1月20日、ジョー・バイデン氏は演説で結束と融和を呼び掛け、「民主主義が勝利した」と宣言するとともに、山積みの仕事を抱えて米大統領に就任した。写真は20日、ホワイトハウスから花火を見上げるバイデン大統領とジル夫人(2021年 ロイター/Tom Brenner) [ニューヨーク 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ジョー・バイデン氏は20日、演説で結束と融和を呼び掛け、「民主主義が勝利した」と宣言するとともに、山積みの仕事を抱えて米大統領に就任した。環境対策や人種間の平等と並び、今求められているのが経済を是正するための大規模な政策だ。そこでバイデン氏が経済政策に成功すれば、将来の選挙を今より欠陥の小さい姿に変えるのに役立つかもしれない。彼自身が再び出馬するか否かに関わらずだ。 資産と所得は米国民の投票結果を左右するのみならず、米国民が投票したいと望むか、投票が可能かの問題にも