ブックマーク / nazology.net (53)

  • ハンターなのに花粉の運び屋?肉食スズメバチの意外な役割 - ナゾロジー

    蜜や花粉に用がないはずのスズメバチが花を訪れる理由セリ科は、セリやニンジン、パクチー、アシタバなどの身近な用植物を多く含む分類群で、世界に3,500種ほどが知られる草性の植物です。 それぞれの花は開放的で、蜜を分泌するため、さまざまな昆虫にとってアクセスしやすい蜜源になっています。 それゆえ、ハナバチやハエ、チョウ、甲虫などをはじめ、時として100種以上の昆虫が訪れ、受粉されることが知られています。 こういった植物の花粉を運び、受粉させる役割を持つ生き物のことを送粉者と呼びます。 一方、スズメバチは肉の昆虫であり、ミツバチのように花の蜜や花粉を集めることはありません。 しかし研究者たちはある日、スズメバチが用のないはずの花に頻繁に訪れているという奇妙な現象を確認しました。 そこでスズメバチたちの目的を調べるため日光植物園で追加観察を行うことにしました。 花を訪れているスズメバチを撮影

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  • オスのヤリイカは誕生日の時期で「リア充になれるか」が決まる! - ナゾロジー

    世間ではよく、好きな人へのアピールの仕方に応じて「肉系」とか「草系」に振り分けられます。 ただ、どちらのタイプになるかはその人の人生経験によるところが多く、生まれた段階で決まるわけではありません。 ところがヤリイカは違うようです。 東京大学の最新研究により、オスのヤリイカの交尾スタイルは生まれた日によって決定することが判明したのです。 早生まれだとライバルと争って正々堂々とメスを勝ち取るタイプになり、遅生まれだとカップルの間にコソッと割り込んで交尾を済ますタイプになるという。 誕生日で交尾スタイルが決まる生き物は魚類で3例のみ確認されていますが、水生無脊椎動物では初めての発見です。 研究の詳細は2024年4月24日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。

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  • 実は世界で一種だけだったシャチが三種になる!和名はどうなるのか? - ナゾロジー

    生物は似たような見た目でも様々な種に分類されているものですが、実は海の王者として知られるシャチは、これまで「シャチ」という名前(種名)でひとくくりにされ、世界に1種とされていました。 しかしついに、そのシャチの分類が更新され、全部で3種類にわけられました。 従来からシャチと呼ばれていた「Orcinus orca(オルキヌス・オルカ、英名:killer whale)」に加えて、新たに「Orcinus rectipinnus(オルキヌス・レクティピヌス、英名:Bigg’s killer whale)」と「Orcinus ater(オルキヌス・アータ、英名:resident killer whale)」の2種が記載されることになったのです。前者のrectipinnusは「直立したヒレ」、後者のaterは「黒い」という意味です。 こうした話を聞くと、そもそも生物における「種」とは何なのだろうと疑問

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  • 実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 - ナゾロジー

    私たちにとっておばあちゃんは身近な存在です。 しかし、ほとんどの哺乳類にはおばあちゃんにあたる存在がいません。 それもそのはず、生き物のあらゆる行動や生活様式は、自分の子孫を残すことに直結しており、子孫を残す能力を失ったおばあちゃんはふつう進化しないはずです。 そのため、「なぜ、私たちヒトにはおばあちゃんがいるのか?」という問いは長年にわたり学者たちを悩ませてきました。 我々ヒトと同じく、イルカやクジラの一部にも繁殖能力を失ったおばあちゃんがいることが知られています。 今回、イギリスのエクセター大学(University of Exeter)のエリス氏(Samuel Ellis)を中心とするチームは、ヒトとイルカ・クジラのおばあちゃんは共通のメカニズムで進化していたことを発見しました。 研究は2024年3月13日に科学雑誌「Nature」に掲載されました。

    実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 - ナゾロジー
    boxshiitake
    boxshiitake 2024/04/07
    人に近い霊長類でも閉経したメスはすぐ死んでしまうのね
  • 遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー

    シャカシャカと虫のように歩けるのでしょうか? ポルトガルのグルベンキアン科学研究所(IGC)で行われた研究により、マウスの遺伝子を操作することで、性器になるはずだった細胞を追加の後肢に変換し、6脚のマウスを作り出すことに成功しました。 これは生殖器の代わりに後肢を増加させたのだという。 足と生殖器にはなんの関係もないように思えますが、なぜそのようなことができたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年3月20日に『Nature Communications』にて公開されました。

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    boxshiitake
    boxshiitake 2024/04/04
    わお
  • 子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー

    余分な卵は保険かそれとも糧庫か?余分な卵は保険かそれとも糧庫か? / Credit:Canva多くの鳥たちは少し多めの卵を産みます。 3匹のヒナが理想的な種では4個の卵、4匹のヒナが理想ならば5個の卵というように、卵の数は想定するヒナの数に「プラス1」したものになります。 これまで、この「プラス1」された卵は孵化の失敗・病気・捕などによるヒナ喪失の保険として機能すると考えられてきました。 しかし新たに行われた研究によって、ヤツガシラと呼ばれる鳥たちでは卵を「プラス1」する理由が普通とは違う可能性が示されました。 ヤツガシラはユーラシアとアフリカの両方に広く分布している雑(肉より)の渡り鳥であり、日でも冬になると少数のヤツガシラが渡来することが知られています。 しかしヤツガシラにはもう1つ、高い兄弟いの頻度が知られていました。 これまでの研究で、ワシやタカなど多くの鳥類で兄弟同

    子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー
    boxshiitake
    boxshiitake 2024/03/24
    生きていれば腐らないから長期保存にもなると
  • 呪印の刻まれたイカ?ニュージーランド沖深海探検「未知の生物」新たに100種以上 - ナゾロジー

    深海は未知のモンスターだらけのようです。 研究者いわく、現在見つかっている海洋生物は予想される全体の10%にも満たず、さらに海底の80%以上はいまだにマッピングされていないという。 つまり、海の世界は地球上で最も謎に満ちた場所の一つといえます。 以前には、チリ沖の深海探査の末に、新種と見られる海洋生物が一挙に100種以上も見つかったというニュースを報じました。 そして今回、ニュージーランド沖での深海探査で新たに100種以上の未知なる生物が発見されたとのことです。 さて、どんな珍妙な生物が見つかったのでしょうか? 100 NEW OCEAN SPECIES DISCOVERED IN NEW ZEALAND https://oceancensus.org/100-new-ocean-species-discovered-in-new-zealand/ New ocean species di

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    boxshiitake
    boxshiitake 2024/03/14
    すごいクリーチャーだ
  • 爪サイズの体からジェット機レベルの爆音が出せる小魚!そのメカニズムを解明 - ナゾロジー

    自然はときに驚くべきスーパーパワーを持った生物を生み落とします。 ミャンマーの河川に分布する小さな魚「ダニオネラ・セレブラム(Danionella cerebrum)」は、人の爪ほどの大きさしかないにもかかわらず、140デシベル(dB)という爆音を出せるのです。 これは救急車のサイレンよりも大きく、一般的な拳銃が発する銃声やジェット機の音に匹敵します。 なぜそんなことが可能なのか今まで謎でしたが、独シャリテー – ベルリン医科大学(CUB)の研究により、小さな体から爆音が生じるメカニズムがついに解明されました。 研究の詳細は2024年2月26日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されています。

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  • ブルーベリーの青色は「構造色」だったと判明! - ナゾロジー

    みなさんの目に、ブルーベリーは何色に見えているでしょうか。 そう、名前にもある通り、ブルーベリーは「青色」に見えますよね。 ところがブルーベリーに青い色素は含まれておらず、果実を搾って得られるのはダークレッド(暗色系の赤色)の色素だけです。 では、どうして青色に見えるのでしょうか? 英ブリストル大学(University of Bristol)が新たに調査したところ、ブルーベリーを含む実が青く見える果実の皮表面を構成するワックス層が青い光を散乱させる微細構造でできていることが明らかになりました。 つまり、ブルーベリーの青はいわゆる構造色で、皮自体に青の色素は存在せず、表面の構造により青色が生み出されていたようです。 研究の詳細は2024年2月7日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 Scientists reveal why blueberries are

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  • 生存戦略に素数を取り込んだ「素数セミ」の羽化周期が重なり今年”1兆匹”が一斉羽化する! - ナゾロジー

    2024年、私たちは自然界の驚異的な一幕を目撃することになるでしょう。 アメリカ合衆国では今年、13年と17年のサイクルを持つ2種類の周期ゼミ( 学名:Magicicada spp .)が同時に羽化すると考えられています。 素数周期で大量発生するセミは「素数セミ」と呼ばれしばしば話題になりますが、2024年に予想される素数セミの出現数は羽化周期が重なるせいで「1兆匹」以上に達する可能性があるとのこと。 同じ現象が最後に起こったのは今から200年以上前の1803年でした。 以前の大量発生時の記録によれば、セミの抜け殻や死骸が雪のように地面に降り積もり「除雪」ならぬ「除セミ」しなければ人や馬車が移動できなかったとされています。 次にこの現象が起こるのは2245年と予想されており、今現在生きているひとにとって、おそらくこれが唯一の機会となるでしょう。 今回はそんな素数ゼミたちの不思議に焦点をあて

    生存戦略に素数を取り込んだ「素数セミ」の羽化周期が重なり今年”1兆匹”が一斉羽化する! - ナゾロジー
  • 東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー

    因果を破って充電します。 東京大学で行われた研究により、因果律の壁を打ち破る新たな手法によって、従来の量子電池の性能限界を超えることに成功しました。 これまで私たちは古典的な物理学も量子力学でも「AがBを起こす」と「BがAを起こす」いう因果律が存在する場合、一度に実行できるのは片方だけであると考えていました。 しかし新たな充電法では、2つの因果関係を量子的に重ね合わせる方法が用いられており、「AがBを起こす」と「BがAを起こす」という2つの因果の経路から同時に充電することに成功しました。 研究者たちはこの方法を使えば、既存の量子電池の充電能力を高めることができると述べています。 しかし因果律を破るとは、具体的にどんな方法なのでしょうか? 今回はまず因果律を打ち破る不確定因果順序(ICO)と量子電池の基的な仕組みを解説し、その後、2つの量子世界の現象を組み合わせた今回の研究結果について紹介

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  • バッタを「3倍の重力環境」で育てたら外骨格がパワーアップ!ただし5倍以上だと… - ナゾロジー

    ドラゴンボールに出てくる惑星ベジータは重力が地球の10倍あります。 そんな環境で育ったサイヤ人たちは、地球人よりも遥かに優れた身体能力を手にしていました。 どうやらそれと同じことが地球のバッタにも起こるようです。 独ブレーメン応用科学大学(BUAS)の研究で、重力室の中で育ったバッタはわずか2週間で脚の強度がパワーアップすることが明らかになりました。 重力室でトレーニングを積んだ悟空のように、バッタも過重力に晒されることで強靭なジャンプ力を手にできるようです。 研究の詳細は、2023年12月6日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されています。

    バッタを「3倍の重力環境」で育てたら外骨格がパワーアップ!ただし5倍以上だと… - ナゾロジー
    boxshiitake
    boxshiitake 2023/12/11
    そんなぶん回されながら飼育できるんだね
  • 謎多き世界最大級の単細胞生物「オオバロニア」その中身は?増殖方法は? - ナゾロジー

    地球上で最大級の単細胞生物、オオバロニア(Valonia ventricose ) 。 この緑藻は、表面から見るとただの光沢のある緑色の球体に過ぎませんが、その内部には驚くべき秘密が隠されています。 日の近海にも存在する、この巨大な単細胞生物たちはどのような「中身」をしており、またどのように細胞分裂するのでしょうか? 今回はまず気になる中身を紹介しつつ、増殖の仕組みについても解説したいと思います。 研究内容の詳細は『Protoplasma』にて掲載されました。

    謎多き世界最大級の単細胞生物「オオバロニア」その中身は?増殖方法は? - ナゾロジー
  • 「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー

    大事なものを盗んでいきました。 日の東京大学で行われた研究によって、尻尾部分が交尾のためにちぎれて泳ぎ去る奇妙な生物「ミドリシリス」の秘密が明らかになりました。 尻尾部分は体内に精子や卵子を満載しているだけでなく、分離にあたっては体とは別の、独自の「目」と「脳」を芽生えさせた「1個体」として泳ぎ始めます。 人間で例えるならば、下半身に新たな目と脳が形成されて分離し「交尾相手を探しに旅に出る状態」と言えるでしょう。 いったいどんな仕組みでミドリシリスはこの驚異的な生殖システムを構築しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年11月22日に『Scientific Reports』にて「日のミドリシリスの芽体形成に関する形態学的、組織学的、および遺伝子発現解析(Morphological, histological and gene-expression analyses on st

    「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー
  • 自動運転AIの学習に「AIの目をかいくぐって横断歩道を渡る」変なゲームが開催される! - ナゾロジー

    人間の代わりに機械が運転を行う「自動運転車」は、現在、世界中で開発が進んでいます。 実用化を目指す上で大きな課題となるのは、「AIが歩行者を正しく認識し、交通事故を起こさない」という点でしょう。 最近、メディアアーティストの木原 共(きはら とも)氏とアートユニット「Playfool」のダニエル・コッペン氏は、自動運転車の安全性に一石を投じる参加型ゲームを開発しました。 プレイヤーはAIに歩行者と認識されないよう工夫して横断歩道を渡りきるようチャレンジします。 そしてこのゲームによって収集されたデータは、自動運転車のAIをトレーニングするのに役立つ可能性があります。 this street-based game challenges you to get hit by a self-driving car to outsmart its AI https://www.designboom.

    自動運転AIの学習に「AIの目をかいくぐって横断歩道を渡る」変なゲームが開催される! - ナゾロジー
  • カメの甲羅には「人類の核の歴史」が記録されている! - ナゾロジー

    かつて、地球上では数多くの核実験が行われていました。 1945年以降、広島と長崎への原爆投下を含め核爆発は2000回以上にも及んでいます。 1963年に部分的核実験禁止条約(PTBT)が締結されて以降は、放射性物質がほとんど飛び散らない地下核実験が主流となりましたが、それまでの約18年間は、主に大気圏内や水中で核実験が行われていました。 人間のみならず、周囲の環境などにも大きな影響を与える核爆発の影響は、どのように地球に刻まれていくのでしょうか。 今回、米パシフィックノースウェスト国立研究所(PNNL)の地球科学者サイラー・コンラッド氏ら研究チームは、カメの甲羅に蓄積されるウラン同位体を測定することで、過去の核爆発が及ぼす環境への影響を測定する新しい方法を発見しました。 一体カメの甲羅にはどのようにして人類の負の歴史が刻まれているのでしょうか。 研究の詳細は、2023年8月22日付で『PN

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  • 重い人ほどローラー式滑り台を速く滑ると判明!物理学の常識を修正か? - ナゾロジー

    滑り台で重い物体の方が速く滑る!?ローラー滑り台は子供の頃より大人になってから滑る方が速度が出て怖い? / Credit:藤尾山公園ローラー滑り台 HD(You Tube)山の行楽地に出掛けるとよく見かけるローラー形式の滑り台。 この遊具を大人になってから滑ったとき、子供の頃より速度が出て怖いと感じたことは無いでしょうか? もしくは子供を先に滑らせて、後から自分が滑ったとき、子供に追いついてぶつかってしまったという経験を持つ人もいるかもしれません。 実際、今回の研究者である村田教授がそうした経験をしたといいます。 確かに筆者も甥と滑り台で遊んでいて、同じ経験をしました。 こうした現象についてほとんどの人は、体重が重くなれば速く滑るのは直感的になにも不思議なことではないと思うかもしれません。 しかし、先にも述べた通り、実際には丸めたティッシュとスマホをベッドに落とせば同時に布団に着地します。

    重い人ほどローラー式滑り台を速く滑ると判明!物理学の常識を修正か? - ナゾロジー
  • 2つの惑星が同じ軌道を公転する「トロヤ惑星」を発見! - ナゾロジー

    想像してみましょう。 太陽をまわる地球と同じ軌道上に、もう一つの地球があることを。 私たちが真夏に突入しようとしているときに、まだ冬を満喫している双子の片割れを。 こうした同じ軌道上を公転する2つの惑星を「トロヤ惑星(trojan planet)」と呼びます。 この惑星は理論上の存在として20年前から仮説が立てられていましたが、いまだ発見には至っていませんでした。 しかし今回、スペイン宇宙生物学センター(CAB)、ヨーロッパ南天天文台(ESO)らの国際研究チームにより、初めての「トロヤ惑星」の証拠が太陽系外に発見されました。 研究の詳細は、2023年7月19日付で天文学雑誌『Astronomy & Astrophysics』に掲載されています。 Does this exoplanet have a sibling sharing the same orbit? https://www.es

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  • 液体の掴んで運ぶ!?アリのユニークな運搬技術 - ナゾロジー

    道端に落ちた飴やお菓子にアリが群がっている様子を見たことがあるでしょう。 小さくかみ砕いたエサを、列になって巣に持ち帰る姿も印象的です。 しかしアリが持ち運べるものはそれだけではありません。一部の種では液体のエサも掴んで持ち帰ることができるのです。 そして今回、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域(農)の藤岡春菜氏ら研究チームは、沖縄産のトゲオオハリアリ(Diacamma cf. indicum)がエサの粘度で運搬方法を使い分けていることを発見しました。 研究の詳細は、2023年6月14日付の科学誌『Proceedings of the Royal Society B』に掲載されました。

    液体の掴んで運ぶ!?アリのユニークな運搬技術 - ナゾロジー
  • ロボットアームの先端にダンゴムシを装着して物を掴んでもらう技術! - ナゾロジー

    生物をロボットアームに!最初の実験台に選ばれたのは?ロボット工学において、アームの先端に取り付けて、物をつかむ・加工する・ネジを締める・塗装するなどの動作を行う装置を「エンドエフェクタ」と呼びます。 エンドエフェクタは人間に代わって色々な手作業をしてくれますが、他方で柔らかく壊れやすい物をつかむ繊細な動作が難しいという課題がありました。 その中で研究チームは「生物そのものをエンドエフェクタとして利用できないか」と思い付いたのです。 過去にヒトの皮膚細胞を培養したものをロボットアームに被せた研究はありましたが、生きた生物をそのまま使った例はありません。 チームが生物をアーム代わりに利用できると考えたのは、多くの小生物には物に触れると反射的に把持する習性があるからです。 例えば、寝ている人の鼻にクワガタを近づけると2のアゴを瞬時に閉じる映像を見たことがあるでしょう。 あれもこの反射運動により

    ロボットアームの先端にダンゴムシを装着して物を掴んでもらう技術! - ナゾロジー