「竜とそばかすの姫」Blu-rayスタンダード・エディション 中村佳穂Amazon 細田守監督の新作「竜とそばかすの姫」。「時かけ」以外の細田作品を毎度毎度けなしているわたくしが劇場で観てきました。けなしながらも観てしまう、イヤミではなくこれは細田監督の力だと思う。本当に嫌いなら観なくなるもんな、神山健治監督作品みたいに。 いつもの電脳空間、いつもと違うキャラデザイン以下、ネタバレあり。未見の人は読むなよ絶対読むなよ! 「U」と「竜」が聞き分けづらい (★2) 今作はよく言えば細田守の集大成、悪く言えば使い回しの焼き直しだ。新しいことをやって不評だった「未来のミライ」の後なので、過去にウケた要素を集めてベスト盤にしたのだと思う。わたくしこれが非常に気に入らない。主人公すずが目覚め、ベッドから落ちた瞬間からもう激しく気に入らない。こんな定型芝居、ひと山幾らの深夜アニメで毎クールやってますわ。