1974年はレゲエ、ラテン、ロックといった各ジャンルから、70年代を代表する傑作が生まれた年だった。 控えめに言っても、1974年に生まれた名作アルバムは実に幅広い。この年、レゲエはジャマイカの海岸線を飛び出し、本格的に世界へと進出。ラテン音楽にも、ファンク、ソウル、ロックといったジャンルが歩んできたのと同じ変化が訪れた。 またスティーヴィー・ワンダー、バリー・ホワイト、ジョニ・ミッチェルといったアーティストが、それぞれの代表作となるアルバムを発表。それに、エリック・クラプトンやエルトン・ジョンといったロック/ポップ界のミュージシャンも良質な作品をリリースしている。 要するに、1974年はジャンルやスタイルにかかわらず、70年代を代表する傑作の数々が生まれた年だったのだ。 <関連記事> ・【動画付】1973年に発売されたアルバム・ベスト65 ・【動画付】1978年に発売されたアルバム・ベス