《どうか本校をお助けください。現在、理事長の理不尽な命令で中学校・高等学校の校長が校内への立ち入りを禁じられており、自宅待機処分となっております。理事長に異論を唱えた副校長、教頭ら4人も役職を解任されました。これは理事長の職権乱用です》 【画像】理事長の“問題発言”を糾弾する「質問状」 7月上旬、差し迫った様子のメールが「文春オンライン」に届いた。訴えるのは古都・京都にある創立146周年を誇る平安女学院中学校・高等学校(以下・平女)の学院関係者だという。 平女は、1875年(明治8年)に設立された幼稚園から短大・大学までが備わったキリスト教主義の女子校だ。京都市内の中心地にあり、京都御所に隣接、すぐ近くには世界遺産の二条城がある。日本で初めてセーラー服を採用したともいわれ、元NMB48の山本彩も通っていたことがある。 そんな伝統校で校長が“出禁”になる異常事態が発生したというのだ。 事の発