会議 混合診療、全面解禁迫る」であった。 厚生労働省は「混合診療を全面的に認めると、医療の安全性が確保できない」と強く反発している。しかし規制改革会議は保険診療と保険外診療を併用できるようになれば患者の選択肢が増えるだけでなく、臨床が活発になって医療技術の高度化につながると判断。混合診療の規制を禁止行為だけを列挙した「ネガティブリスト方式」に移行し、実質的に全面解禁するよう求める方針だ。 ときに誤解が見られるが、厚生労働省は混合診療解禁に反対の立場。「医療の安全性が確保できない」というのはタテマエで、厚生労働省がコントロールできない保険外診療の部分が増えるのが嫌なのだ。もちろん、規制改革会議の「患者の選択肢」「医療技術の高度化」ってのもタテマエで、増えた保険外診療分で金儲けというのが音であるのは周知の事実。日医師会はこ

    混合診療解禁で保険診療が縮小されるのはガチ - NATROMのブログ
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    Insite 2007/11/16
    混合診療の理念そのものの否定ではないが、今の状況では駄目と
  • 或る病院の一生

    救急を取る病院がまだまだ少なかった頃。 地域の基幹病院は県立病院。救急車で30分。救急対応も今ひとつ。 地域に「住民のための」新しい病院への欲求が高まった頃、200床程度の規模でその病院は開院した。 何もない開院したての病院。外来の棚の中は空っぽ。買ったばかりの備品は全てダンボールの中。事務も看護もみんな初対面。場所によっては、誰かが梱包をあけて棚に備品を並べてくれていたりするけれど、どれもビニールがかかったまま。洗面台の水は妙にシンナー臭い。 新しい病院を立ち上げる仕事は楽しい。医師の派遣元にも十分な人手はいないので、みんな交代で出張。 新しい病院。新しい町。医局の引継ぎノートには、新しく作った約束処方、備品のありか、地元に詳しい事務の名前や電場番号、近所のコンビニの場所などが記載されていく。遊びに行くにもどこにいっていいのか分からないから、医局の冷蔵庫には魚肉ソーセージと酒の瓶。毎晩野

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  • 特別寄稿/混合診療で「医療詐欺社会」となるか?

    ●特別寄稿/混合診療で「医療詐欺社会」となるか?● 福島 雅典 京都大学医学部附属病院探索医療センター探索医療検証部部長・ 京都大学医学部附属病院教授 小泉首相が指示、宮内義彦オリックスCEOが議長を務める「規制改革・民間開放推進会議(以下、規制改革会議)」が主張した「混合診療の解禁」は、これまでにあった例外枠の拡大で決着し、全面的な解禁はとりあえず見送られた。しかし、国内未承認薬の一部に保険診療と自由診療の併用を認めるかどうかについて、今年夏までに結論を出すことが決まるなど、“実質的な解禁”ヘとレールが敷かれた。しかも、宮内議長はこの結果に「我々が主張する混合診療ではない」と不満を隠さず、05年度も引き続きこの問題が継続協議される。 私はがん専門内科医として20年前から、抗がん剤治療の現場で世界標準である薬が、「国内未承認」「保険適応外(特定のがんには承認されているが、他の部位には使

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    Insite 2007/11/09
    よくある病気に月100万円超の治療がエビデンス的に「標準治療」となっても平等平等皆保険と言い続けられるのであろうか。
  • 混合診療を解禁してはいけない - モジモジ君のブログ。みたいな。

    保険診療と保険外診療(自由診療)を併用する「混合診療」を実施すると、来は健康保険が適用される診療も含めて治療費全額が自己負担となる厚生労働省の運用が妥当かどうかが争われた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。定塚誠裁判長は「厚労省の法(健康保険法)解釈は誤り」と指摘し、原告患者に保険給付を受けられる権利を認めた。混合診療を原則として禁止する国の政策を違法とする司法判断は初めて。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071108k0000m040091000c.html(魚拓) 患者の選択の自由、混合診療解禁は当然至極、と思われがちだが、これは極めて危険である。素人が弁護士の力を借りずに国に対して勝訴したこともあって盛り上がっているようだけど、冷静に議論したい。論点は、混合診療の是非ではなく、それ以前のところにある。次のを参考に整理する。 市場原理

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    Insite 2007/11/09
    タイトルが釣り的/有効性が確立していない治療法に一縷の望みをかけるのに障害はないほうがよい
  • なんでも評点:植物状態4年目の息子に母が自分の睡眠導入薬を与えると意識回復 ― その驚くべき副作用の臨床試験が進む

    アフリカ共和国では、昨年後半からゾルピデムという薬の臨床試験が行われている。ゾルピデム(マイスリー)は、日でも不眠症患者に処方されている一般的な睡眠導入剤である。南アで始まった臨床試験では、この睡眠導入剤を“昏睡患者”に投与している。眠っている人をもっと深く眠らそうとしているのか? いやいや、昏睡患者に目を覚ましてもらうために睡眠導入剤を投与しているのである。 シェニーさんの愛息ルイス・ヴィルジョエンさんが永続的植物状態 (PVS)に陥ったのは、1995年のことだった。当時25歳だったルイスさんは、ある日、バイクでの帰宅途中にトラックと衝突して、頭部に損傷を負った。救急ヘリでヨハネスブルグの病院に搬送されたが、医師たちは母シェニーさんに「息子さんは二度と目を覚ますことがないでしょう」と告げた。 医師たちが告げたとおりだった。ルイスさんは目こそ開けることができるものの、視線は宙をさまよっ

  • http://www.cnn.co.jp/science/CNN200711070015.html

  • 老衰死は増えているか? - NATROMのブログ

    地下に眠るMさんによる医学的にみて純然たる老衰死ってあるの?という質問にインスパイアされて、老衰死の割合および経時的な増減を調べてみた。残念ながら純然たる老衰死の割合は不明であり、ここで論じるのは死亡診断書の死因の欄に「老衰」と書かれたものである。死亡診断書に書かれる死因は結構いい加減なところもあるが、大まかな傾向ぐらいはわかる。 老衰とされた死が増えたのか減ったのか、二通りの考え方があるだろう。医学が進歩し、さまざまな病気の治療法は改良された。もちろん、現代でも克服できない病気は癌をはじめとして多々あるが、それでも過去と比較して寿命は延びた。その分、老衰死は増えたかもしれない。病死して脱落する者が減れば老衰死というゴールにたどり着く者は増えるという考え方である。あるいは、診断技術の進歩により、過去には老衰死とされたような死に病名がつくようになり、老衰死という「診断」は減ったという理屈も成

    老衰死は増えているか? - NATROMのブログ
  • 菅直人氏が厚労省に“強行突入” - MSN産経ニュース

    地下倉庫から「存在しない」とされた薬害肝炎患者の個人情報資料が見つかった東京・霞が関の厚生労働省に23日午後、民主党の菅直人代表代行らが突然押しかけ、“大立ち回り”を演じる一幕があった。 菅氏の目的は、地下倉庫の視察。「関係者以外は立ち入り禁止です」と注意する厚労省職員をすり抜けて菅氏は強引に地下へ。職員や報道陣、警備員が入り乱れてもみくちゃになりながら倉庫を探し回った。 平成8年に10カ月間、厚相=当時=を経験したこともある菅氏だが、乱入を阻止しようとする中年職員は「あなたはだれですか?」と、不審者扱い。 これにムッとした菅氏は「国会議員は中に入ったらいけないのか!!」と、職員を強引に押しのけて地下3階に向かう階段を見つけ出した。倉庫は施錠されていたため、菅氏は舛添厚労相に携帯電話をかけて直談判後に、リストのあった医薬品局の倉庫を扉の外側から視察した。 菅氏は記者団に「(薬害エイズの)

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    Insite 2007/10/26
    けれん
  • 『日経メディカル』10月号特集「医師を襲うトンデモ医療判決」 - 天漢日乗

    『日経メディカル』10月号の特集は 医師を襲うトンデモ医療裁判 だ。 医療裁判の提訴が年間約1000件にも上る昨今、医療者側から見て明らかにおかしいと感じる判決が目に付くようになっています。その中身を読み解けば、トンデモない事実認定や注意義務を理由に、医療者側が敗訴していることにがく然とさせられます。日経メディカル10月号特集では、そんな“トンデモ医療裁判”を特集しました。連動企画としてサイトでは、まずトンデモ判決の特徴を4つのタイプに分類し、さらに3つのケースを紹介します。 むむむ。 マスコミの医療裁判記事も相当だが、司法判断の方もかなり医療に闇い判決が出ているというのは、 同じように高等専門教育を受けた司法と医師とが互いに不信感を抱く、エリート分断の構図 になるわけで、実によろしくない。だって エリートが分断されれば、それぞれの職能だけでコントロールできてしまう んだからな。誰が一番ト

    『日経メディカル』10月号特集「医師を襲うトンデモ医療判決」 - 天漢日乗
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    Insite 2007/10/24
    司法側の主張を聞きたい(Oさん以外の)。
  • iza:イザ!

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    Insite 2007/10/22
    大病院受診のススメ
  • 正しい道と広い道 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります たぶんこれからは、自分に出来ることを分かりやすい一言で表現する能力が 問われるようになるし、「分かりやすい一言」を自ら提示できない技術や個人、あるいは集団は、 たちの悪い第3者からのレッテル貼りを避けることができないのだと思う。 2兆度の火の玉の話 2兆度の火の玉が作れたら、何に使う? 小学生集めて、こんなことを聞いてみれば、素直な子なら、「学校燃す」とか「何か暖める」とか。 「もちろんクォーク・グルーオン・プラズマの生成を試みます」とか、 「あぁ、格子ゲージ理論の話ですね」なんて答えを返す小学生がいたら、 その子はきっと、将来歪む。 超高温を実現するための技術というのは、宇宙の起源を解明する人達から要請された ものなのだそうだ。 技術が生ま

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    Insite 2007/10/19
    一人一人がより幸せに生きて死ぬことを医学をつかって援助する のが医者にできることでありましょう
  • http://www.asahi.com/life/update/1017/TKY200710170168.html

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    Insite 2007/10/18
    先発品との効果・副作用の相違による薬害については厚労省が全面的に責任を負うと決意表明と受け取ろう
  • 32歳のニセ医者、3年半で計2億円超の収入 岐阜県北方町 - MSN産経ニュース

    医師免許を偽造し、岐阜県北方町で診療行為を繰り返したとして医師法違反容疑で逮捕された無職、河口哲也容疑者(32)が、診療報酬などから約3年半の間に総額2億円を超える収入を得ていたことが4日、分かった。 岐阜社会保険事務局と県によると、河口容疑者は平成14年8月〜16年8月の間、偽造免許で開設した岐阜県関市の診療所で、県社会保険診療報酬基金などから患者延べ約2万6000人分の診療報酬約1億1700万円を受領。これに患者の自己負担分、少なくとも約4000万円を合わせ、2年間で約1億5700万円以上の収入があったとみられる。 逮捕容疑となった17年12月〜19年7月には、北方町の診療所で診療報酬と患者負担分合わせて約5500万円の収入があった。2カ所の診療所で約3年半の間に得た収入は総額2億円以上に上った。 県警によると、河口容疑者はインターネットのホームページに掲載された医師免許を参考に免許を

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    Insite 2007/10/05
    診療所開設して保険請求して…って素人一人ではできないと思うが
  • 『asahi.com:看護師の制服に「ジャージー」採用へ 大阪市立の4病院 - 関西』へのコメント

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    『asahi.com:看護師の制服に「ジャージー」採用へ 大阪市立の4病院 - 関西』へのコメント
  • http://mainichi.jp/select/science/news/20071003k0000m040146000c.html

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    Insite 2007/10/04
    患者の立場では「これはひどい」ですが、若い看護師が1回のミスで退職してほしくはない。
  • レジデント初期研修用資料: 存在の渦をつなぎ止める小石のこと

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 偏差と復元力の話をもう少しだけ。 たとえば川底に小石が一つ転がっていたとして。小石の形と、川の流れとがうまい具合に調和すると、 その石を中心にして、川面には渦が作られる。 渦はある程度の恒常性を持っていて、流れの具合が少々変わったぐらいでは消えることなく、 渦はずっとそこにありつづける。 川の水は常に入れ替わるけれど、川面にはいつも渦があって、その中身は常に変わっても、 そのありようはいつも同じ。 渦には2つの構成要素がある。 川の水のように、動的平衡状態としての「ありかた」を形作るもの 川底の小石のように、平衡状態を保つ「きっかけ」になっているもの 気候の激変がなければ、川面の渦は何百年経ってもそこにある。川底の小石は、 それでもごくわずか

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    Insite 2007/10/02
    カオス 予測不可能性 量子力学的な観測系 西洋医学の不完全性定理的な側面
  • 「マスコミたらい回し」とは?(その95)奈良県立医大産婦人科教室からの正式コメント - 天漢日乗

    今回の 奈良高槻妊婦搬送問題 によって メディアスクラムの被害 を受けている最中の奈良県立医大産婦人科教室からweb上に 正式コメント が出た。 全文を引用する。赤字は原文のままである。 今般の妊婦救急搬送事案について 去る8月29日、救急搬送中の妊婦さんが不幸にも死産にいたりましたことについて、誠に遺憾に感じております。 今回の事案につきましては、マスコミを通じて、さまざまな報道がなされておりますが、当病院の産婦人科における8月28日から29日にかけての当直医師の勤務状況や当病院と救急隊とのやり取りについて調査しましたので、その結果を公表いたします。 平成19年8月28日の当直日誌記録より (産婦人科当直者 2名) 時間 対応内容 8月28日(火)     夕方から抜粋 19:06         妊娠36週 前回帝王切開の患者が出血のため来院、診察後に帰宅 19:45         

    「マスコミたらい回し」とは?(その95)奈良県立医大産婦人科教室からの正式コメント - 天漢日乗
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    Insite 2007/08/31
    記録(事実と思う)に語らせるのは効果的
  • 弁護士バッシングと「法の支配」の終焉 - la_causette

    光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、共通してるのは、依頼者以外の者の感情に配慮して、依頼者の利益を損なう活動を行うように弁護士に無理強いをしようと言うことです。 もちろん、弁護士は、そのような行動をとることにより何の利益も受けませんし、それどころか、そのような行動を選択する権限を与えられていませんので、第三者の感情を慮って依頼者の利益を損なう行動をとることは、むしろ懲戒処分を受ける危険すら伴うわけです。 さらにいえば、全ての弁護士がその感情を配慮して行動しなければ第三者というものを認めると、その第三者と利害を対立する者は十分な司法的救済を受けることができなくなる危険が高まるわけで、それは「法の支配」自体の否定にすら繋がるわけです。 光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、匿名さんが現実社

    弁護士バッシングと「法の支配」の終焉 - la_causette
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    Insite 2007/08/30
    ↓…↓「予見できた」とか「注意義務を怠った」とかのあたりの認定が最近あまりに酷い法治国家なので
  • 2007-08-29

    muffdiving氏のエントリはいつも読ませていただいて、大変核心を突いてくると思っており、当方の駄エントリに言及いただけるのは恐縮です。罵倒されてなくてほっとしつつ。 個性とか趣味とか言ってる以前に、頑張ってもうことすらままならねえこともあるという状況が問題なんじゃねえの? http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20070825/1188066823 そうですよね。 ホントにズンドコの貧乏に落ちてしまった奴に対して、生活保護の支給以前に申請ではねられてしまう水際作戦なんざその典型ってなわけで。富の再分配にしても、経団連あたりの金持ちジジイ倶楽部がテメエの愛人にばら撒く銭をこしらえたいがために再分配をためらってるわけで。 その辺なんとかしないとマジでやばいんじゃないかと。 「個人の頑張り云々」ってのは、あくまでも社会の責任を個人の責任に回帰させることのできる

    2007-08-29
  • 「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムの皆さんの要求ポイントは、ずれている - la_causette

    「保険診療なんて安価な診療報酬しか支払わない患者を死に至らしめたとしても、わざとでない限り、如何に そのミスが重大なものであろうとも、一切の責任を負わない」ということでなければ、医師など続けていられないという方々には、「残念ですが、そこまで仰られるのであれば、仕方がありません。どうぞ他の職業でご活躍ください」という他ないというのが正直なところでしょう。如何に医師が少なくなろうとも、「病気を治してくれとはいいませんし、わざとでさえなければ、やっつけ仕事で命を奪っていただいても望ですので、どうぞ診療して下さいませ」などと患者やその家族が懇願するという事態は、私には想像できません。 そういう意味でも、「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムの皆さんは、要求するポイントがかなりずれているように思います。いくら「ストライキ」等の対抗策を講じてみたところで、根幹部分についての譲歩を勝ち取ることは非常に困

    「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムの皆さんの要求ポイントは、ずれている - la_causette
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    Insite 2007/08/28
    医療崩壊系コメントスクラムは一般人にではなく間接的に行政に向けられた声である/そもそも医療は病気に苦しむ人間を科学的経済的に可能な範囲でreliefするものであってnormalizationを保障するものでは(ry