神戸港を舞台にしたウルトラセブン(右)とキングジョーの戦闘シーン。神戸ポートタワーも見える((C)円谷プロ) 半世紀前に神戸港で撮影された特撮テレビ番組「ウルトラセブン/第14・15話『ウルトラ警備隊西へ』」について、地元の市民団体が当時の映像を手掛かりに撮影場所を特定し、観光に生かす活動を進めている。一部ファンに人気の怪獣ロボット「キングジョー」が神戸港に沈んだ場所も推測。来年1月の放映50年に合わせ、記念碑建立やゆかりの場所を巡るツアーなどを検討しており、「神戸港のシンボルにしたい」と意気込む。(安藤文暁) 放映は開港100年を迎えた1968年1月。「東洋一のマンモス港」と神戸港の紹介で始まり、世界の科学者を狙った事件が相次ぐという国際港ならではの展開。真新しい神戸ポートタワーや摩耶大橋も映しだされる。 キングジョーは番組内では「(敵役の)ペダン星人のスーパーロボット」と呼ばれ、ウルト