フランスの第一線で活躍するソムリエたちによる日本酒コンクールがパリで開かれ、最優秀賞に岐阜の酒造会社の純米大吟醸が選ばれました。 パリで開かれた日本酒コンクールはフランスのホテルやレストランで活躍するソムリエたちが審査を行うのが特徴で、ことしで7回目です。 今回は日本全国の酒蔵から、これまでで最も多い1192銘柄が出品され、28日、106人のソムリエが審査した結果が発表され、授賞式が行われました。 最優秀賞に選ばれたのは、岐阜の山田商店の純米大吟醸「玉柏(たまかしわ)」で、授賞式に参加した山田一光専務は「目標のひとつにしてきたコンクールなので大きな励みになる」と喜びを話していました。 また、日本酒と別に設けられた本格焼酎・泡盛の部門では、187銘柄のなかから宮崎の柳田酒造の麦焼酎「青鹿毛(あおかげ)」が最優秀賞に選ばれ、柳田正代表が「焼酎の知名度は世界ではまだまだ低いが日本酒に負けないよう