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ブックマーク / ttchopper.blog.ocn.ne.jp (5)

  • リヴァイアさん、日々のわざ: バランスが悪い水際作戦と国内対応

    写真はどんより乱層雲。センサーにゴミがついているのが、空を撮るとよく分かる。通常のセンサークリーニングではとれないし、しかし、手作業でやる気にもなさず、どうすりゃいいんでしょ。 **************** で、題、日の空港などで行われている現在の検疫で、新型インフルエンザの流行が防げるとは、当局も考えてはいない。むしろ「時間稼ぎ」と説明されてきた。 だいたい、潜伏期間が最大7日あるかもしれない感染症で、国際空港の「水際」だけで防御できるはずがない。 だから、国内でのヒトヒト感染が確認されたら、もはや、「検疫」は無意味。 無限のリソースがあるならやる意味があるかもしれないが、ここから先、万全の検疫に費やしいてた労力を、国内向きに振り向けないと。 時間稼ぎした分、準備は万端(のはずですよね、マスゾエさま)。 我々の日常の中にある病気のひとつとして新型インフルエンザをとらえ、

    cham_a
    cham_a 2009/05/19
  • リヴァイアさん、日々のわざ: 日本臨床薬理学会「インフルエンザ罹患後の異常行動をめぐって」 (廣田班の報告は間違いだという学会のコンセンサス)

    昨日、新宿の京王プラザホテルで行われた年次学術集会の中での一分科会。あまりにも近所だったし、廣田班の解析のもとになるデータを集めた(そもそもの調査デザインを担当した)藤田利治氏が登壇するというので、満員電車に揺られて出かけて来た。ほんと久々の満員電車! ちなみに、藤田氏はデータを集め、さあ解析しようという矢先に、ある事情から研究を続行できなくなり、厚労省にデータ(調査票、コンピュータに入力前)をすべて引き渡した。で、その結果、廣田班の報告が出てきたという関係。 その事情というのは、こんなかんじ、なのであろう。 http://miko.iza.ne.jp/blog/entry/170700/ プログラムは、以下の通り。 **************** S4 「インフルエンザ罹患後の異常行動をめぐって」 座長:別府宏圀(新横浜ソーワクリニック) 久保田潔(東京大学大学院医学系研究科薬

  • リヴァイアさん、日々のわざ: タミフル本とパンデミック本

    タミフルの副作用についてのべた。冒頭の事例集的な部分は、「飲んだ人でこんなひどいことがあった」というここの事例なので、今ひとつ納得感がない(にもかかわらず、世間的にはこういった実例のインパクトは絶大)。むしろ、横田研究批判の部分が白眉か。 指摘されるように、209ページ以降は余分。タミフルの副作用と、パンデミックが当に脅威かどうか、という議論は独立、というきくちさんの批判は的を射ていると思う。 ぼくとしては、むしろ、タミフルって、パンデミック制圧の役に立つのか? という疑問の方がふつふつと大きくなる。副作用もさることながら、原稿のインフルエンザへの「効かなさ加減」はあらためてみても、やばり衝撃だなあ。予防的に服用すると、多少は違う、というデータはあるのか。 人に勧めるときには、「あおり系」のパンデミックとセット、というがいいかもしれない。 しつこくてすみません。 みんなが川端さんの

  • リヴァイアさん、日々のわざ: タミフル対策、あなたの考えは

    リヴァイアさん、日々のわざ: 不都合なタバコの真実@週刊東洋経済(読了して追記) こちらのコメント欄にて、はからずも、タミフルと異常行動の因果関係について、津田さんを中心に熱心なやりとりがありました。 そこで、最後に津田さんから示唆があった通り、それぞれの「対応」を、自分が知り得た範囲の情報から導いてみませんか。 ちなみに、津田さんからの問題提起は下記の通り。 皆様、 そろそろここまで来ましたので、質問ばかりでなく、以下の点について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。 1 タミフル服用と因果関係はあるという推論は妥当か?妥当でないとすればなぜか? 2 何らかの対策は取るべきか?取るべきとすればどのような対策が妥当か?対策を取らないとしたら、どのような調査をするべきか?対策も調査もしないというオプションはあり得ないと思います。なお、現段階は対策を取らないとしたら、このままタミフルが使われ

  • リヴァイアさん、日々のわざ: タミフルまとめ……しかしまとまりきらず

    リヴァイアさん、日々のわざ: 不都合なタバコの真実@週刊東洋経済(読了して追記) リヴァイアさん、日々のわざ: タミフル対策、あなたの考えは 先週から今週にかけて、この2つのエントリで、延々とタミフルをめぐる議論がなされていて、その間、ぼく自身、B型インフルエンザにやられて(当にひさしぶりの病気。ここ二年は風邪すらひいていなかった)いるさなか、ずーっと議論は継続していたわけです。 今さらながら、原稿用紙換算160枚以上の分量のコメントを拝読。 「あとから来る人」のために、読みやすくなるようなエントリを残しておこうかな、という気になりました。 まず議論のコアになっているのは、疫学者の津田さんと、きくちさんの往復書簡(?)部分。 津田さんと、きくちさんは、合意できている部分も多くて、それは「タミフルは異常行動との因果関係が示唆されている」(程度はともかく)といったことや、その一方

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