厚生労働省が3日発表した2021年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.30と6年連続で低下した。出生率が下がる大きな要因として、若い世代の子どもを持ちたいという意欲が減退していることがある。少子化に歯止めをかけるには、女性の賃金水準が低く、家庭のなかで家事・育児の負担を背負う状況を解消することが欠かせない。婚姻率は、新型コロナウイルス禍で出会いの場
今年の1月に初めての子どもが産まれたので、出産に併せて育児休暇を取ることにした。 育児休暇を、取ることを決めたのは、共働きだし、家事も分担制なので、育児だけ妻にさせるのはフェアではないし また職場も育児休暇をとることを推奨していたからだ。 三か月なのは、最短で保育所に預けれるのがそれくらいだということだったからだ。 長期間育児休暇を取ることを、伝えると、多くの人に「奥さんが働くの?」と聞かれた。なるほどいっしょに休暇を取るという発想は、まだまだ浸透していないのだなと感じた。 育児が大変なのは、いろんな媒体で見たり聞いたりしていたが、正直子ども一人に対して、休んでいる大人が二人いれば、余裕だろうと思っていたが、初めての育児はそんなに甘くなかった。 最初の1、2か月は二人いてぎりぎりだった。 というのも産後の体力の低下により、妻が病気を発症し、入院することになったからだ。両方の両親は高齢かつ遠
鴻上尚史さん(撮影/写真部・小山幸佑) 写真は本文とは関係ありません(※イメージ写真/iStock) 作家・演出家の鴻上尚史氏が、あなたのお悩みにおこたえします! 夫婦、家族、職場、学校、恋愛、友人、親戚、社会人サークル、孤独……。皆さまのお悩みをぜひ、ご投稿ください(https://publications.asahi.com/kokami/)。採用された方には、本連載にて鴻上尚史氏が心底真剣に、そしてポジティブにおこたえします 怒るというより「虐める」に近いほど子供を叱りつけてしまうと落ち込む、3人の子育てに奮闘中の38歳母親。自分は性格破綻者なのかと自己嫌悪に陥る相談者に、鴻上尚史が「怒ることでは、子供は成長しない」と答えた意図は? 【相談82】子どもを叱り過ぎてしまい、怒るというか、むしろ「虐めている」に近い状況のときがあります(38歳 女性 ハルコ) 鴻上さん、はじめまして。38
IT系勤務の俺は春からすっかりテレワークというやつで、一日中家にいて過ごしている。 ところが、「お前が一日中家にいるのがストレスだ」と母が発狂しそうになっている。 (家を出ろという意見もあるだろうが、これは家庭の事情というやつでこちらの意志ではない) なぜ?と俺は思った。 夏休みの子供がお母さんに嫌がられるのは分かる。仕事が増えるからだ。 毎日昼飯を作る必要がある。単純に学校に行っていた時間分、監視・管理義務が増える。自由研究などの特殊タスクをチェックしなければならない。 さぞめんどくさいだろう。めんどくさいことは嫌だろう。 しかし俺は夏休みの子供とは違う。もう大人だ。 昼飯は自分で用意できるし、外出を記録しておく必要もなければ、まさか仕事の進捗を見てもらう訳でもない。 ましてや四六時中同じ部屋にいる訳でもなく、会うのはせいぜいコーヒーを飲みにリビングに来る時ぐらいではないか。 「もう嫌だ
夫婦で家事の分担について協議するため、必要な作業を互いに書き出してみたら、妻から4K並に細やかな工程表が提出された――。ある夫婦の、家事への認識の差を示すエピソードが興味深いです。工程表、Excelで190行もあるのか……。 投稿主の妻が書き出した家事リスト。朝食一つとっても、「パンを焼く」「マーガリンやジャムを塗る」を別項にするなど工程を事細かに記し、「各作業が必要とされる根拠」まで示している ツイートでは2ページ目まで公開されているが、これでも全体の一部。Excelシートは190行もあるという こちらは投稿主が提示した家事分担表。家事への認識が、夫婦で大きく違うとひと目で分かるざっくり感 工程表をTwitterで紹介したのは、夫のカタオカ(@peterminced)さん。家事の分担を明確にすることで、外出自粛中の家庭内衝突を防ごうと、夫婦でそれぞれ家事のタスクを洗い出すことにしました。
人生の選択肢に不正解はない。「仕事と子育ての両立」で悩んでいた私にそう教えてくれたのは、ある男子大学生だった。 記者として働きながら2人の子どもを育てている筆者。夫の仕事も忙しく、仕事も子育ても中途半端な自分に罪悪感を抱えることも少なくない。 だが、男子大学生にシッターとして週に1日子育てと家事を頼むようになり、考え方が変わった。男子大学生と私たち家族の交流を紹介する。(中村かさね/ハフポスト日本版) 「両立」って、誰のものだろう。 「仕事と子育ての両立」は、数年前までの私にとって、最大のテーマだった。 仕事を終えて保育園に直行しても午後7時過ぎ。必死で走って迎えに行ったのに、保育園から「帰りたくない」と泣きわめく息子。 後から“お迎え”のお友だちにも次々と抜かれていく。保育園の入り口にしゃがみ込んで意地を張る息子を無理に自転車に乗せることもできず(暴れて危ないので…)、途方に暮れた。 「
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