国連マッピング報告書は、2010年に国連人権高等弁務官事務所が公表した報告書です。1993年から2003年にかけてコンゴで発生した617件の深刻な人権侵害について詳細な調査を行い、国際法廷のような司法メカニズムの設立、あるいは特別混合法廷、真実委員会を設立すること、また再び罪を犯さないための保障プログラムも提案しています。しかしながら、公表から10年を経ても、報告書の提案は実現されず、加害者が処罰されないままになっています。ムクウェゲ医師は、本報告書の内容を再検討し、加害者の処罰を行うことを訴えています。 RITA-Congoは、本報告書を日本のみなさまに読んでいただけるよう、サマリー部分を日本語に翻訳しました。ぜひご一読いただき、コンゴにおける人権侵害の実態をご理解いただけるようお願いします。
コンゴ民主共和国キブ州ブテンボで、国境なき医師団(MSF)の支援を受けて運営されているエボラ治療センター(ETC)で、感染が疑われる患者を看病する医療従事者(2018年11月3日撮影、資料写真)。(c)AFP / John Wessels 【6月1日 AFP】(図解追加)コンゴ民主共和国の保健省は1日、エボラ出血熱の新たな流行が、同国北西部で発生したと発表した。同国では東部でエボラ流行が発生しており、新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的な大流行)も起きている。 エテニ・ロンゴンド(Eteni Longondo)保健相は記者会見で、「すでに4人が死亡した」と発表。さらに、国立生物医学研究所(INRB)により、同国北西部の都市ムバンダカ(Mbandaka)で採取された検体が陽性反応を示したことが確認されたと述べた。 同国では東部でエボラの感染が拡大し、2018年8月以降2280人が亡
2019年、コンゴ民主共和国(DRC)北東部の街ベニ。保健スタッフが救急車にカクレ・カベンディブワくん(14)を運ぶ。この前日、姉妹がカクレくんを近くの保健センターに連れて行ったが、治療センターに行くことを勧められると、逃げ出してしまった。保健センターから連絡を受けた世界保健機関(WHO)が家族を発見。家族は地域の啓発担当者と何時間も話し合った末、カクレくんを救急車で搬送することに同意した。(PHOTOGRAPH BY NICHOLE SOBECKI) 世界は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の話題でもちきりだが、史上2番目に大規模なエボラウイルス病(エボラ出血熱)のアウトブレイク(集団感染)がついに終息するかもしれない。 コンゴ民主共和国(DRC)のキブ地域で、大流行へとつながるエボラウイルス病の最初の症例が報告されたのは2018年8月だった。以後、これまでに約3450の症例と
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