大西 孝弘 日経ビジネス記者 1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。2018年4月よりロンドン支局長。 この著者の記事を見る
児童への性搾取・虐待の最たる原因は2つあります。ひとつめは「貧困格差」で、ふたつめは「歪んだ優越関係」です。 特に途上国における子どもの売買は、貧困格差に起因しています。 本来、自分の子供を嬉々と奴隷として悦び勇んで売り飛ばす親など、いるはずがありません。心身共に飢えて病む、今日の食にも貧困する極めて逼迫な家庭の事情から、やむを得ず愛児を売り渡す状況が、人身売買の最たる禍根になっています。 世界情勢も絡んだスケールの大きい話になりますが、この問題を解決するには、途上国の貧困の撲滅が最重要課題となるでしょう。 例えば、G8のような発展国が協力し合い、貧困国各地に学校を創設してその国の教育水準を上げたり、その土地に合致した農作技術を村人たちに啓蒙・敷衍させたり、等。 手に職、学を身に付けさせ、労働力を上げ、その国の経済と文化を発展させることです。 また、他の発展国とも比べて圧倒的に少ないながら
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