あとはこれらを固定するための「1/4インチで首下16mmのボルト/バネ座金/ワッシャー」が必要です(3脚などで使用されるカメラネジは1/4インチです。少し大きいホームセンターの金物売り場なら必ず売られているので探して買ってきましょう。ワッシャーは調整の為に3つぐらい買ってきた方がよいかもしれません。安いし)。 モニターアームは「VESA規格」に対応していて、それなりに自由に動かせて、高さの稼げるもの。同等品ならなんでも良いと思いますが、耐荷重をしっかりと見てから買いましょう。 ▲マウントプレート(左)にクイックリリースアダプタ(右)をボルト類(下)を使って取付け、それをまるごとモニターアームに取り付けます。プラスドライバーと、ボルトを締めるレンチが必要です。 ▲後ろから見た様子。左から、モニターアーム、マウントプレート、クイックリリースアダプター。 ▲本来ならボルトはナット止めするのがベス
こちら、ピッカピカのメッキパーツです。実に美しいですね〜。少々勿体ないですが、こちらのメッキを落としていきます。メッキは塩素で剥げますが、このようなゴールドメッキはクリアイエローが上から塗られているので、まずラッカー溶剤で塗料を落とす必要があります。 ▲ラッカー溶剤を染み込ませた筆で、表面を撫でていきます。そうすると表面のクリアー層が落ちます ▲次にハイターのような塩素系の漂白剤に漬け込みます。メッキ落とし専用の溶剤でもOKです ▲メッキが落ちて、黒や半透明で乳白色な成型色があらわになりました。これで塗装ができます 次に金色を塗装します。今回使用するのはガイアノーツのシャンパンゴールドとスターライトブラス。配合比は8:2程度にしています。次の工程で色を落とし込むので、明るめな金になるように調色して塗っています。 ▲かなり使い込んで歴戦な瓶になっています……。メイン色となるシャンパンゴールド
▲自慢のプラモがずらりと並ぶ夢の通り道じゃ プラモ作りのある暮らし、やってますか!いくつかの模型が完成し始めるとまっさきに足りなくなって「どうしよう!」と慌てるのがプラモの置き場所であることはよく知られています。プラモの箱はいくらでも積み重ねることができるけど、せっかくの完成品はそうもいかないので、「展示すること」がめっちゃ重要になってきます。それは毎日プラモ触っている私も同じ。 そこで今回は箱庭技研さんにサポートいただき、アクリル製のディスプレイケースを導入することで空間を有効活用することにしてみました。結論から言うと、ケースとしてのクオリティ高い、組むのはかんたん、展示してみたら超幸せ空間が爆誕するということが判明し、これを広く皆さんに知らしめる必要があると感じた次第。ぶっちゃけアクリルというのは素材そのものが高いので、この精度で加工されていて組み立て〜インストールまでがちゃんと設計さ
東京・三ノ輪のギャラリーHIROUMIで開催中(2023/10/13-11/5)の『MIXINGSCAPE』は彫刻家/作家である大森記詩氏によるミキシングビルド作品の個展だ。「彫刻家による個展」なんて聞くとアートと対峙する心持ちで見なきゃいけないんじゃないかと身構えてしまうかもしれない。でも安心して欲しい。大森氏は『月刊ホビージャパン』をはじめとした模型専門誌で活躍するプロモデラーでもある「こっち側」の人間でもあるから。「模型誌モデラーの作る模型作品展」という心持ちで見に行って大正解。 プラモデルの展示会を何度か経験しているヒトならまず驚くだろうと思うのはそのサイズ。全てが30センチを優に超え、ガンプラでビックスケールとされる1/60スケールのキットより大きな模型作品なのだ。 作品ごとに設定されたスケールは1/16~1/12スケール。仕上がりもちゃんと「そういうスケールの模型」に見える。四
いままで何度脳内で毒づいたかわからない。 真面目にやれよ、プラモデルを。ちゃんと見ろよ、タミヤを。 プラモデルが持っているキッチュさと、それをクールにまとめ上げるタミヤの世界的なブランド力。だからこそポップアートの文脈においても、あるいは個人の同人活動においても、「タミヤのプラモデルのパッケージを模倣する」というのは何万回とコスり倒されてきた手法である。そして私はプラモデルのこともタミヤのことも深刻に愛しているため、たとえばデザインのエッセンスとして提示されたランナー状のものがプラモデルとして成立しない形状であったり、タミヤのフォントチョイスや字詰めやレイアウトのフィロソフィーを理解していないDTPデータを見ると、あっという間に血液が沸点に達してしまう。 ヨコサカタツヤの作品を友人に紹介されたときも、私はそれを一瞥して「数多あるタミヤのホワイトパッケージのパロディのひとつ」と決めつけてしま
いま自分の中でガンプラが熱いブームになっておりまして、そのなかでも『SDワールドヒーローズ』がとてもホットなアイテムになっております。これ、めちゃくちゃかっこいいんですシンプルに。パキパキに入ったモールドに各国のヒーローをモチーフとしたデザイン。パッと組んでシールを貼って置いておくだけでも満足度は高いのですが、やはりこのモールド、塗り分けたい欲求もまた高いのです。 ▲マジメに塗り分けようとするとこういうアイディアが必要になる…… 塗り分けたらさぞかっこいいだろうなぁと思いつつ、その塗装工程を考えると仕事帰りのサラリーマンがマスキングして塗ってマスキングして塗って……うーんじゃあこのままでいいか!となっておりました。が、先日。Twitterを見ていたところ閃きまして。これ、水性塗料ならマスキングしなくてもいけるんじゃないか、と。さっそく今まで買ったことない水性アクリル塗料をごっそり買ってきま
まずはあなたのスマホカメラに「望遠カメラ」は付いていますか。付いていませんか。付いている場合はラッキー、付いていない場合はひと手間かけましょう。モバイル版Lightroomを立ち上げたら右下にカメラのマークが入った青いボタンがあるので押してみると、カメラモードが立ち上がります。AUTO/プロフェッショナル/HDRという3つのモードが選べますが、白背景で撮影したい場合は「プロフェッショナル」を選択してください。 ・モバイル版Lightroom(iOS用/App Store) ・モバイル版Lightroom(Android用/Google Play) ここから説明する撮影の方法はライティングが適切にできていることが大前提です。未読の人は下の記事をまず読んで、背景紙、デスクライトひとつ、レフ板のご用意をしてから撮影編を読んでくださいね! ▲寄り過ぎ! ここでプラモを大きく写そう!とカメラを近づけ
▲できるなら手を汚さずに作業したいけど乾いてないとこを触ったり、うっかり手をついたり、結局どんどん汚れちゃう プラモデルの作業、特に塗装は手が汚れる。ラッカー系はもちろんエナメルも水性塗料も、学校の課題で使っていた水彩絵の具や墨汁だって爪や指紋に流れこんだら石鹸でもなかなか落とせない。薄め液で素手を拭うのもなんだかとっても肌に悪そう。経験的にはお風呂に入って髪を洗うと爪の隙間に入ったとこまできれいに落ちるんだけども、塗装のたびにシャンプーするわけにもいかない……。 そんな時に用意しておきたいのがクレンザー入りの石鹸。もちろん人間用のヤツ。スーパーやドラッグストアでは大抵の場合、食器やシンク用のモノしかおいてないけど、ホームセンターで探してみれば人間用のが置いてある。自転車のチェーン交換した時の油汚れとか、日曜大工の塗料汚れ用のハンドソープが売っている。
海洋堂から発売されるARTPLAの四天王像シリーズは、大きさこそ違えど同社から過去発売された「カプセルQミュージアム 日本の至宝 仏像立体図録3 威容の四天王編」と見た感じほとんど同じ造形。その時はこの出で立ちの像は「広目天」という名前で売られていたのですが、プラモになったら名前が変わってしまっている。そういえば、今年の静岡ホビーショーで並んでいたときもこの製品のネームプレートは広目天でした。なんでいきなり名前が変わった? ▲耳が別パーツなのおもしろい! ▲頭部が前後割りで、耳の造形だけ左右方向から深くキレイに彫刻するパーツ構成なんすね! 「すわ、開発の過程で製品名がごっちゃになってしまったのか?果たしてそんなことあるのか?」なんて考えていたら、詳しい人からメッセージが。「このプラモの造形のイメージソースになっていると思しき興福寺の四天王像って、じつはここ数年で名前が入れ替わったんですよ」
nippperは「ニッパーを握るすべての人がプラモの楽しさをより多くの人にアピールするための投稿型プラットフォーム」です。そんなnippperに投稿してみたいけど、いったいどうすればいいんだ!? というアナタのために、寄稿の方法をまとめました。ぜひ読んで、contact@nippper.comまで原稿いきなり送ってください。(どう書けばいいかはここに全部書いたので、個別のお問い合わせにはお答えしていません)みなさんの投稿をお待ちしております! ■題材について キットレビューをお待ちしています。完成させる必要はありません。nippper.comでは、プラモデルを「買いたくなる」「作りたくなる」「なにかひとつ試してみたくなる」をテーマにした記事を展開していますから、「これを見たら絶対に買いたくなるはずだ」「自分はこれが好きすぎるのでみんなにも伝えたい!」というのが取り組みやすいテーマです。新製
『紅の豚』といえばあの赤い飛行艇、サボイアS.21。しかしここにはそれがふたつある。左がS.21初期型、右が”フォルゴーレ号・後期型”だ。あなたの風邪はどこから?私は宮崎駿の連載『飛行艇時代』から。 ということで、よく見るとエンジンのカタチや主翼の大きさが違う両者の話。どっちが正しいとかじゃなくて、いわば”原作”にあたる『飛行艇時代』(『月刊モデルグラフィックス』連載のマンガ)に登場した機体と映画『紅の豚』に登場した機体の差異についてはファインモールドの「フォルゴーレ号・後期型」を買うと説明書にこれ以上ないほど詳細な解説が記されている。これを読むだけでも紅の豚オタクレベルが10くらいUPするので必読だ。
プラパーツを塗って「木」にする。戦車や飛行機の模型で度々現れるシーンです。そして木の色は模型のアクセントにもなるんですね。これをたった3手で誰でもいい感じに塗装できる方法をご紹介します! ▲地面の茶色? これで行けるの? 使用するのはGSIクレオスのMr.ウェザリングカラー グランドブラウンです。これをひと塗りすればプラパーツが間も無く「木」になります。 ▲白やタンなどを下地に塗ります いきなりプラパーツに塗っても成型色が汚れるだけです。筆塗りや缶スプレーなどで白、もしくはカーキやベージュ、タンなどを塗って下地を作ります。 ▲ウェザリングカラーにはGSIクレオスの「接着剤用筆」を装着すると作業効率がアップするよ 下地が乾いたら、なんも考えずにグランドブラウンを全体に塗ります。 ▲平筆を「木目」を表現したい方向に動かして見てください ウェザリングカラーうすめ液をほんの少ししみ込ませた「平筆」
プラモを作り始めてから「うわー、そこピンポイントで持ってないわ!」となりがちな工具ナンバーワン(しかもドンピシャのを持っていないとうまく作れない)がピンバイス。ドリル刃を装着して指定された直径の穴を開ける工具です。たとえば上の写真のような指示が出てきたら直径0.8mmのドリルを探し出し、ピンバイスのチャック(ドリルを固定するための仕組み)を適切なものに交換してしっかりとネジで固定し、いざ穴開け。終わったら適当にケースに戻して……あれ、どれが0.8mmのドリルだっけ……ってなりますよね。オレはなる。 そこに颯爽と出現したのがゴッドハンドのクイックドリルビットです。直径違いのドリルが5本セットになっており、専用のケースに収まっています。そしてどのドリルも同じ形の「4mm六角軸」に固定されているので、4mm六角軸のピンバイスを持っていればワンタッチで交換可能。なにこれ偉すぎる……。 じつはゴッド
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