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ブックマーク / kmiura.hateblo.jp (42)

  • 2009-01-16 - kom’s log

    http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5447590.ece 白リン弾の人体に対する影響に関して、白リンの酸化反応で生じる煙がほぼ無害である、という記述ばかりが日語では目立つ。2005年にファルージャで米軍が白リン弾を利用したときに、それが化学兵器か焼夷兵器か、はたまた単なる煙幕弾なのか、ということで激しい議論がおきたため、こうしたことになっているらしい(なお、米国政府は当時「化学兵器ではなく焼夷兵器」としている)。たしかに、「煙幕弾」ないしは「発煙弾」、「照明弾」として白リン弾が使用されているという軍による「人道性」を説く解説を素直にうのみにする方々からすれば、煙の人体に対する影響こそが関心の的となるのかもしれない。しかしながら目下ガザ地区で行われているイスラエルによる白リン弾の投下は、幾多もある写

    2009-01-16 - kom’s log
    carrion-crow
    carrion-crow 2009/01/17
    白リンの反応性について / 「製薬会社がつけてくれるMSDSを信じないでウィキペディアを信じるというのがそもそも妙な話であるが…」 / 五酸化二リンのMSDS > https://www.nacalai.co.jp/ss/comdocs/msds/pdf/2/27716.pdf
  • ボクタチの闘争 - kom’s log

    「同じ人間だろ」は断固否定しなくてはならない。同じ人間ではない、という基的な態度をとるべきなのである。 同じではないから、対話が必要なのであり、理解できる部分とできない部分を見極め、合意を形成し、ボトムラインの線引きを行う。ここからここまでは合意に達しましたね、ということで。同じ人間はそもそもありえない。同じ、ということはありえないと絶望しつつも合意が形成できることに僥倖を感じつつそこに社会関係がうまれる。 たとえばこのあたりにみられるように大騒ぎしている某府知事。バカだ、と一蹴すればよい話なのだが、そういっていられるのは実は今日明日の話であって、今後15年ぐらいのスパンで考えれば一蹴するわけにもいかぬ症状である。この人間が考えているのは競争だ。しかもその頭にあるのは、自分を競争という闘争の場から一歩引いて競争とはなにか、競争はこの場面においてあるべきか、といった思想ではない。人がたと

    ボクタチの闘争 - kom’s log
  • とある学位取得間近の院生へのお返事 - kom’s log

    全般に、帰らないと決めて渡航するのではなく、合ってたらそのまますみ続ければいい、ぐらいの感じで、フレキシブルに自分の将来を考えたほうがいいと思います。住む場所は自分で決めるものであって、いやになったら引っ越すことはいつでも可能です。 1、生活への適応 生活に関しては適応できなかった人をめったにみかけないのであまり心配しないほうがいいでしょう。合わない、と感じたらなるべく早く場所を変えることです。海外で暮らす上での一番大きなリスクはメンタルヘルスです。この点に気をつけて、ぎりぎりまで自分を追い込まないようにすればどうにかなると思います。 2、コミュニケーションについて コミュニケーションは言葉の問題ではなく、いいたいことをどれだけシンプルにわかりやすく人に伝えることができるか、という自己表現能力と、他人の話をそのメッセージどうりに理解する能力です。この能力と言語の技術的な能力は別のものである

    とある学位取得間近の院生へのお返事 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/10/22
    ドイツ留学事情。 「ディテールにはまることができるというのはすばらしい能力ですが、それだけでは単なる職人であって研究者ではありません」 
  • 中学教師 - kom’s log

    後輩がちょっと会って話してやってくれ、と頼んできたので、日の公立中学の教師で、目下日人学校に派遣されている若い人にあって散歩したり夕べながら半日おしゃべりした。雑誌やネットでその様子を知ることはできるけれども、新任から5年、悪戦苦闘してきたそのディテールをことこまかに聞いたのは実にはじめてなので、とてもおもしろかった。また、日人学校での教育に関しても、自分の二十年以上前の補習校経験と比較しながら、あー、先生の立場ってこんな感じだったのだろうな、といろいろなことを思い出した。 日の公立中学の問題に関しては、机を投げつけられて、打撲ではなくどうせなら骨が折れれば傷害で訴えることができた、とかストレスでこんな病気に、あんな病気に、などなかなか過激な話があるものの、だったらなぜ教師を続けているのかということをきくと、小さなことで生徒に「ありがとう」といわれたときのうれしさや、渡航寸前

    中学教師 - kom’s log
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/10/17
    海外の日本人学校の話。「日本のカリキュラムのディテールをそのまま教えることになっているので、社会科とか理科が大変なことになる」
  • 閉店法とわたくし - kom’s log

    id:Romanceさんがブックマークでドイツの閉店法(Ladenschlussgesetz)に関する二年前の記事を発掘していたんで、ちょっと触れてみる。閉店法は100年以上の歴史を持つドイツの法律なのだが、この10年でずいぶんと緩和された。ちょうど私のドイツ生活とこの緩和の過程は重なっている。私の経験と閉店法のメリットデメリットなどをつらつら書こうかと思うが、ひとまずは以下が閉店法の簡単な歴史。 1900年 ドイツ帝国で閉店法施行。小売店の営業は平日の5時から21時まで許可。 1957年 旧西ドイツで閉店法施行。原則として、平日は7時から18時30分まで、土曜日は7時から14時までの営業を認めた。日曜は例外を除き営業不可。 1989年 閉店法改正。木曜日の営業が20時30分まで可能になる。 1996年 閉店法改正。平日は20時まで、土曜は16時まで可能になる。 2003年 閉店法改正。土

    閉店法とわたくし - kom’s log
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/09/29
    ドイツ閉店法の話。 「買い物以外にも人生やることはいろいろあるのです。本当に。利点といえばたぶんこれにおいてほか、ありえないかもしれん。 買うものがなくなったときの己の姿を改めて眺めよ。」
  • 秋の気配 - kom’s log

    あちらこちらで沸騰する議論などを眺めて、あー、ドンパチすごいなあ、派手にやってますなあ、などと思いつつ経過なぞを少し読んだりして、これはあきらかにこちらのほうがもっともらしい、あるいは、議論になっていませんね、などと勝手に判断させていただき、また別の議論などを眺める。そうこうするネットにおける経験はずいぶん長いことになるなあ、と思うのだが、きわめて単純に分類すると (1)ほぼ対等な知識・頭脳を持つ人間が互いに議論を行っている。 (2)明らかに知識・頭脳に差のある人間が互いに議論を行っている。 (1)はともかく。(2)の場合、あっという間に結論がでそうなものであるが、殴り合いやリアルでの議論と違ってなにしろいくらでも書ける文字である。ひどいときには差があまりにあるために結論に負けている側がなぜ負けているのか理解できないという恐るべき状況になっている議論なぞもある。かくなる八方塞的状況において

    秋の気配 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/09/09
    「私が”文革2008”と呼ぶところの、インテリジェンスそのものを糾弾するという状況になる」「ネット上の土俵というのは土俵際が存在しないために延々に拡散しつづける」
  • バーベキュー - kom’s log

    夏になるとヨーロッパの人々はやたらとバーベキューをしたがる。週末になるとバーベキューやりまーす、ぜひご一緒にという具合のメールが舞い込んできて、またかよ、と思う。友達には会いたいのでしぶしぶ会場に赴く。煙たなびく会場に到着し、さあさあ、と紙の皿をおしつけられ、ビールはいかが?と生ぬるくなったビールを与えられる。うへ、ぬるい。トム・ウェイツの歌"Warm beer, cold woman"などを哀れっぽく口ずさみながら座る場所はないかと探すが希少なるいすはすべて占領されしかたなく立ちんぼ。野外で飯をうのは野蛮人であると私は思う。露天で火をおこして肉を焼き、グリルをかこんでガツガツと生焼けの肉を貪りう、ビールを瓶のままあおってガハハ、外でう肉はうまいのお、そおだのお、である。ああこの肉片、台所で料理したほうがどれだけ美味いのに、と切れぬプラスチックのナイフでごしごしと肉を断片にしながら私

    バーベキュー - kom’s log
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    carrion-crow 2008/07/28
    「どの文化にも絶対に正しい、この点不可侵であるとされる行為がある。欧米においてはバーベキューだ」
  •  だるま - kom’s log

    久々に天気のよい夕方なので街の広場でビール。 フランス女史が手で輪を作りながらいう。 「あのさ、こんな形してるマトリョーシカみたいな人形、日にあるでしょ」 うーむ、なんだろう。 「願い事して目を描くやつ」 だるまじゃない 「それそれ。で、願い事したのよ。片目だけ黒くして。そうしたら願い事がかなっちゃってびっくりした」 願い事ってなんだったの。 「ヒミツ。でもね、願い事がかなったらもう一方の片目も黒くするんでしょ」 するね。しないとばちあたるかも。 「そのあとで、買ってきたお寺にいって燃さなきゃいけないっていうんだけど」 へーそうなんだ。そりゃしらなかった。 「どこで買ったかわからないから、今度日にいったときには、どこでもいいからお寺に行って燃すつもり」 … というわけで、トウキョウのどこかのお寺で達磨を燃しているフランス人風の女性がいたらきっと彼女だ。

     だるま - kom’s log
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    carrion-crow 2008/07/26
    なんか、かわいい。
  • シンガポールの死刑制度 - kom’s log

    昨晩講師の面々とColbarという飲み屋*1でビールを飲んでいて、シンガポールの死刑制度の議論になった。一緒に座っていたのはインドから移民したシンガポール人、シンガポール在住のアメリカ人とドイツ人、短期滞在のスコットランド人、オーストラリア在住のスイス人。そもそもの話題は、タバコ投げ捨てでどのぐらいの罰金になるのか、という話から、数年前に車にスプレーで落書きして、棒たたきの刑に処された17歳のアメリカ人の話、昨年麻薬所持で死刑になったオーストラリア人の話になって、そもそも重い罰を与えて社会から犯罪を一掃しようという方針はよいのだろうか、わるいのだろうか、という話になった。 南インドからシンガポールの大学に入って苦労を重ねてようやくシンガポール市民になったS氏は、重い罰があることによってシンガポールの秩序は保たれ、犯罪件数はきわめて少ない、これこそ正しい社会のありかただ、という。ドイツ人やア

    シンガポールの死刑制度 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/07/16
    この手の議論は日本に限ったことではないみたい。 「シンガポールでやたらと刑が重いのはかつての日本の占領政策に淵源するらしい」 そうなんだ!
  • 蟹工船 - kom’s log

    今日のル・モンドに蟹工船のブック・レビューが載ったとかでフランス人の同僚にいろいろ聞かれた。若い世代の日人が共感してこのところ売れているということや、小林多喜二がどんな風に殺されたのか書いてあるそうである。フランス語の訳はまだないそうで、仕方がないから英訳でガマンしよう、とかいっていた。ちょうど最近文庫を読んだところだったので、30年代の日の労働者の状況が酷だったのは知っていたけれど、蟹工船が船舶に関する法律と工場を規制する法律のどちらにも引っかからないような状況だったという詳しい話は知らなかった、というような雑談をした。 それにしても、であるが、戦時の従軍慰安婦の実態や現在のたとえば「週刊実話」のエロ話が世界に知られることをどうしてもい止めたい、知られて世界にバカにされることを恐れるがためにその事実の如何よりも、隠蔽しようという意識が優先する人々は、たとえば今後「蟹工船」はフィク

    蟹工船 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/07/11
    「かくなる人々は隠蔽しているという行動が頭隠して尻隠さずにほかならぬ状況、もっとも侮蔑されるあるいは嘲笑される行動であることに気がついているのだろうか。」いやほんと。国益を損なっているのはどちらかと。
  • 2008-07-07 - kom’s log - 民主と私刑

    毎日新聞の海外向け記事の件に関して藤代氏は私刑の主体がマスコミから”ミドルメディア”に広がり拡大している、目下の日が私刑化する社会であることの傍証であると7月7日付の記事で述べている。記事にリンクされた『インターネットと「私刑」化する社会』、という目下の日社会に対する藤代氏による年初頭の分析を眺めて、なるほどと思う。 しかしながら、私刑社会はいまさらはじまった話でもないのではないか、と私は考え直す。日の道徳規範は私刑にかしずく世間体であってきた(e.g.村八分)。「私刑化」というまでもなく私刑は日の社会システムの根源的な一部なのである。裁きの主体は裁判官ではなくて”みんな”。いじめ自体は日にかぎった話ではない。米国にもドイツにもある。しかしながら、私刑がシステムとして形を変えながら歴史を通じ今でも幅を利かせる部分に日に特有な部分がある*1。マスコミからネットへ、という藤代氏の指

    2008-07-07 - kom’s log - 民主と私刑
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    carrion-crow 2008/07/08
    「日本の道徳規範は私刑にかしずく世間体であってきた(e.g.村八分)」「わかってやってるんです、ベタなんです、とかくなる排除を公然と行う。これは実に民主的にしてファッショだ」
  • 2008-06-27

    昨晩の四川料理の店はチャイナタウンにあってかなりグレードの高いうまい店だった。 http://www.bar-shu.co.uk ただ、やっぱり辛い。蒸し鶏や蒸し茄子はうーむとうなるほどうまかった。でも辛い。特に勢いで頼んだ唐辛子の海にタコや魚が浮かんでいる料理はちょっと過激だった。唐辛子だけではなく大量に山椒の実が入っていて(ちなみに中国語では花椒というそうである)、口にいれると最初に山椒の強烈な香りにノックされて、唐辛子の辛味で喉がダウンする、というような二段攻撃。うまいのはうまいのだが、私は辛いものにべなれていないのでフィジカルに大変だった。他にもにが瓜、うなぎなどなど。 この二年半ロンドンに住んでいるドイツ女子空手チャンピョンに電話したら、友達結婚式に行くとかでたまたま私の帰路と同じ便(びっくり)。そんなわけでロンドン・シティ空港で待ち合わせてフランクフルトで別れるまでおしゃべ

    2008-06-27
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/06/28
    「ロンドンの地下鉄の通路は低いし狭いし断面が円形なので洞穴感覚。一方で東京の地下ってそのまま都市だ。」
  • トリアージ、進化論 - kom’s log

    ケーキを売ればいいのに - 福耳コラム http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20080522/1211444127 "ソリューション"って単語、人が相談しにきたときに自分でも時々使っているのに気がつく。目下のあなたの系の限界はかくかくしかじか、一方我々に可能なメソッドはかくかくしかじか、だとしたらソリューションはかくかくしかじかなりけり。 けど、かくなる言葉を使いながら「けっ、そりゅーしょんだってよ」と自分をあざけっている心の中の自分がいたりする。システムとアプローチの可能性をバランスさせてバーター取引。世界、自然現象は複雑で、”ソルーション”=解、なんていっても所詮シノギじゃん、と思ったりするから。”トリアージ”(この言葉は初めて知ったが)よりもこの手の問題なんじゃないかなあ。若い人は心臓に毛が生えていないので、私の場合だったらシニカルに自分を笑っている部分が「かわ

    トリアージ、進化論 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/05/23
    「私の場合だったらシニカルに自分を笑っている部分が「かわいそう」として表象されるわけで、あまりかわらないな、と思う。」 なるほど。 / まぁ「かわいそう」であること自体にはみんな異論ないのでは。
  • 監禁24年の国民性 - kom’s log

    オーストリアで最近発覚した実娘24年監禁事件をめぐって、同じドイツ語圏だけにドイツの新聞はどこもこの話題を熱心に報道している。事件の起きたアムステッテンという街には報道陣が殺到、家族が収容された病院では警官や掃除人に化けた記者が何人も警察に拘束されるという事態になっている。 これまで黙秘していた当事者である父・ヨゼフ・フリッツルが昨日ドイツ・ビルド紙のインタビューに弁護士を通じて答えている。 He condemned as "totally biased" media coverage of what Austrian authorities have referred to as "the worst such crime in history", adding that his treatment of his 42-year-old daughter Elisabeth and he

    監禁24年の国民性 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/05/08
    「オーストリアでは~(中略)~自らの国民性を問う論評(なぜ我々の国で監禁が続出するのか)がさかんに行われている。」 そんな極端な事例、問うても詮無きことのような…。日本でもありがちだけど。
  • 2008-04-01 - kom’s log - 自粛について

    エイプリルフールだということをすっかり失念していてなんどもだまされた。個人的なヒットは「けさの予定だったセミナーのトーク、みんなで待っていたんだけどこなかったみたいで飲みすぎだったのかな?来週お願いします」というメール。すごくあわてて「出張でしばらくいないんで、3週間後でどうでしょう」という返事を書いた。笑いものである。 右翼の街宣車がきたものだから、映画の上映をやめるのだという。 「靖国」今月封切り中止 上映予定館辞退 トラブル警戒 どこに命令されたわけでもないので、映画館が勝手に自粛した、という構図である。上の話には国会議員稲田朋美,によるいちゃもんが先行していた。 靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画「靖国」をめぐり、政府出資の基金から助成金が出されたことを問題視した自民党国会議員が13日、助成の経緯を文化庁などにただす会合を開いた。一部の議員から「助成を取り消すべきでは」との声

    2008-04-01 - kom’s log - 自粛について
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    carrion-crow 2008/04/02
    「ダライ・ラマの肖像画がタブーになっている中国の状況とあまり変わらないのだから妥当であるかもしれない。」 笑えないけど、そんな感じ。
  • 棲み分け - kom’s log

    空手のトレーニング法の動画をニコニコ動画で眺めていて、この動画をドイツ人の空手仲間に見せたいな、と思った。でも”登録してみてよ”とか簡単に言えないし、ダウンロードしてYoutubeに再投稿するほどの欲求でもない。 1994年ごろのインターネットでは、ウェブサイト自体の数が少なかった。だからだろうけれど、サイトがどこの国のものかということよりも、関心を中心にユーザーないし読者のクラスターがなんとなく決まっていたように思う。2008年の今、インターネットは言語によってすみわけがすすんでその世界が分かたれている。使用状況(インターアクション、相互訪問など)をクラスターにわけたら、かなりはっきしした塊が言語によって区分できるだろう。おもしろくない傾向だよなあ、言語が違ってもなんとか場をもっと共有したりできないものか、と思ったりするのだが言語が違うと文化コードも違ってしまって、”空気読めない”どころ

    棲み分け - kom’s log
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    carrion-crow 2008/02/18
    「異なる文化背景の人間がほのぼのと相互作用している現場を眺めるのは私にとってなんとなくうれしくなることである。」
  • マナーの転倒 - kom’s log

    ケータイの車内利用について考える http://wiredvision.jp/blog/kogure/200802/200802121100.html 文化によってマナーが違うのはあたりまえのことなのだが、上のようなケータイのマナーに加えて喫煙のマナーがある。フランスやドイツでもカフェやバーで喫煙することが昨年夏から今年にかけて法律で禁じられ始めたが、その結果、喫煙者はタバコを吸うときに席を中座してドアから外に出て路上で吸う。気の利いたバーならば、ドアのよこに座席と灰皿がおいてありそこで吸うし、さらにありがたいバーではストーブがおいてある。もっとすごいのは、電熱シートのソファにストーブ、毛布。結局外で飲んでいるということになったりする。ドイツで”ベルリン的なバー”とよく俗称される若者がやっているものすごく汚いバーなぞは存亡の危機で、なぜかといえば酔っ払ってトラッシュな気分になり床に吸殻捨て

    マナーの転倒 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/02/12
    欧州では建物内禁煙、日本では路上禁煙
  • ドイツの教育格差―2008-01-25 - kom’s log

    空手の先輩がウルグアイに月末に引っ越すので家に呼んで夕を供した。ギムナジウムの物理の教師なのだが、それを3年ほど休職してウルグアイの私立高校で、ドイツ語で物理を教えることにしたのだそうである。海外に一度住んで別の文化の中で自分がなにを考えるのか体験してみたい、とのこと。 ウルグアイの私立高校は金持ちの子供が通うウルグアイの上流社会だから、なんかやりにくかもなあ、クレームとかすぐにくるそうだし、という話からドイツの中等教育状況の話になった。ドイツの子供は4年間の小学校を終えた後に、3種類の進路からひとつを選ぶ。ギムナジウム、ハウプトシューレ、レアルシューレの三種である。ギムナジウムは大学に進むことになり、ハウプトシューレとレアルシューレは前者が専門学校、後者が実業学校という感じで、たとえば職人や銀行事務員になる。10歳で進路を決めてしまうドイツのシステムは日でも「能力に応じて誇りをもつこ

    ドイツの教育格差―2008-01-25 - kom’s log
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/01/28
    「この将来像はまさに今の日本なのだが」「いわゆる先進国はどこも教育の機会に格差が再び生まれつつあるのである。」「私立の中等教育を禁止するぐらいじゃないとダメなんだろうな」
  • ギムナジウムの制服 - 2008-01-28 - kom’s log

    萩尾望都の創作の功績を汚したいとはおもわないが、おそらく多くの日のマンガ読みが誤解していること。ドイツの通常のギムナジウム*1に制服があったことはいまだかつてない。いわゆる平服で高校に通っていた。これはヨーロッパの中でも特筆に値することで(ナチスの時代でさえ、制服がなかった)、イギリス(GB)やフランスの高校の制服好きとは異なっている。ケストナーの”飛ぶ教室”とかがなんとなく古きよきギムナジウムのモデルになっているのかもしれないけど、を読んでみたらわかるように制服は無い。 ...なんてことをあえて書こうと思ったのは直下の自分の記事に関連することもあるが、以下の記事をみかけて。ギムナジウムカフェかよー。実態を写真にとってアップしたくなる。ひでーぞ。 男の、男による、男のための! 「男子校カフェ」体験取材記 *1:ゲザムトシューレという特殊ともいうべき最近流行の私立高校はどうなっているのか

    ギムナジウムの制服 - 2008-01-28 - kom’s log
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    carrion-crow 2008/01/28
    「ドイツの通常のギムナジウム*1に制服があったことはいまだかつてない。 ~【中略】~ (ナチスの時代でさえ、制服がなかった)イギリス(GB)やフランスの高校の制服好きとは異なっている。」
  • 『私は、私自身の原因である』 - kom’s log

    殺害予告を私は受けたらしい。 2007 年10月07日 hashigotan 殺, やられた分の反撃「なんじゃこりゃ」とはなんやねんオドレは調子に乗るなよ若造が!お前は不妊治療中の女と子供の居ない女を敵に回したも同然の反応を示したのだお前のような糞ガキに人の痛みが解るわけなかろうがチンコ切り落とすぞ 殺す、といわれたのは実に久しぶりなので経緯などを含めてメモしておく。一ヶ月前にたらたらとネット・トラバースしつついろいろな記事を読んでいて、「なんじゃこりゃ」という短いコメントを付してとある記事をブックマークした。、『世の中の非常識な子連れ主婦に対して注意したい事(俺が納得するまで続く)』という文章である。5つの節にわかれており、社会道徳を説いている。そしてこの社会道徳はどうやらこの筆者自身が感じている不快さによって根拠付けられる道徳らしい。これに私は少々困った。社会道徳と、筆者の個人的な不快

    『私は、私自身の原因である』 - kom’s log
    carrion-crow
    carrion-crow 2007/11/22
    「いつまでも、他人の不始末に原因をもとめつづけて、自分の無主体性を、正当性だと言いはろうとする。」