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ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (9)

  • 標準偏差の復権が来るのかも - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 道路特定財源のお話が、ニュースで流れてた。 夜にやってたのは、都内で開かれた道路討論会。民主党の国会議員と、 宮崎県の東国原「そのまんま東」知事と、あと何人か。寝る前に見たニュースで流れてたのは、 和歌山県を視察しにきた民主党議員と、それを迎え撃つ地元県会議員の人達。 「ながら」見しながら考えてたこと。 タレント議員のこと 討論会。東国原知事は、自分の役どころをよく分かってるように振舞ってた。 知事は、地元では眼鏡をかけずに、ジャンパー羽織って宮崎県の宣伝に 駆けまわってるイメージ。まじめだけれど下世話な立ち位置。 昨日の討論会では、きちんとスーツを着こなして、フレームの薄い眼鏡をかけて、 自分の立場を訴えるときも、声の抑揚を大分抑えていた。

  • レジデント初期研修用資料: メディアの正しさについて

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 電子カルテ話の続き。紙であったり写真であったり、 情報を記録するメディアが進化する方向の正しさについて。 チープメディアの正しさ チープメディアの復権が来る気がする。ラジオとかとか、あるいは壁の落書きみたいな。 そのメディアに接することはごく簡単で、メディアが持つ情報量は少なくて、 可搬性に劣っていて、拡張性なんて無いに等しいメディア。 帯域を広く取りすぎたアンプが、しばしばノイズを拾って発振するように、 ハイパーリンクを張りすぎたWeb 文章が、しばしば読むに耐えないように、 「やりすぎ」は必ず害悪をもたらして、一方で「正しさ」を求める倫理は、 なぜか「やること」を支持したりする。 掃除ロボット「ルンバ」が進化した先には、「掃除のいらない

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    Insite 2007/12/06
    その場しのぎ=局所的最適解。総電子化=大域的最適解ではないかも。世代が変われば分かりませんが
  • レジデント初期研修用資料: 「暴走する正しさ」を止める論理

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 妥協の産物と思われたやりかたが、実は最適解だったりすることは、 実世界ではたぶん、けっこう多い。 場当たり的なやりかたは、たいていの場合うまくいく。うまい具合に廻っていたのに、 誰か偉い人が「もっと正しいやりかた」を提案すると、 そのやりかたは軽快さを失って、効率が悪くなってしまう。正しいはずなのに。 「正しいやりかた」は、まずいやりかた。現場はたいてい、そのことをよく理解しているのに、 「今が一番いいんだ」ということをうまく説明できない。 「正しさ」を掲げて、最適目指して走りだした原理主義者を止めるのは、当に難しい。 妥協の産物と真正品と ログの記録が可能なリアルタイムチャット「Linger」は、 疑似リアルタイムの「twitter」より

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    Insite 2007/12/06
    (電子化については)産業革命以来そんなことの積み重ねにより現代文明を享受しているわけであり…
  • レジデント初期研修用資料: 「見える」を容易にする技術

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります たぶん「状況を作り出す技術」と「状況に適応する技術」とがあって、 ニュースに乗っかる新技術というのは、たいていの場合後者のほう。 状況を作り出す技術というのは、地味だったり、 あるいは技術的にはそんなにすごいことをしているわけではないけれど、 その技術が出現したあと、ユーザーの心理とか、振る舞いなんかが大きく変わる。 それが出現したとき、「そんなのいらない」とか「現場をバカにするな」みたいな意見が ベテランから提出される技術というのは、たぶん技術全体を大きく動かす。 血液検査のこと 検査データの報告書にHigh とかLow の文字が添えられるようになったのは、 大体10年ぐらい前のこと。 それまでの報告書というのは、GOT とかLDH とか、

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    Insite 2007/11/30
    肺癌検診でCAD(computer-assisted diagnosis)によるダブルチェックは試験段階
  • 正しい道と広い道 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります たぶんこれからは、自分に出来ることを分かりやすい一言で表現する能力が 問われるようになるし、「分かりやすい一言」を自ら提示できない技術や個人、あるいは集団は、 たちの悪い第3者からのレッテル貼りを避けることができないのだと思う。 2兆度の火の玉の話 2兆度の火の玉が作れたら、何に使う? 小学生集めて、こんなことを聞いてみれば、素直な子なら、「学校燃す」とか「何か暖める」とか。 「もちろんクォーク・グルーオン・プラズマの生成を試みます」とか、 「あぁ、格子ゲージ理論の話ですね」なんて答えを返す小学生がいたら、 その子はきっと、将来歪む。 超高温を実現するための技術というのは、宇宙の起源を解明する人達から要請された ものなのだそうだ。 技術が生ま

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    Insite 2007/10/19
    一人一人がより幸せに生きて死ぬことを医学をつかって援助する のが医者にできることでありましょう
  • レジデント初期研修用資料: 存在の渦をつなぎ止める小石のこと

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 偏差と復元力の話をもう少しだけ。 たとえば川底に小石が一つ転がっていたとして。小石の形と、川の流れとがうまい具合に調和すると、 その石を中心にして、川面には渦が作られる。 渦はある程度の恒常性を持っていて、流れの具合が少々変わったぐらいでは消えることなく、 渦はずっとそこにありつづける。 川の水は常に入れ替わるけれど、川面にはいつも渦があって、その中身は常に変わっても、 そのありようはいつも同じ。 渦には2つの構成要素がある。 川の水のように、動的平衡状態としての「ありかた」を形作るもの 川底の小石のように、平衡状態を保つ「きっかけ」になっているもの 気候の激変がなければ、川面の渦は何百年経ってもそこにある。川底の小石は、 それでもごくわずか

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    Insite 2007/10/02
    カオス 予測不可能性 量子力学的な観測系 西洋医学の不完全性定理的な側面
  • 北村弁護士の演説のこと - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 北村弁護士の応援演説が 熱くて面白い。 結局麻生総理は実現しなかったけれど、 「おっさんが熱く語るのは、当はかっこいい」ことを示し得たこと、 「個人の言葉はまだまだ力を持っている」ことを示したことは、大きな成果だったと思う。 言論の担保を自分に持ってくるやりかた こんにちはー! 私は自民党員でもなければ政治家でもありません。 だから、この自民党がどうなろうが私は関係ない(聴衆笑い)。 私から見て、この民主党の政策というのは私から見ればですよ、 素人の私から見れば、この自民党政権がかつておかした過ちをそのままやろうとしている。 マスメディアとか、あるいは論文なんかは、「一般にこう言われている」という書きかた。 言論の担保を「一般」とか「伝統的

  • 藤枝市立病院が不正受給 保険医療機関取り消し - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 静岡県の藤枝市立総合病院の歯科口腔(こうくう)外科で、五年間に約一億二千二百万円の診療報酬の不正受給があったとして、厚生労働省と静岡社会保険事務局は二十一日までに、健康保険法に基づく同病院の保険医療機関の指定を取り消す方針を固めた。静岡地方社会保険医療協議会に諮問、答申を受けて二十八日にも正式決定する。 地域の医療拠点となる公立の総合病院が保険医療機関の指定を取り消されるのは異例。 中日新聞:藤枝市立病院が不正受給 みんなもっと大騒ぎしてもいいと思うんだけれど、あんまり話題になっていないようなので。 歯科業界のこと 医療保険では混合診療が認められていなくて、医科では自費診療の機会は まだ少ないけれど、歯科は「歯科医師として良心的な治療をしよ

  • レジデント初期研修用資料: 人生に必要なことはすべてゲームセンターが教えてくれた

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 始まりは駄菓子屋の裏 ゲームセンターに入り浸るようになったのは、インベーダーブームの後期。 町のゲーセンは真っ暗で、大人の溜まり場。 小学生には敷居が高くて、みんなが集まるのはいつも駄菓子屋の裏。 日曜日の朝なら監視が薄くて、電源コンセントを抜き差ししたり、 誰かが電子ライターを持ち込んでみたり。 子供のいたずらがうまくいくことなんて滅多になかったけれど、 みんなで楽しく悪だくみ。 1ボタンに2方向レバーの時代。ここから始まった。 体験をみんなで分け合うこと 当時から1 ゲーム50円。お小遣いで遊べるのはせいぜい3回。 みんな下手だったから、ゲームをする時間よりも、 友達のプレイ画面を見る時間のほうがよっぽど長くて。 「きっと、こうしたほうが

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    Insite 2007/04/13
    心に留めておくべきこと with ノスタルジー
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