先日ブックマークがたくさんついて懲りたので、もう刺激的な大学関連の日記は書かないようにしようと思っていたのだが、この話は聞いたらやはり書きたくなってしまう。友人のそのまた友人の研究室での話である(例によって友人関係は学外にも及ぶので研究室の特定は不可能である)。ブックマークなどせずに、こっそり楽しんでいただけたら幸いである。 という前置きをしておいて、修士号の取り方である。ただし、理論系の工学に限る。 まず、目をうつろにする。大学院に入ってから一ヶ月くらいで目をうつろにするとよい。とにかく気を病んでいるようによそおう。次に、とりあえず卒業に足りるように講義をとる。それから、研究にはほとんど手をつけず、研究室にもほとんど顔を出さない。ただし、ゼミなどの必ず出席しなければならない日には出席だけはする。すると、先生から何らかの警告が出るはずである。そこでうつむいて先生の話を聞き、曖昧な受け答えを