ミャンマー西部ラカイン州で、ブルドーザーによって破壊された村を写したとされる航空写真(2018年2月9日撮影、同月12日提供)。(c)AFP PHOTO 【2月13日 AFP】ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で、ブルドーザーで一掃されたとみられるイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の複数の集落の航空写真がソーシャルメディア上に投稿され、ロヒンギャの家々とその歴史そのものを抹消しようとする動きだとしてミャンマー政府に改めて非難が集まっている。 ロヒンギャの武装組織が警察の検問所を襲撃したことをきっかけに、ミャンマー軍がロヒンギャの掃討作戦を実施。以後ラカイン州から隣国バングラデシュに避難したロヒンギャは70万人近くに上っている。 ミャンマー軍の行為に対しては、民族浄化に当たるとして国連(UN)をはじめ世界中から批判が集中している。 この掃討作戦を、ミャンマーがロヒンギャ