ロシア・モスクワで開かれた国防省幹部との年次会合で演説するウラジーミル・プーチン大統領(2021年12月21日撮影)。(c)Mikhail TERESHCHENKO / SPUTNIK / AFP 【12月22日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は21日、ウクライナ情勢をめぐり欧米が「非友好的」な行動を取るならば、軍事的措置も辞さないと警告した。 またプーチン氏は、ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)新首相との最初の電話会談でも、米国や北大西洋条約機構(NATO)に提示した自国の安全保障に関わる要求について「真剣な協議」を行うよう要請した。これに対しショルツ氏は「緊張緩和」を求めた。 プーチン氏はここ数週間、米国とNATOがウクライナ国境で緊張をあおっていると非難してきたが、軍事的措置の可能性に言及したのはこれが初めて。 同氏は国防