ある日のことである。私はおでんを作っていた。 すべての具材を鍋に入れ、煮込むこと1時間。いいにおいがしてきたところで蓋をあけてみると、な、なんだこれは。おでんの具が、ちくわから、さつま揚げから、すべてふわふわになってだし汁から浮かび上がっているのだ。おでんって、こんな食べ物だったか?なにが彼らをこのような姿に。 (田村 美葉) 検証:おでん 仮説を検証するため、酢入りおでん製作工程を再現しよう。そもそも、なぜ酢がおでんに混入したかというと、それは田村家伝統のずぼらな性格に一因がある。
ある日のことである。私はおでんを作っていた。 すべての具材を鍋に入れ、煮込むこと1時間。いいにおいがしてきたところで蓋をあけてみると、な、なんだこれは。おでんの具が、ちくわから、さつま揚げから、すべてふわふわになってだし汁から浮かび上がっているのだ。おでんって、こんな食べ物だったか?なにが彼らをこのような姿に。 (田村 美葉) 検証:おでん 仮説を検証するため、酢入りおでん製作工程を再現しよう。そもそも、なぜ酢がおでんに混入したかというと、それは田村家伝統のずぼらな性格に一因がある。
iPhoneは自分で作ったプログラム(いわゆるアプリ)を入れて、外に持ち出して使えるからすごく楽しい機械です。iPhoneユーザーはみんなアプリを作ったら良いのに。 テレビ、パソコン、携帯電話に電子レンジ。ありとあらゆる電化製品にはコンピュータが入っている。自動車だってコンピュータ制御だ。コンピュータが入っている機械は必ずと言っていいほど、「プログラム」に従って動いている。 「プログラム」とは、コンピュータがどう動くか書いてある「指示書」みたいなものだ。人間が指示書やマニュアルに従って行動するのと同じように、コンピューターは「プログラム」に従って動いている。 今回は、そんな「プログラム」の世界をわかりやすく紹介してみたいと思います。もし興味を持ったらプログラムを作ってみるといいですよ。きっとすごく楽しいから。 (松本 圭司) 基本は流れ図 プログラムと言っても、まず基本になるのは流れ図、格
皿うどんと言えば、長崎で2番目に人気のある麺類だが(1番目はちゃんぽん)、そんな皿うどんに関して、ネット上で時折熱く論議が交わされているのを目にすることがある。 もっと多い例は、 「皿うどんに酢をかけるのはおかしい」 という議論で、酢ではなくソースをかけるべきというのが多くの長崎人の意見である。 次に多いのは、 「皿うどんはあんかけ焼きそばではない!」 という話。 いや、それよりも 「皿うどんはうどんじゃない」 ということの方が先ず突っ込まれるべきでは、という気もするが… そんな皿うどんに纏わる幾つかの話題をお伝えします。 (T・斎藤) 皿うどんにはソースをかける 長崎人は皿うどんにソースをかけて食べる。 一方、関東では酢やからしをつけて食べることが多い。 「関東では」と書いたのは、私が関東出身で関東についてはわかるものの、それ以外の「皿うどんには酢文化」のエリアの範囲がわからなかったので
秩父でキャビアを作ってるらしい。 それも人工の模造品などではなく、本物のキャビア。正しくはチョウザメの養殖を行っているそうなのだ。 上京して数年程度の知識では、埼玉県の山奥にあるのが秩父で、こんにゃくがうまいところが秩父で、とにかく変な祭りばっかりやってるのが秩父、であるはずだ。 次に入ってきた情報はキャビアがとれました、なのだ。何かの間違いではないか。 早速、秩父で何が起こっているのかを見に行った。 (大北 栄人) しかし気になるのはなぜ秩父!なぜキャビア!だということだ。 埼玉の山奥秩父。パッと思い出すのはジャランポンや甘酒まつりなどの奇祭の数々、非常に「奥まった」文化を持つという印象がある。 だが、一方埼玉出身のライターに言わせれば高校で「山奥組」と呼ばれていた秩父の子達が一番お洒落であり、そこにはテクノDJさえいた(※記事『こんにゃく旅行、秩父へ』)という。 山奥でテクノDJやキャ
秋になると、アパートの近くの空き地で炭火をおこし、砂肝や椎茸を焼きながらビールを飲んだ。 春にはもちろん、夜桜の下で熱燗を沸かして飲んだ。いい思い出だ。 ひょいっと担いでいくだけで、何でも焼ける。お湯も沸かせる。寒くなったら暖まれる。そこに小さな一つの宇宙が生まれる。素晴らしい道具。 もしかしたら二日くらいなら他の熱源を使わなくても、七輪だけで暮らせるんじゃないだろうか。(なんせ宇宙だ) 挑戦してみた。 七輪ニスト(シチリニスト)の朝は早い
市民祭が好きなので、この季節楽しくてならない。 奇祭とか大祭でない、普通の人たちが普通のことで舞い上がっているのが好きなのだ。 今年の埼玉県久喜市民まつりにはリクガメと新幹線が出るらしい。ああ、もうだめだ。進軍ラッパだ。行こう行こう、心の上官殿に怒られるから早く行こう。 そしてそんな縁もゆかりもない市民まつりでリクガメと新幹線を探していたら、大福を見つけた。 これが全く甘くないどころか塩辛かったのだ。なんだそれは。 (大北 栄人) 市民イベントは大きいほうがいい かつて何度も失敗してきたが、市民イベントは大きさが大事。よそものが来ても埋没できるくらいの大きなイベントがいい。 今回はさすが埼玉の市。人が多い。広場だけでなく、道路二本ずっと出店が続いてる。これはいい。 埋没しすぎて地元の人だと思われて、提灯に貼る色紙書きを声かけられてしまった。 「なんでもいいんで書いてください」と言われて「久
超能力……なんとステキな響きなんでしょうか。 妄想癖のあるボクは、こんな閉塞感バリバリの現実世界を超能力みたいなフシギな力で変えられたら……なんてしょっちゅう妄想しています。でも、超能力なんて実際に使えるワケないし……。 そんなことを思っていたら、こんな情報が入ってきました。なんと「超能力たこ焼き屋」というのが存在するらしいのです、これは行ってみなくては……! (絵と文:北村ヂン)
「動物感謝デー」というイベントがある。獣医師会やペット用品の企業のブースが並び、動物同伴OKというもの。 動物に感謝しながら堪能してきた。 (ほそいあや) 動物感謝デー 食用、ペット、補助犬などの介護・福祉分野など、人間は毎日のように動物の恩恵を受けている。その健康を管理する獣医師会が広く動物の共生社会の構築を啓蒙する、という目的のイベントらしい。 簡単に言うと「動物っていいな」というイベントだ(簡単に言いすぎ)。
「自分へのごほうび」という言葉がある。仕事や勉強などをがんばった自分に、ちょっと奮発して自分で何かプレゼントしよう、といった意味だろう。 若い女性だったらお気に入りのスイーツや、ちょっと高めのアロマといった感じだろうか。自分だったらなんだろう。さすがにスイーツという柄ではないから、寿司や焼肉あたりだろうか。いや、それもいいのだが、できたら普段の自分の生活を少しグレードアップするのがいい。 そう考えて答えが見えた。ソーセージ食べ放題だ。 こんな風に書いていながら、特に最近何かをがんばったわけではない。でも思いついてしまったのだからしょうがない、衝動のおもむくままにしてみよう。 (小野法師丸) ソーセージへの思いあふれて 「自分へのごほうび」という言葉を引き合いに出しつつ、それとは関係なくやりたいというのが本音のところであるソーセージ食べ放題。さらに言ってしまえば、今回やろうとしているのは朝昼
世の中にはいろいろな料理が存在する。 名古屋ではおでんはミソ味だというし、大分県では鳥を揚げるのではなく、天ぷらにした「とり天」なるものがあったりする。知らない人にとっては、その料理は少し驚きだったりする。 個人の好きな料理はさらに驚きな場合もある。 僕は世界で一番「塩で握ったおにぎり」が好きなわけだが、「そんな物が一番好きなの!」と言われることもある。安上がりでいいではないか。 そして、文豪の森鴎外は「饅頭茶漬け」が好きだったそうだ。 饅頭茶漬け? と思うがぜひ食べてみたいと思う。 (地主 恵亮) 森さんの大好物 森鴎外といえば誰もが知っている人だと思う。「舞姫」や「山椒大夫」など多くの小説を発表している。内容は知らなくても、作品名は知っているだろう。60代の人も知っていれば、キャピキャピと渋谷を闊歩する女子高生も知っている有名人だ。
海沿いの田舎道を行くと、ときどき「海の方を向いた家」にでくわす。1階は船のためのガレージ(っていうのかな?)で、2階が住宅、というケースもある。すてきだ。 おそらく船宿か漁師さんの家なのだろう。ぼくらの日常の常識では、家というものは道路側を向いているものだが、これらの建物はそうではない。そこになんだかとてもぐっとくる。 地方に旅行に行ったときにしか出会えないものだと思い込んでいたが、あったのだ!すぐそばに! しかも魅力的にちょうごちゃごちゃ! (大山 顕) 神奈川県の子安にあります! ああいう、船小屋と住宅がいっしょになった建築に惹かれるという人は、ぼくだけじゃないと思う。きっと。なんだかいいよねえ、ああいうの。うまく説明できないんだけど。 で、今回そういう建物がたくさん並んでいるところに行ったので、それを見てもらおう!
僕はなつめさんというオスの黒猫を飼っていますが(元々は妻の猫ですが)、こないだ4歳になりました。 なつめさんは自分の抜け毛で作った毛玉で遊ぶのが大好きです。換毛期(猫は年に2回夏毛と冬毛が生え替わります)にブラッシングすると大量の猫毛が取れるので、それで毛玉をつくってやると喜んで遊ぶのです。 今日はそんな猫の毛玉のつくり方を紹介したいと思います。投げるとくわえて戻ってきたりして可愛いんですよ、これが。 (松本 圭司) 猫の毛玉のつくり方 その1「猫を飼う」 毛玉を作るには猫の毛が必要で、その毛を得るためには猫を飼うのが手っ取り早い。猫はその辺にいっぱいいるし、なんなら保健所に行けばいっぱいいるので飼い始めるのは簡単。 なつめさんの場合は、ベランダに餌を置いていたらお母さん(クロ)が寄ってくるようになり、しばらくしたらなつめさんを連れてきたので可愛がっていたら部屋に上がり込むようになった。「
小学生の頃、8月の終わりは全く夏休みの宿題が終わっていなくて、てんやわんやな日々を過ごした。いや、よく思い出してみると僕は結局、小学1年生から高校3年生までの12年間の夏の終わりを、そんなてんやわんやで迎えた気もする。 当サイトで「夏休みの自由研究手伝います」と募集したところ、小学5年生の男の子から「モーターを使った何か…」という工作のお手伝いの依頼を頂いた。 ふわふわしていることこの上なし。 どこか学生時代の僕に似ている。ぜひ、大人になり美大卒となった僕がその工作を誠心誠意手伝おうではないか。 (地主 恵亮) 36万円の微笑み 夏休みの終わりが近いある日に、南町田駅でその子と待ち合わせをした。 僕が知っている事前情報は小学5年生の男の子と言うことだけだ。その子の顔は知らないし、向こうも僕が来るとは知らない。ネットで知り合った人たちが会うのはこんな感じなのだろう。
東京の電車の混み具合はすごいと聞く。聞かなくてもきっと誰もが知っているような気がする。 でもそれって本当だろうか。本当だとしたらどれくらいすごいのだろうか。 どうやって検証しよう。ポケットの中にはビスケットがひとつあって、割れるたびにひとつがふたつ、ふたつがよっつになって喜んだ時代があったらしい。ポケットの中にビスケットを入れて、たたかなくても満員列車でビスケットがどれだけ増えるかを考えてみたが、ビスケットでは味気ない。 そこでラッシュ時にその都市の名物をポケットの中に潜めて、検証してみることにした。 (ライスマウンテン) その1.東京でポケットの中にひよ子と東京ばな奈 まずは東京だ。東京で満員列車に乗る前に、東京ばな奈とひよ子を調達しようとした。しかし東京駅で売っている東京土産はどれも箱詰めのものばかりで単品で買うことができない。しかたなく買ったのは東京ばな奈の4個セット。ぼくは単品で食
ドラムを120台所有している方が大阪にいることを知った。 120台だよ。ドラムだよ。ドラムってあの楽器のドラムだよ!プロのドラマーでもそんなに大量のドラムを持っている方はなかなかいないんじゃないだろうか。 いったいどういうことなのか。そもそもドラムをどうやったら120台も保管できるのか。これはちょくせつこの目で見て、その方とお話ししてみなければならない。 「これはすごいことになる」という予感を胸に、一路東大阪市に向かった。 (大山 顕) とにかくすごいことになっていた 「ここに来てください」とご本人よりご指定いただいた東大阪市のとある街。ここに、倉庫を借りて120台のドラムを保管しているということだ。いったいどうなっているのか。もしかしてとんでもないお金持ちなのか、と思っていたら!とにかくすごいことになってた。
以前、当サイトの読者投稿コーナー文章ヒルズにて「理解されずらい好きなもの」というテーマで投稿を募集した。されずらいってのは誤字です。すみません。 すると来た来た、たくさんの投稿が!タクシーの匂いから始まり尾てい骨を触られることや日光で熱されたサドル。などなど微妙に分かるような分からない様な感じで心をくすぐられる。 その中でやったことのない食べ物の食べ方がわんさかと。心をくすぐられた物を色々やってみました。 (尾張 由晃) 梨チーズ ( みきT さん ) 甘みの強い梨を16等分ぐらいにして、そこにスライスチーズをはさんで食べるのが大好きです。 シーズンのたびまわりの皆さんに勧めるのですが、だれも試してくれません。 ちなみに6Pチーズにイチゴジャムつけて食べるのも好きです。
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