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ブックマーク / note.com/7cot (4)

  • 書評『不可逆的なダメージ』アビゲイル・シュライアー著—われわれはジェンダーイデオロギーを克服することができるのか|Oranssi

    匿名のインターネットによる書評トランスジェンダーに懐疑的で「ジェンダーイデオロギー」という言葉を使う人物にもかかわらず、書にあまりにがっかりしていたので面白かったから訳した。 https://substack.com/@duckwalk文化的な火種というのは、つくづく気まぐれで、誰もが予想だにしなかったところから現れるものだ。それは人生の妙味、運命の悪戯である。 例えば、男女平等権憲法修正案は、どう見ても文言レベルの修正だった。第27次改正。そのひとつ前の改、正が、選挙権を21歳未満にまで拡大したのと同じプロセスで可決されただけのものだ。 1971年、時の大統領リチャード・ニクソンはこの修正を全面的に支持しており、およそ反対の声が上がるとも思えなかった。「および女性」をいくつか追加するだけの、ごくごく簡単な修正である。議論の余地もない眠たい話だと、誰もが考えていた。 とんでもなかった。

    書評『不可逆的なダメージ』アビゲイル・シュライアー著—われわれはジェンダーイデオロギーを克服することができるのか|Oranssi
  • 消える少年—ジェンダーをめぐる文化闘争は、深刻化する若年齢男子の教育上の困難を透明化している—|Oranssi

    City Journal(米の保守系メディア)の記事抄訳 青い州——私の住むブルックリンのサッカーチームの少女が着ているTシャツのように真っ青な——の経典によると、「未来は女性のもの」なのだそうだ。大学のキャンパス内に限って言えば、それは実現している。 昨今、大卒者の女性率は6割にまで達しており、男性は4割にまで落ち込んでいる。この増加傾向は今に始まったことではなく、1980年代初頭からゆっくりと続く現象ではあるものの、いよいよもって記録的な規模に達しており、注目を集めているものだ。 注目を集めるのは良いことだ。雇用状態の悪化・結婚率の低下・不安定な家庭の増加など、多岐にわたる波及効果を考えれば、男性への高等教育率の下落は、この国の社会・経済的展望を懸念する者すべてに対し、警鐘を鳴らす現象である。 しかし、この問題をさらに深く掘り下げてみると——多くのメディアの記事がそうであるように——大

    消える少年—ジェンダーをめぐる文化闘争は、深刻化する若年齢男子の教育上の困難を透明化している—|Oranssi
  • 売春の非犯罪化から16年、スウェーデンで起こっていること|Oranssi

    2015年のMICの記事の抄訳。 売春は質的に搾取なのか?それとも、ステークホルダー全員の自由と平等の最大化のため、改善の余地があるだろうか? 欧米諸国はこの問いに何年も取り組んできた。売春が規制されていない場合、セックスワーカーにとって危険であることは広く理解されているが、労働者を保護し、エンパワーするためにこの産業を改革することができるのか、それとも完全に廃止すべきなのかについては、議論百出である。 改革のプロセスの中で、欧州のいくつかの国では、これを合法化し、職業として標準化しようとする動きが見られる。2001年、ドイツでは、セックスワーカーを他の産業の労働者と同様に扱うことを義務付ける法律が成立し、これによりセックスワーカーは賃金改善を訴えることや、健康保険・年金などの福利厚生を十全に利用できるようになった。しかし、今日でもドイツでは虐待や性的人身売買が深刻な問題として残っている

    売春の非犯罪化から16年、スウェーデンで起こっていること|Oranssi
  • ドメスティック・バイオレンスは家父長制の結果ではない|Oranssi

    進化心理学ポスドクLimor Gottliebの記事抄訳。 研究によると、異性愛者の女性は、少なくとも男性と同等の頻度でパートナーに暴力をふるう傾向にあるという結果が一貫して示されている。 ご存知、ジョニー・デップは、2018年のワシントン・ポストで、自身をDV被害者だと告発した記事をめぐって、元アンバー・ハードを訴えている。この係争は米バージニア州の裁判所に持ち込まれ、裁判の模様が生中継されている。デップは、ハードが自分を殴ったり脅したりしたことを認める音声をいくつも記録しており、DVを痛烈に告発しているのが特徴だ。 「世界中に言ってみたらどう、ジョニー。私、ジョニー・デップは男で、DVの被害者ですって。どれだけの人が信じるか、味方になってくれるか見ものだわ」。 現在、パートナーからの暴力をテーマに博士論文を書いている心理学と人間関係の研究者として、私はこの事件を注意深く見守り、社会が

    ドメスティック・バイオレンスは家父長制の結果ではない|Oranssi
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