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自民党の外交関係の合同会議が開かれ、3日、中国で行われた「抗日戦争勝利70年」の記念行事について、「『抗日』と銘打つ式典を開いたこと自体が問題だ」などとして、政府に対し、中国側に抗議するよう求める意見などが出されました。 この中で外務省の担当者は習近平国家主席が行った演説について、「日中間の和解の要素が含まれていなかったのは残念だが、10年前に当時の胡錦涛国家主席が行った演説に盛り込まれていた日中関係や日本の歴史認識などについて具体的な言及はなく、そういう意味では反日的要素はなかった」と述べました。 これに対して、出席した議員からは「『抗日』と銘打つ式典を開いたこと自体が大問題で、政府は断固非難すべきだ。『反日的要素がなかった』という評価は甘い」などとして、政府に対し、中国側に抗議するよう求める意見が出されました。 また、会合では国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が軍事パレードなどに出席
安倍晋三首相が出す戦後70年の「安倍談話」について、首相に近い萩生田光一・自民党総裁特別補佐は1日、村山談話や小泉談話にある「植民地支配と侵略」や「痛切な反省」、「心からのお詫(わ)び」などの言葉が引き継がれる可能性を示唆した。 同日のフジテレビのインターネット番組で「その言葉を使わなければ国際社会が納得しないのであれば、コピーしながら談話を出すことも可能性としてはある」と述べた。一方、「私はこだわる必要はないと思っている」とも述べた。 萩生田氏は村山談話に否定的で、2月のBSフジの番組では「絶対に一言一句変えるなという事前検閲のような話は行き過ぎだ」と語っていた。首相は、村山談話を含めた歴代内閣の立場を「全体として引き継ぐ」としているが、村山談話の文言をそのまま継承することには否定的な考えを示している。
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