以下のグラフをご覧ください。OECD(経済協力開発機構)が調べた2015年1年間の国別平均労働時間の比較です。この平均労働時間は、1年間の実際の労働時間数の合計を、1年間の平均労働者数で割ったものです。 これによると、労働時間が一番短いのはドイツで、一番長いのがメキシコ、日本はこのグラフの真ん中より少し左あたり(黄色で表示)のところにあります。 日本の年間平均労働時間は、1,719時間となっています。これを「1日8時間労働・週5日勤務」で単純計算すると、1年間の労働時間は、8時間 x 5日 x 4週間 x 12カ月 = 1,920時間。この数字と1,719時間との差は、201時間。それを24時間で割ると8.375日となり、これが日本人の平均年間休日数(週休2日以外の年間休日数)ということになるでしょうか。これはあくまでも平均労働時間から単純計算で逆算したものですから、現状の反映とは言えませ