なげなわぐも観察日記
さて、公務員叩きは相変わらず人気取りの定番であり続け、公務員の待遇切り下げを公約に掲げ有権者に媚びを売る候補者は日本各地で後を絶ちません。そうした流れの中で、よく引き合いに出されるのが公務員と民間企業の給与比較ですね、公務員の給与が高いという「設定」と「誤解」に基づいて、その給与引き下げの必要性を訴えるのが彼らの基本行動です。 公務員給与は国や自治体の「業績」ではなく民間の平均に合わせて増減する仕組みですので、民間の平均給与が下がれば公務員の平均給与も下がるわけですが、なぜか人事院のデータとは真っ向から矛盾するデータ――公務員の給与は民間の給与より高いとするもの――が出回っています。どういうカラクリかというと、「非現業(≒ホワイトカラー)の正規職員」の平均と「全職種、パート、アルバイト含む」平均を比較しているからだったりします。中には(それが携帯電話の料金広告であれば行政指導の対象となるで
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