明治から終戦までに日本国内(現日本領)に建てられた現存しない、若しくは主要部分が失われた建物を紹介していくよ 凌雲閣 かつて東京浅草に存在した12階建てのレンガ建築の塔 起案者は長岡の豪商であった福原庄七で基本建築はスコットランド人建築家のウィリアム・K・バートンによる 1890年に一般公開が開始された 日本の高層建築の先がけとなる建物であり展望室からは東京界隈はもとより関八州の山々まで見渡すことができた 日本発の電動式エレベーターが設置されたのもこの建物である 関東大震災で半壊し、後に陸軍工兵隊により解体された 跡地は現在パチンコ店となっている