先日、高橋幸宏のアポロン時代のビデオのDVD復刻のお手伝いをさせていただいたことは別エントリーで書かせてもらったが、こうした復刻は実は幸せなパターンである。あの2タイトルはオリジナルの発売元であったアポロンの解散の前に、幸宏氏の事務所に権利委譲がなされたことで、よくあるマスター紛失などの難を逃れた。普通、ビデオソフトメーカーが倒産する際に、問題のある債権者の手に渡ると、それをDVD復刻したいメーカーがマスターの存在を突き止めることはできても、権利保有者がやたら法外な値段を請求するなど条件を汲んでくれないなどが理由で、復刻を断念せざるを得ないものが実に多いのだ。また、闇に葬りさられなくても、一時、経営不振で国際放映が手放した時期があったと思われる『小さなスーパーマンガンバロン』のように、写真もないぞんざいなパッケージ(写真を使うと肖像権侵害になるため。ビデオ化権は別扱い)でノイズだらけのフィ