【コピアポ(チリ北部)=平山亜理】チリ北部・コピアポ近郊の鉱山落盤事故で地下に閉じこめられていた33人のうち、妻と愛人の間で取り合いになり、「アタカマ(地方)の不誠実男」などとメディアで取りざたされた作業員ジョニー・バリオスさんを、性的不能治療の宣伝役に起用する話が持ち上がっている。 地元メディアによると、バリオスさんの起用を考えているのは、男性の健康な性生活を推進する医師グループ「メンズ・クオリティー」。2006年に設立され、チリとパナマで、不能や早漏の治療をしており、3300人の患者を対象にしている。 バリオスさんは、28年連れ添った妻と、つきあって5年になる愛人がいるが、救出用カプセル「フェニックス」で地上に出た時、出迎えたのは愛人だった、と話題になった。