東京都で林業に従事する東京チェンソーズは、2006年の創業以来、ほぼ右肩上がりで業績を伸ばしている。創業当初は地元森林組合からの委託事業がほぼ100パーセントだったが、2010年に下請けからの脱却を目指し、180度の方向転換を図った。2014年4月末の前期終了時点での年商は、約6500万円にのぼるという。林業というレガシーな業界において、東京チェンソーズはなぜ一定の成功をおさめることができるのか。opnlab主催のイベント「農家×林業家が語る:一次産業の新たなビジネスモデルとソーシャルメディアマーケティング」で登壇した代表の青木 亮輔氏が、これまでの取り組みと今後の展開について語った。 レッド オウル 編集&ライティング 1964年兵庫県生まれ。1989年早稲田大学理工学部卒業。89年4月、リクルートに入社。『月刊パッケージソフト』誌の広告制作ディレクター、FAX一斉同報サービス『FNX』