Googleと通信事業分野の複数の企業による、太平洋を横断して日米を結ぶ広帯域の海底光ケーブルの完成が近づいているようだ。これにより太平洋を横断するケーブルの容量は約20%増え、Googleはアジアに接続する独自の帯域幅を確保することになる。 事業を推進する「Unity」コンソーシアムには、Google、Bharti Airtel、Global Transit、KDDI、Pacnet、SingTelが参加しており、3億ドル規模の同プロジェクトのテストがほぼ完了した。アジアのインターネットユーザーは今後数カ月のうちに、新しい海底光ケーブルによる高速のインターネット接続を体験できるようになる。新ケーブルは太平洋間で7.68Tbps(テラビット/秒)の通信を実現する可能性を秘めている。 同プロジェクトの参加企業によると、Googleが投資した金額は明らかにされていないが、その見返りとして全容量の