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原作は『ライアーズ・ポーカー』『世紀の空売り』のマイケル・ルイスが書いたノンフィクション。作品の舞台となっている球団、「オークランド・アスレチックス」は、弱小チームで予算が少ないのによく勝っている。その裏にいた男とは…というお話です。 押井:プロスポーツを舞台に、スポーツクラブのマネージメント映画を作るというのはアメリカではひとつのジャンルになってるんです。日本にはなぜかほとんどないんだけど。常々いつか自分でも撮りたいと思ってるんだけどさ。 押井さんが撮りたいのはどういう内容の企画なんですか? 押井:熱海グランスパってJFLで低迷しているサッカーチームがJリーグに昇格するという話。だいたい構想もできてるんだけど、たぶん誰も撮らせてくれないかな(笑)。それこそ日経ビジネスオンラインはこんなに読まれているし、いろんなビジネス本が売れてるし、企業小説も流行ったじゃん。なんでこの国ではプロスポーツ
2012-11-10 彼女は勉強「だけ」ができない 最近は店長候補とする人間を育てている。二十代前半の女の子で、その子には夕方の学生の子を育てるべく二人ばかりを預けている。で、あるときその子がグチっぽく言った。 「どうも自分から動いてくれないっていうか、いつまで経っても頼りっきりなんですよね」 そんで今日、その店長候補の子と俺と、あと新人で夕方からのシフトに入る機会があった。その場合でも俺が直接教えることはあまりしない。あくまでその店長候補の子が教育係で、どっちかっていうと俺がレジとかの通常業務をやるような状態になってる。 んで、彼女が新人さんに揚げ物をやらせていた。 「すいません、フライドチキンはいくつ揚げたらいいですか」 「んー、じゃあ5本で」 「それとポテトがもうじきなくなりそうですけど、これはどうしますか」 「いまはそのままでいいや」 などというやりとりをしていた。 さりげなく様子
誰かがミスをすると私たちは腹が立ち、怒鳴ることもあります。怒る理由はミスをした人の行動を変えたいためです。しかし、いくら怒っても彼らの行動は変わらないどころか、反抗的になることさえあります。100万人以上のメンバーが所属する非営利政治活動グループ「Demand Progress」の設立者で代表のAaron Swartz氏は、「重要なのは人間を変えることではなく、仕組み(システム)を変えること」と述べています。今回はSwartz氏が米・ゼネラルモーターズ社(以下、GM)の事例をもとに「史上最悪の工場を変えたシンプルな教え」について語ります。 ■米・ゼネラルモーターズ社の実験 米・カリフォルニア州フリーモントにあるGMの工場は最悪の状態でした。当時の労働組合長は「戦いの毎日でした」と振り返ります。「働いている時間より抗議活動をしている時間の方が長かったのです。ストライキは日常茶飯事で、毎日が混
法政大学准教授上西充子先生のツイートで発見したのだが、リクナビ2014に載っている漫画マンガでわかる!就活のギモンがひどい。 リクナビ編集部は、日本の雇用や若者の実態をまったくわかっていないことが可視化されてしまった。 まず、イラストそのものが個人的好みではなく、虫唾が走るものであり、学生をバカにしている感がいっぱいだったのだが、それはおいておこう。なんせ内容がひどい。 第1回目では 「うちのパパ昔は大企業で残業なしでのんびり働いていてたんだけどさー」 とあるが、大企業の残業の実態をわかっているのだろうか?学生をミスリードするものでしかない。その後に登場する、仕事が忙しくてもキラキラしている人の描写も「やりがいの搾取」そのままではないか。「まともな働き方」という視点が欠如していると言わざるを得ない。 特にひどいのが第2回目だ。ブラック企業に対する記述がひどい。ブラックとは人使いが荒いだけで
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「グローバル化」はジャーゴンではなく、具体的な物質的根拠と客観的なシステムを持っています。 そのひとつが、「コンテナ」です。 以下、「コンテナ」にまつわる、今もなお色褪せない話をします。 「沖仲仕」という仕事があります*1。 この言葉自体は「差別用語」だということで、もっぱら「港湾労働者」といいますが。 要は、港で、輸送船の荷物の積み替えをする、「荷揚げ労働者」の人達のことです。 1950年代当初、沖仲仕に従事する力自慢の男たちは、ニューヨークで5万1千人以上、ロンドンでも5万人以上いたらしいです。 こういうイメージ 波止場 コレクターズ・エディション [DVD] マーロン・ブランドAmazon日活100周年邦画クラシック GREAT20 赤い波止場 HDリマスター版 [DVD] 石原裕次郎Amazon犯罪も絶えない。 ところが、1976年には、港湾労働者の数は7割減、その仕事の内容もすっ
テーマは何だろう? グローバル時代の真実、雇用喪失時代の悲劇……。いずれもちょっと違う。まぁ、いい。まずは皆さんも、読み進んでみてください。 「道にまだ詳しくなくって…。すみませんが、行き方を教えていただいてもいいですかね?」 先日、仕事の帰り道で乗り込んだタクシーの運転手さんは、目的地を告げるなり、そう話し出した。 数年前から道を知らない運転手さんが、明らかに増えた。だから「またか……」としか思わなかったし、「はい。〇〇方面に向かってくだされば、近くなったら詳しく言いますね」と、いつものように私も答えたのである。 ところがその運転手さんは私がありきたりの答えをするや否や、突然、ご自身の身の上話を始めた。年齢は、恐らく40歳過ぎ。話しぶりからは、50歳にはなっていないと思われる。で、その内容が、何とも考えさせられるものだったのである。 中国語が話せて最初は重宝されていたが… 「いやぁ~、ホ
60歳と30歳が組んで、新しい仕事を創る。 ライフネット生命保険は、30代の岩瀬大輔と60代の私とがタッグを組んでスタートした会社です。 面白い!画期的だ!と言ってくださる方がたくさんいらっしゃるのですが、最初から世代の違うコンビで生命保険会社を創ろうと計画していたわけではありません。いや、むしろ偶然から始まったのです。 じゃあ、私が創業を決めた理由は何か? 順番にお話しいたしましょう。 2006年。私は、長年務めていた日本生命から子会社であるビル管理会社へ、役員として出向していました。同時に、当時の小宮山宏東京大学総長から声を掛けていただいて、非常勤の総長アドバイザーも務めていました。 実のところ、時間はたっぷりありました。 「遺書」のつもりで書いた『生命保険入門』 その時間を使って、保険業界での経験を元に、『生命保険入門』という本を書き上げました。保険業界の若手に伝えたいこと全てをつぎ
僕はどのように日本文化を発見したのか、どうやって日本語を勉強したのか、なぜ日本で働き住むようになったのかを今日紹介したいと思います。 どこから始めればいいのか悩みましたけど、「第一日目」からでもいいかなと思いました。この記事を幾つかのセクションに分けてみました。 一日目 どうやって日本文化と出逢ったのか どのように日本語を独学したのか どうやってお金を稼いだのか 人生の初めての目標 : ジャパニーズドリーム 妻とどこでどのように出逢ったのか 日本航空時代 : 初めてサラリーマンになった どうやって日本に辿り着いたのか キャリアをどのように日本でスタートしたのか ぬるま湯に浸かれると危険 アマゾン時代 どのようにアフィリエイト収入を稼いだのか なぜシアトルに引っ越したのか 副業は今の会社の始まり 第一日目僕はロンドンのイーストエンドで生まれ育ち、両親は中国系マレーシア人だ。幼かった頃は、両親
前回の記事で「誰が、どんな数学を、どのように使っているか」の表がクリックしても大きくならない、見えない、見たい、なんとかしろ、という話があったので、それを。 Hal Saundersの書物When Are We Ever Gonna Have to Use This?にある 「100の職業人に聞きました、あなたが仕事で使う数学はどんなん?」をまとめた表をそのままスキャンして貼り付けるのもどうかと思ったので、これを元に、より多くの数学のスキル/知識を使う職業から順にソートして並べてみた。 Saundersは、職業人に使われている数学を60のトピックにまとめているが、これについても、より多くの職業で使われるものから順に並べた。 (クリックで拡大) 元のデータをgoogle spreadsheetにアップロードしました(2017.12.31) 元々この本は、教科書に頻出するあまりに非現実的な応用
時間外労働(残業)に対する割増賃金に関する条文です。 「政令で定める率」という表現の通り、社会情勢に応じて、政令で割増率を変更出来るように規定されています。 現在の割増率は以下の通りです。 時間外又は休日労働が深夜(夜10時〜翌朝5時)に及んだ場合には、それぞれ5割以上、6割以上の割増が 必要になります。 @時間外労働で、さらに深夜労働 2割5分以上 + 2割5分以上 = 5割以上 A休日労働で、さらに深夜労働 2割5分以上 + 3割5分以上 = 6割以上 ※休日で、8時間を超えた場合でも、深夜に及ばない限り2割5分の割増で良いことになります。 ◆ 法で定めている「割増」はあくまでも「法定労働時間」(1日8時間/週40時間)を超えた場合です。 法定労働時間を超えていなければ割増の必要はありません。 ・この計算をすることによって、少しでも人件費を削減することは可能です
世界中から集まった頭脳が食うか食われるかの出世競争を繰り広げるシリコンバレー。そこで勝ち残り大きな報酬を手にするには何が必要か、アップル本社の元シニアマネジャーに聞く 金融危機後も世界最高の頭脳と野心と資金を引きつけ続ける米カリフォルニア州のシリコンバレー。その中からさらに選りすぐりの才能を社内に囲って競争させるのが、アップルやグーグル、フェイスブックといったIT企業躍進の原動力だ。 スティーブ・ジョブズ復帰後の米アップル本社で2002年からの7年間、開発本部の品質保証部シニアマネージャーとして働いた体験を近著『僕がアップルで学んだこと』にまとめた松井博(46)は、超エリートたちが恥も外聞もなく出世競争に明け暮れるのを目の当たりにした。しかも、「共食い一歩手前」と松井が形容するこの競争は意図されたもので、アップルに限らず成功している米企業に共通する成長の方程式だという。 シリコンバレーでも
(「自己都合で退職した元同僚が半年間のプー経験を売りに在籍時以上の待遇を求めて復帰を希望してきて驚いた。」http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20120612#1339503482 のエピローグです。) 僕は小さな食品会社の営業課長。一年前に「自分探し」を理由に自己都合で退職したゆとり世代の元同僚、自称必要悪君から、折り入って頼みたいことがあるという連絡を受けた。自己都合での退職後に在職時以上の条件を求めて復職を申し出てくるなど、いろいろあったが、親切心というのかな、ボランティア精神というのかな、少年期にボーイスカウト活動で養われた、そういう種のものが僕のなかで湧きおこってきて、まあ話を聞くだけならと場末の焼肉屋で会うことになった。 とりあえず中ジョッキ。乾杯。必要悪君は今夏から務めはじめた会社をやめたと言う。理由を尋ねると一ヶ月も働いているのに夏休みをくれな
2011年02月14日 手帳を使いこなしている人に憧れます。皆様の手帳テクを教えてください。 Tweet 0コメント |2011年02月14日 22:00|文房具|仕事・勉強|Editタグ :手帳ステーショナリーGTDスケジュール管理メモ >http://toki.2ch.net/test/read.cgi/stationery/1128509132/文房具板「手帳を使ってる人に憧れるんだが・・・」より 1 :1:05/10/05 19:45 ID:BEa1XV37 いや、手帳持っても書くことないんです。 仕事のスケジュールは卓上のパソコンで管理してるし、 大体、一日中役所の中にいる公務員なんだけど、 人と会うような約束とかもあんまりないし。 プライベートはというと更に悲惨で、週2回の習い事はあっても、 飲みに行く事なんて月1〜2回程度だし、 趣味っていってもピアノくらいで、 遊びに行くこ
一流の秘書は、自分のボスに会わせるべき人、会わせないほうがいい人を的確に見分ける鑑識眼を持っている。服装や話し方、発言の妥当性、仕事ぶり……。ボスをトラブルから守るために秘書たちが蓄積してきたテクニックとは? 目の前の人が怪しいと見抜くプロのノウハウ これまでの人生で、一度も人にだまされることなく、一人前のビジネスパーソンに成長した人は少ないだろう。だまされれば、たいていは大金を失うことになる。下手をすれば周囲から同類だと疑いの目で見られる。だから、できるだけ早い機会に、できれば初対面で、目の前にいる人が信用できるか、信用できないかを見分けたいと思うのは当然である。 自分のボスに、信用できない人を会わせたら、たちまちにして、プロではないと評価される人たちがいる。企業トップや政治家の秘書である。彼らは信用できない人を見分けるノウハウを持っているに違いない。そこで、元外資系エグゼクティブの秘書
音楽プロデューサー・佐久間正英さん、漫画家・佐藤秀峰さん。佐久間さんのブログエントリー「音楽家が音楽を諦める時」に呼応して書かれた、佐藤さんの「漫画家が漫画を諦める時」をきっかけに、異業種対談が実現した。 2人とも緊張し、遠慮気味にお互いのプロフィールを探りながら話が続いてきたが、実は佐久間さんは漫画家に憧れていた時代があり、佐藤さんには音楽の才能はないと諦めていた過去が判明(「職業編」をお読みください)。 現在の本業ではお互い「諦める時」をイメージしつつ、現実にはひとつも諦めていないように見える、二人の話のその続きをどうぞ。 コンピューター化とコストの関係 ―― 音楽はコンピューター化が進んで今の状況があるんですが、漫画はコンピューター化で効率が上がったとか、制作費が安くなったということはありますか? 佐藤 漫画の場合、ほとんどが人件費なんですね。コンピューター化しても人は減らないんです
先日、「ものづくり系シェアハウス・渋谷モクモクハブ」のオープニングパーティに参加しました。そこで「スタートアップとして大切なことは、すべてももクロから教わった」というLTをさせてもらったのですが、後で何人かからコメントをもらったり以外と反応が良かったのでブログに残しておきます。 ※自分は、ひょひょいと海外まで行ったりする某sugyanさんに比べたら足下にも及ばないくらいのにわかモノノフですが、これはネタではなくて真面目です。 その1.奇跡のチーム ももクロは、それぞれ個性の違う5人が集まって奇跡のチームを結成しています。世の中にはこのメンバーがよく集まったなぁという音楽バンドがあったりしますが、スタートアップも一緒で一番大切なのはチームなんじゃないかと思います。 得意分野の違うメンバーが集まって化学変化を起こすことで、その人数以上のパフォーマンスを発揮する。そして世の中にインパクトを与え
「社内政治は本当にキツい。マイクロソフトもすごいらしいですが、それに負けないくらいすごい」 「そもそも要求が無茶なんです。まずジョブズの思いつきから始まるわけです」 数々のヒット商品を生み出してきたアップル。世間では創業者の故スティーブ・ジョブズを、神様のように畏敬の念をもって崇める人々も多い。 だが、実際のアップルの現場では、多くの優秀な人材を集め、優れた製品やサービスを生み出すために、キレイごとだけでは済まされない、“超過酷な”社内政治やジョブズから出される“不可能に近い”要求に、社員は絶えずさらされているのだ。 アップルのスマートでクリエイティブなイメージの裏には、どんな姿が隠されているのか? 4月に発売され、IT業界のみならず多くのビジネスマンの間で好評を博している『僕がアップルで学んだこと』(アスキー新書)(http://www.amazon.co.jp/dp/404886539
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