「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音とベッキーの不倫騒動は、まさかのLINE流出という非常に今日的な出来事によってさらに世間を騒然とさせてしまっているが、今回の件を参考に企業社会やビジネスパーソンにとっても、人ごとではない(つまり、いつ当事者になるかもしれない)「謝罪」というものについて考えてみたい。 【詳細画像または表】 今回のようにニュースやワイドショーで大きく取り上げられるような事件/騒動が起きると、たいていの場合、当事者は記者会見を開いて謝罪する。そして、危機管理の専門家みたいな人たちが「謝罪のあり方」をコメントし、メディアを通じて伝授する。その基本は「とにかく早急に会見を開いて、真摯に謝りまくれ」というものだ。これはまあ、間違ってはいない。謝罪会見なのだからとにかく低姿勢に徹して謝りまくる、というのは正しい姿勢だ(そうでなければ炎上する)。 ただ、問題なのは、その謝罪の「中身」であ