大相撲の元幕内北青鵬の暴力問題で、宮城野親方(元横綱白鵬)が師匠の立場を外された宮城野部屋の処遇を預かる伊勢ケ浜一門に対し、日本相撲協会の執行部から〝物言い〟がついたことが13日、分かった。 春場所は大島部屋付きの玉垣親方(元小結智乃花)が宮城野部屋の師匠代行を務めるが、4月以降については一門が複数の案を10日に協会へ提出。宮城野部屋は当面の閉鎖、十両伯桜鵬ら約20人の力士は大島部屋へ、宮城野親方は伊勢ケ浜部屋(師匠=元横綱旭富士)の部屋付きとして転籍することを軸としていたが、それらは差し戻された。 大島部屋の師匠、大島親方(元関脇旭天鵬)は「もう一度全部練り直せということでしょう。前とは違う案を出さないといけないと思う」と説明。関係者によると、宮城野親方と力士を同じ部屋へ転籍させる案が浮上しているという。伊勢ケ浜一門には宮城野部屋以外に5部屋あり、大島部屋や浅香山部屋などが受け入れ先の候