はじめにこんにちは!TIG コアテクの川口です。 こちらは、 Terraform 連載 の6日目の記事になります! 今回は Terraform x GitOps について調査しました。 Terraform x GitOps?そもそも Terraform x GitOps とはなんぞやということからですが。 まず GitOps という概念は、 Weaveworks 社によってはじめに提唱されたもの です。 主に Kubernetes リソースを管理する文脈で登場した概念で、4つの主要な原則として以下のように定義しています。 #1. Declarative: The entire system has to be described declaratively ~ システム全体を宣言的に記述する。~ #2. Versioned and immutable: The canonical desi
2023年は「Cloud Run を触って覚える」をテーマとした一人アドベントカレンダーを一人で開催しており、Cloud Run のさまざまな機能や、Cloud Run でよく使う構成などを実際の使い方と一緒にご紹介しています。 15日目は Cloud Run と Memorystore for Redis のインテグレーションについてご紹介します。 Cloud Run の概要は技術評論社さまのブログ「gihyo.jp」に寄稿した記事で解説していますのでこちらもぜひご覧ください。 Memorystore とは Memorystore はインメモリ サービスのマネージド サービスです。キャッシュ エンジンを提供するスタンダードな OSS である Redis クラスタ、Redis、Memcached と 100% 互換性のあるインメモリ サービスを構築でき、アプリケーションのキャッシュ レイヤ
フィードバックを送信 コレクションでコンテンツを整理 必要に応じて、コンテンツの保存と分類を行います。 プライベート サービス アクセスを構成する プライベート サービス アクセスは、VPC ネットワークと Google またはサードパーティが所有するネットワークとのプライベート接続です。Google またはサードパーティ(サービスを提供しているエンティティ)は、サービス プロデューサーとも呼ばれます。プライベート接続を使用すると、VPC ネットワーク内の VM インスタンスとアクセスするサービスで、内部 IP アドレスを使用して排他的に通信できるようになります。VM インスタンスは、インターネット アクセスまたは外部 IP アドレスがなくても、プライベート サービス アクセスを介してサービスにアクセスできます。 プライベート サービス アクセスおよびその他のプライベート アクセス オプシ
AWSやGCPを利用する際によく対面するセキュリティ対応について各クラウドでのソリューションを比較しながら、サービスや方針についてまとめました。 この記事の範囲 主に、Webサービス/アプリ開発でのクラウド利用におけるセキュリティについての話がメインです PCI DSS とか ISMS とかの難しい話はしません(というかできないよ\(^o^)/) パブリッククラウドにおけるセキュリティ パブリッククラウドにおいて、まず最初に押さえるべきは「責任分担モデル」です。簡単にいうと、クラウドサービス自体の運用に関しての責任はクラウドプロバイダが持つ。クラウドサービスの利用の仕方に関する責任は自分たちで持つ。ってやつです。 これは大体どのプロバイダも一緒なので、覚えておくといいと思います。 引用: https://aws.amazon.com/jp/compliance/shared-r
はじめにシステムの状態を的確に捉え、運用に必要なインサイトを継続的に得るための特性は「オブザーバビリティ」と呼ばれます。オブザーバビリティを実現することで、パフォーマンスのモニタリングやトラブルシューティングを効果的に行い、システムの信頼性を高めることができます。 この重要な特性を実現する上で、eBPFやbpftraceは強力なツールとなります。 本記事では、Goアプリケーションにおけるオブザーバビリティを実現するための一つの方法として、bpftraceを用いたトレースの手法を紹介します。 内容が多いため、目次を活用して段階的に読み進めることをお勧めします。 eBPFとbpftraceはじめに、eBPFとbpftraceについて簡単に説明します。 eBPFとはeBPF(Extended Berkeley Packet Filter)はLinuxカーネル内で動作する柔軟なプログラミングフレー
3/30 に X で Terraform がトレンド入りしていて何事かと思ったら Terraform が公式ドキュメントとしてスタイルガイドを出したようです。 Terraform Style Guide いままで Terraform のスタイルに関して信頼できるドキュメントといえば Google Cloud の Terraform を使用するためのベスト プラクティス ぐらいしか知らなかったのですが、 Terraform 公式がようやく出してくれてありがたい限りです。 これでわざわざ社内の Terraform 規約を設けずとも「公式ドキュメントに従いましょう。」の一言で済みます。 ということで一通り読んだのでまとめました。 原文だと構文の簡単な使い方なども書いてありますが以下の要約ではだいたい省略しています。 詳細は原文を読んで確認してください。 要約 スタイルガイドについて コードのスタ
はじめに こんにちは、令和トラベルでバックエンドエンジニアをしている飯沼です。 MySQLでは、UUID (v4)などのランダム性の高いIDをプライマリキーに設定すると、パフォーマンスが低下すると言われています。私自身もこの問題については認識しておりアンチパターンとして避けて来ましたが、イマイチ理由を理解できず何度も調べていたので自分の理解を整理しました。 ※ この記事は令和トラベルのTech LT会で共有した内容を記事にしたものです。社外の方にもご参加いただけるTech LT会は connpass にて告知しています。 UUIDをプライマリキーにするユースケース そもそもUUIDをプライマリキーにするユースケースはどのようなものがあるのでしょうか? いくつかの観点から考えてみます。 パフォーマンス観点 大量の同時書き込みが発生するような状況でauto incrementを利用してIDを発
「書籍オンライン」「DIAMOND愛読者クラブ」を運営する編集部。経営、経済、ビジネススキル、自己啓発、 マネー、健康、女性実用、子育て、サイエンスなど多様なジャンルのオリジナルコンテンツを発信している。 定番読書 読まれる本には理由がある──。 情報が次から次へと溢れてくる時代、長く支持されている定番書の普遍的な価値が増しています。 そこで、この連載では、今こそ読みたいロングセラーのメッセージを紹介します。 バックナンバー一覧 ピーター・F・ドラッカーの著作の中でも、最も広く長く読み継がれてきた名著『経営者の条件』。タイトルには経営者とあるが、この本は「経営者にとって役立つ」だけの本ではない。それこそ普通のビジネスパーソンはもちろん、アーティスト、クリエイター、アスリート、学生、さらには家庭人としても多くの示唆をもらえる一冊なのだ。ドラッカーの入門編としても、ぴったりだ。さて、ドラッ
はじめに ローカルマシンで複数のプロジェクトを開発する時にバージョンの異なるPythonを使うことは往々にしてあると思います。 単一バージョンをインストールしていると、毎回インストールとパスを通す作業が発生しますが、 pyenvの場合はコマンドだけでPythonのバージョンの切り替えが可能です。 (最近はDockerを使うのでホストマシン側のPythonに依存することは少ないかもしれませんが。。) 今回はpyenvのインストールとバージョン変更手順を説明します。 Homebrewのインストール ターミナルを開き、以下のコマンドでMacのパッケージ管理ツールのHomebrewをインストールします。 % /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
The Gopher character is based on the Go mascot designed by Renée French TIG 真野です。Go1.22連載の8本目です。 Go 1.22 ライブラリのマイナーアップデートである net, net/http, net/netip を取り上げます。 アップデートサマリnet: TCPConnからUnixConnへのio.Copy() で、Linux’s splice(2)システムコールが使われ性能改善 #58808net: WindowsでDNSリゾルバは-tags=netgo 付きでビルドすると、DNSクエリの前に%SystemRoot%\System32\drivers\etc\hosts から検索するようになる [#57757]https://github.com/golang/go/issues/57757)net
Go Mistakes Book Details Go言語でありがちな間違い このページは『100 Go Mistakes』の内容をまとめたものです。一方で、コミュニティに開かれたページでもあります。「ありがちな間違い」が新たに追加されるべきだとお考えでしたら community mistake issue を作成してください。 Jobs Is your company hiring? Sponsor the Japanese version of this repository and let a significant audience of Go developers (~1k unique visitors per week) know about your opportunities in this section. 注意 現在、大幅に多くのコンテンツを追加して強化している新しい
目次 目次 はじめに NeWork とは リリース頻度変更の背景 それまでの運用 課題 実現方法 解説 日次でワークフローが起動するようにする main ブランチの HEAD にタグが付与されていなければ付与する develop に差分があれば main へのマージを自動で行う 細かな工夫点 main の内容を develop に自動で取り込む 祝日はリリースしないようにする 自動リリース・自動 develop → main マージの制御 Slack にリリース結果を通知する stg 環境に変更内容を通知する その他の考慮 上司への事前説明の省略 スプリントレビュー前のリリース リリースノート 品質面 リリース頻度を変えてみて おわりに はじめに こんにちは、NeWork 開発チームの藤野です。普段はオンラインワークスペースサービス NeWork のエンジニアリングマネジメントをしています
質問されることが多いのでPostgreSQL初学者が運用を行うためにしっておく知識に必要な内容をまとめる。 PostgreSQLの基本的なアーキテクチャ PostgreSQLのアーキテクチャを知らないと自分がやっている作業が危険な作業かどうかわからないし、パラメータの意味もわからない。 そこで以下のリンクを読むと良い。 富士通が後述の資料を参考にまとめたのだろうなと思われる記事。 非常によくまとまっているのでわかりやすい。 www.fujitsu.com もっと細かく知りたいならPostgreSQL Internalsがおすすめ。 富士通の資料と重複するところがあるがこっちが本家。 Githubで管理されているので誤字脱字などあったら気軽にPRを出してほしい。 www.postgresqlinternals.org PostgreSQL Internalsが少し古いので最新事情で知りたい場
Terraform はそのままだと管理が大変 みなさん IaC (Infrastructure as Code) してますか?パブリッククラウドをIaCするなら、 Terraform が便利ですね! しかし、本格的に使い始めると、こういう問題がすぐに出てきます。 複数環境の楽な分け方を知りたい ワークスペースはなんか嫌だ とはいえ、環境間で共通するボイラープレートをどうにかしたい 環境内で適用するモジュールを細分化・分岐したいけど面倒 環境ごとに使うモジュールを切り替えたい テスト環境はAuroraではなく安いRDSにしたい モジュール(tfstate)を分割して小さい範囲で適用したい 大きなモジュールは影響範囲がわからないし、差分計算にそれなりに時間がかかってしまう 分けたモジュールを一括適用するのが面倒 モジュール間の依存関係がわからない モジュール(tfstate)間での値参照が面倒
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