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15シロクマに関するcoherent_sheafのブックマーク (19)

  • 40代になってからも限界はみえない。それでもできることは減っている。 - シロクマの屑籠

    2023年度のGWも終わって、何というでないけれどもくたびれている。このままギアを落とさず5月をやっていくのかーと思うと気分が晴れない。五月病など、あってはならないことだ。 仕事と原稿と家庭に忙殺される日々を振り返って、思う。ああ、すごくできることが増えたけれども、すごくできることが減ったなぁ、と。以下に書くことがすべての中年に当てはまるとは、私も思っちゃいない。けれども私のようなパターンにはまる中年もいるはずだし、そういう人には刺さるかなと思って、四十代後半になった一人の人間の成長と限界について書き置きしておく。 「中年の成長の限界」の予想と現実 私は昔から成長の限界について考えるくせがあって、もう20代の頃から自分の限界はどこなのか、もし限界が来るとしたらどう身を処すべきか意識してきた。不安だったのだろう。というか今でもまあまあ不安だ。 そうして20~30代の頃に想像していた「中年の限

    40代になってからも限界はみえない。それでもできることは減っている。 - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2023/05/12
    "こうした色々を踏まえると、私は10年前より間違いなく成長している。そのかわり、まったく違う方向から限界がやってこようとしている。それは時間だ。自由に使える時間は目減りしている"
  • 適切な言葉遣いは、身を助ける防具にも敵を排除する武器にもなる - シロクマの屑籠

    blog.tinect.jp 上掲リンク先の文章は「適切な言葉遣い」の重要性について書かれたものだ。混同しそうな言葉のひとつひとつを丁寧に、面倒くさがらず、厳密に選択していく必要性が経験談とともに紹介されている。 だが上司は、非常に言葉にうるさかった。 例えば「問題」と「課題」のちがい。 これは専用のテキストまであり、「絶対に混同して使うな」と教えられた。 これはのちに、小難しい議論を好む人ほど 「問題」じゃない、「課題」だ と強く主張することが結構多く、「厳密に教えてもらっていてよかった」と強く思った。 あるいは「失敗」と言うな、「成長ネタ」と言いなさい、とも言われた。 正直なところ、「馬鹿馬鹿しい」と最初は思った。 小学生じゃあるまいし、「失敗」と言って何が悪い、と。 しかし、「失敗」の発表の場で、誰が発表したいと思うだろうか。 社長が「成長ネタ」を披露してください、とコンサルタントに

    適切な言葉遣いは、身を助ける防具にも敵を排除する武器にもなる - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2021/09/17
    "メタメッセージとして異なる含みを持たせている表現を、私は時々みかける。レトリックの魔法は、そうした本来の語義とは正反対のニュアンスを、話者が不道徳な体裁にならないかたちで伝えることを可能にする"
  • 「本物の社畜」が生まれようとしている - シロクマの屑籠

    www3.nhk.or.jp 今週、NHKのサイトで"在宅勤務中も禁煙"を求める企業の動きについての報道があった。野村ホールディングスは、出社している社員に加えて在宅でリモートワークしている社員にも、就業時間中は禁煙を求めるのだという。 こうした動きは社員の健康の維持と生産性向上を図るねらいがあるとのことで、イオン、カルビー、味の素なども似たような取り組みをしているという。そして働く人の健康づくりを重視した企業経営は「健康経営」と呼ばれ、経済産業省も後押ししている。 健康と生産性の名のもと、社員は飼い殺されるのか しかしこれは、社員の自由や裁量を奪うものではないだろうか。 企業が営利を求める以上、社員に生産性を期待すること自体はわかるし、その延長線として社員の健康に目を向けるのも自然な成り行きにみえる。しかし、ある社員にとって何が生産性を向上させるのか、それとも向上させないのかは個人差の大

    「本物の社畜」が生まれようとしている - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2021/09/03
    "企業や社会がプライベートに介入し、生産性や健康の維持に忠実であるよう求めることが常態化すれば、私たちは生産性と健康の維持のために、職場でもプライベートでも努めなければならなくなる"
  • 独りで生きて、独りで死ねる未来ができてほしい - シロクマの屑籠

    孤独死を弔い続ける神主が危ぶむ「強烈な孤立」 | 災害・事件・裁判 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 先日、世間では孤独死が増えている、もう既に問題だ、と提起する記事を東洋経済オンラインでみかけた。孤独に死ぬことを凄絶とみなし、また、死後の片づけの問題にも触れている。もう既に問題なのは、指摘のとおりだろう。 一方、ここ最近のスマートメディアの発展・普及や、新型コロナウイルス感染症に際して片鱗のうかがわれた健康をモニタリングする統治可能性をみるに、孤独死への対策は不可能ではないというか、将来は大っぴらに行われ、案外うまくいきそうな気がしてきた。 孤独死に関しては、まあ、AIかなんかを駆使した安価な見守りサービス(スマートウォッチかスマホと連動してバイタル観測しておいて、生体反応が一定時間消えたら自動でセンターに連絡が行く)が普及したらそれで終わりじゃないかという気が。いまさら

    独りで生きて、独りで死ねる未来ができてほしい - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2020/09/26
    "憂いなく独りで生きて独りで死ねるようにすることは、高齢化と単身世帯化の進むこの国では避けられない課題のようにみえる。だったらやっていくしかないのでは?"
  • 「使えない奴は切ればいい」なぜ日本人はそう考えるようになったのか(熊代 亨,御田寺 圭) @gendai_biz

    一風変わったタイトルのが、いま話題となっている。『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』──。 社会の「暗部」の存在そのものを認めない、目を向けてはならない。そんな意識を強迫的なまでに内面化しつつある私たちの社会は、なにか大きなものを犠牲にしていないか。書の著者で現役精神科医の熊代亨氏と、文筆家の御田寺圭氏が、この「問題の書」がもたらすインパクトを存分に語り合った。 「はみ出す人々」に冷たいこの社会で 御田寺 新型コロナウイルスの感染拡大で私たちが実感したのは、医療や科学が社会秩序の形成、もっと言えば規範の形成に大きな役割を果たしているということです。例えば「クラスター対策班」の主軸として重要な役割を果たした北海道大学の西浦博先生は、「他人との接触8割削減」といったスローガンを提唱し、結果として人々の行動や思考、あるいは規範意識まで変えてしまった。 今回、熊代先生は精

    「使えない奴は切ればいい」なぜ日本人はそう考えるようになったのか(熊代 亨,御田寺 圭) @gendai_biz
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    coherent_sheaf 2020/09/06
    "「不愉快な人とはお近づきになりたくない、仕事をしたくない、視界にも入れたくない」と言う人たちが、同じ口で「多様性を認めよう」「寛容になろう」「差別はいけない」と言っていることの空虚さ"
  • 在宅勤務でも昼間から酒を飲むのはやめたほうがいい - シロクマの屑籠

    gigazine.net 在宅勤務が増えるアメリカ合衆国では、在宅勤務者の3人に1人が飲酒しているというニュースを知った。私は精神科医としてはいい加減なほうだし、ワインが好きなので飲酒についてもうるさくないつもりでいる。でも、平日の昼間からアルコールを飲むこと、とりわけ就労中に飲むことはとても危ないと思っている。 なぜなら、アルコール依存症になっていく人のプロセスのひとつとして「平日の昼間から酒を飲むようになった」「仕事をしながら酒を飲むようになった」を頻繁に見かけるからだ。 このニュースを、日人はどんな風にみているのか? はてなブックマークを確認してみると、「アル中になる」「17:00までは飲まない」といったコメントがある一方で、肯定的なコメントや心配していないコメントもあった。twitter検索でも傾向はあまり変わらない。怖がっている人もいれば、怖がっていない人もいる。 「昼間から」

    在宅勤務でも昼間から酒を飲むのはやめたほうがいい - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2020/04/15
    酒ではないが、はてブや増田に入り浸りになってきたので気をつけます。
  • “崇拝欲”とどう折り合いをつけていくか――ホメオパシー問題に関連して - シロクマの屑籠

    http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10601311478.html 最近、ネット上でホメオパシーや似非科学への批判を時々見かける。科学的に無根拠な“セラピー”にのめり込んでいるうちに、治療や予防の機会が失われたり、無駄なリスクを被ったりするのは悲惨の一言に尽きる。そういった事態を招くインチキ治療者は、手厳しく弾劾されて然るべきだろう。 さて、インチキ治療者どもをやっつける作業は、他の人に任せるとして。 私は、わかりやすい偶像を拝まずにいられないという人間の心性が大好きである。ほとんど愛していると言ってもいい。合理主義や科学的思考がこれだけ支持されているにもかかわらず、「メカニズムや統計的妥当性を度外視したまま、偶像を崇拝する」人間が後を絶たないばかりか、21世紀の科学や医学の足を引っ張っているという現象!!その是非はともかく、Scientificな検討対象とし

    “崇拝欲”とどう折り合いをつけていくか――ホメオパシー問題に関連して - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2020/01/03
    "崇拝欲がリスキーな様式をとり得るのなら、弊害の少ない形で崇拝欲を充たすための手法--それこそ科学的手法--の研究と実践はすごく大切な課題""「崇拝欲なんて我慢しろ」ではなく「崇拝欲を安全に充たせる社会」を"
  • 人間を繁殖させられない日本動物園、それとフィンランド動物園 - シロクマの屑籠

    www3.nhk.or.jp 日少子化進んでるってよ。 ときの首相が、少子化問題を「国難」と評するようになった。実際、国難だろう。だからといって若い男女を強制的につがいにして、強制的に出産なんてさせられない。 人間が子どもを産まないと社会が破綻するので子どもを産ませるようにするとかいう非人道的な目論見、正直なところ一般市民の立場で肯定できるか?みたいなところがある #社会のためとはいえ俺ごときが他人に対してそこまで侵犯できないでしょってなっちゃう— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) 2019年12月26日 個人主義や社会契約のロジックにもとづいて考えるなら、挙児・出産という現象は、当事者の主体性にもとづいたものでなければならないはずである。だから「産め」と強制するのでなく「産みたい」という意志によって、あえて意地悪な言い方をするなら産みたくなる動機付けをする必要がある

    人間を繁殖させられない日本動物園、それとフィンランド動物園 - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2019/12/30
    個の自由を守りつつ出生率をあげたいのなら、親から出産と育児という苦痛を切り離せばいい。つまり、人工子宮に加え、親以外が1年中育児する「老人ホーム」みたいな施設が必要だろう。
  • 「恋愛も結婚もしなくなった日本は未曾有の先進国」 - シロクマの屑籠

    未婚の理由「めぐり合わない」 一方で「探していない」も | NHKニュース 先日、内閣府が少子化社会対策白書(2019)を発表した内容をNHKが報道しているのを見かけた(pdf版はこちら)。 日では、結婚しなければ子育てはほとんど始まらない。だから少子化社会対策白書に未婚男女の意識について記されているのは当然なのだが、白書によれば、結婚を希望している未婚男女の多くが「出会わない」だけでなく「相手を探してもいない」という。 挙児は一人ではできない。少なくとも一般的にはそうである。 にも関わらず、未婚の男女が「出会わなくて」「相手を探してもいない」のだから、結婚は増えないし、子どもの数も増えない。たとえ婚外子を許容する文化風土ができあがったとしても、そもそも、男女が出会わなければ子どもは生まれてこないのである。 少子高齢化という視点で考えるなら、このままでは国力は下がり、税制は混乱し、やがて

    「恋愛も結婚もしなくなった日本は未曾有の先進国」 - シロクマの屑籠
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    coherent_sheaf 2019/07/09
    "資本主義・社会契約・個人主義のロジックをみんなが内面化し、それを阻害する文化的因習からも自由になった現代日本を振り返ると、どうしてわざわざ結婚し子どもを育てようという動機が生まれるのかわからなくなる"
  • 「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠

    kabumatome.doorblog.jp 先月、富士通グループが45歳以上の社員をリストラするという話を見かけた。 大企業の45歳以上の社員といえば、それなりの人生プランにもとづいて暮らし、年齢的にも住宅ローンや子どもの学資がきつい頃だろう。古い人生プランだと言われてしまえばそれまでだが、「一家の大黒柱」として期待されている人も多かろうし、大企業だからとあてにしていた部分もあろうし、大企業だからつぶしがきかない人もいそうではある。 とはいえ、富士通が特別に邪悪なリストラをやったのかといったら、そういうわけでもない。いまどき、40~50代のリストラなんて珍しくもなんともないし、割り増し給付金が付いているだけマシといえばマシだ。 www.businessinsider.jp 「50歳過ぎた社員は新しい価値を生まない」というこの記事も、各企業のリストラを報じたもののひとつだ。優秀なベテランは

    「45歳以上はリストラしたい」+「高技能の若者が欲しい」=「子どもが増えない」 - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2019/05/04
    "リスクマネジメントの精神で人生設計をする人ならば、40~50代で安定した収入を維持できる見込みもないのに、時間とカネがすさまじくかかり、親としての責任を問われてやまない子育てをスタートするのは狂気の沙汰"
  • 日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠

    今の20歳が40歳の半分しかいないって当にいい話だと思う。戦争でもあったのかな?— 🦀カニカニカーニバル🦀 (@yu1096) 2018年11月7日 たぶん、このツイートはブラックジョークのつもりで書かれたものだろうが、私には冗談にみえなかった。 「今の20歳は40歳の半分しかいない。戦争でもあったのかな?」というツイート、ジョークのつもりかもだけど、これ、実際戦争に匹敵するようなカタストロフィがあったのに気付いている人があまりいない、ってグロい状況を反映しているなぁ、と思った。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2018年11月8日 乳児死亡率の低下によって起こる第一の少子化は、それほどカタストロフではないし、アメリカやヨーロッパのベビーブームが証明しているように劇的少子化とも限らない。しかし、東アジア諸国などで今起こっているような第二の少子化

    日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2019/01/08
    "欧米諸国で第二次人口転換が緩やかに進んだ原因のひとつは、近代化がゆっくりと進んでいったその時間的猶予のあいだに結婚と挙児の結びつきがシフトチェンジできたことにある。しかし日本にはこれは当てはまらない"
  • あなたは彼女が好き?それとも「彼女と一緒にいる自分」が好き? - シロクマの屑籠(汎適所属)

    「彼女が欲しい」「女の子と付き合いたい」という男性や、「彼氏欲しい」「男の子と付き合いたい」という女性をブロゴスフィアでは沢山みかける。もしかしたら、「好きな異性が一人いて、付き合いたくて仕方ない」「クラスの○○さんが好きで悩んでいる」なんかよりも余程多いんじゃないだろうか。誰だか分からないけれども、とにかく素敵な異性と交際したい、素敵な異性とデートしたい、と願望する人達も多いようだ。別に惚れた異性がいるわけでもないのに「彼女が欲しい」「彼氏が欲しい」という人が実際に求めているものについて、ちょっと考えてみよう。 既に惚れた異性がいて胸をときめかしているというのなら、これは割とわかりやすい。その異性のことしか頭に入ってなくて、その子の乗っている自転車まで愛しくみえてくるような、そういう男性(や女性)ならば、「ああ、○○さんに恋してるんですね」というのは理解しやすい。どこら辺に惚れたのかは分

    あなたは彼女が好き?それとも「彼女と一緒にいる自分」が好き? - シロクマの屑籠(汎適所属)
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2018/08/09
    "「素敵な異性と一緒にいる自分自身」に自惚れることを待望している時代なのだとしたら、そりゃあ男女交際も結婚も下火になって、代わりに美少女キャラクターやヨン様に夢中になったりするのも頷ける"
  • 現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠(汎適所属)

    http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1294494.html “美しい黒髪”といえば大和撫子。大和撫子といえば清楚で大人しそうなイメージ…といった具合に、女性の黒髪をスタート地点にして、ご都合主義の想像力を膨らませるのはそんなに難しいことではない。控えめな態度の妙齢黒髪女性を見かけた場合などは、とりわけそうだろう。 もちろん、黒髪女性の内実が、大和撫子と呼ぶに相応しいかどうかは分からないし、黒髪女性が大和撫子をやらなければならないというルールはどこにも無い。けれどもある種の男性は、そうやって自分の願望や想像力を黒髪女性に投影して、「よさげだなぁゲヘゲヘ」と想像力を膨らませずにはいられない。眼前の女性の内実とは無関係に「黒髪→大人しそう→おいしそう→俺でもモノにしやすそう」という想像力だけを連鎖させ、妄想的な願望を抱いたり、頭のなかで「架空のデー

    現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠(汎適所属)
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2018/08/09
    "自分とは異なる意志を持った特別で対等な他者としての異性ではなく、自分の願望を膨らませて「萌える」ための生贄でしかない"
  • 全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠

    ここ最近、「価値のあるボク」「価値のあるアタシ」といった肥大した自己イメージを、いつまでたっても抱えている男女がそこらじゅうに溢れています。つまり、全能感を捨てきれない大人達が増えているわけですが、彼らが全能感を維持するメカニズムについては、あまり取り沙汰されていないようです。 この文章では、全能感を維持したい・いつまでも子どもの王様のままでいたい人にありがちな、二つの処世術を確認してみます。 1.自分が得意な分野で、全能感を何度も確認する ひとつめは、ごくオーソドックスな方法。 自分の優秀さや自分のバリューを確認しやすい場所で、それを反復的に確かめる、という方法です。ここに書いたように異性をひっかけて自分の価値を確認する人もいれば、ネットゲームtwitterで優秀さや有能さを確かめたがるタイプの人もいます。この際どこでもいいから、とにかく自分が優秀でいられそうなフィールドをみつけ、自分

    全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2018/08/09
    "全能感を手放したくない人達は、トライアルをクリアする確率を1%でも高めるよりも、自分自身の全能感がひび割れるリスクを1%でも低くすることのほうに夢中になりがち"
  • 「真面目系クズ」と依存性 - シロクマの屑籠

    「真面目系クズ」というのを知った 完全に俺のことでワロタwww : 妹はVIPPER リンク先には、比較的新しいネットスラングと思われる「真面目系クズ」について意見が集まっている。私の知る限り、この単語は1〜2年前ぐらいから時々見かけたような気がするが、「非モテ」「非コミュ」に比べればずっと歴史が浅い。 さて、真面目系クズとはどういうネットスラングだろうか。ニコニコ大百科には、原典にあたる人物の発言を引用しながら、 ・非リア充であり、DQNのような明るさはない ・資格や勉学に打ち込んでいるとアピールし、それを就職から逃げる理由にする ・かといって気で打ち込んでいるわけではなく、他に勉強している者からすれば明らかにボロが出るレベル ・それでも自分は努力しているとアピールし、大言壮語を吐く。 努力しているけど要領の悪い者、自分がクズだと自覚している者とは明らかに異なるのである。現実から目を逸

    「真面目系クズ」と依存性 - シロクマの屑籠
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    coherent_sheaf 2018/08/09
    「真面目系クズ」のエゴグラムについて
  • 難関大学合格者は、本当に一日十時間勉強しているか――ガリ勉という名の神話  - シロクマの屑籠

    最近、通勤電車で地元の進学校の2年生とおぼしき男子グループに遭遇することが多く、そのグループの会話をよく耳にする。会話から聞こえる模試の成績から察するに、彼らは「ゆくゆくは東大京大か医学部狙い」といった学生らしい。いわゆる、“できる”高校生なのだろう。 けれども会話の内容の大半は、週末に池袋に行くだの、ニコニコ動画で何を見ただの、誰と誰が付き合っているだの、そんな感じ。なかなかにお洒落で会話も闊達な様子を見るにつけても、いわゆる「ガリ勉」というイメージには程遠い。どう考えても、彼らはスクールライフを満喫している。 そんな彼らを見ていて、ふと思った。そういえば、世間で言う「ガリ勉」って一体何処にいるんだろう。そもそも、難関大学に入るにはガリ勉しなければならないのか? もう十数年昔、私が地方の高校にいた頃を思い出しても、東大や京大に行ったクラスメートは大抵遊んでいた。もしかしたら影では勉強して

    難関大学合格者は、本当に一日十時間勉強しているか――ガリ勉という名の神話  - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2018/08/09
    「本当は自分はやればできる子」という全能感を放棄しなくてすむように、「成績がさほど伸びなかったのは、自分の勉強の素養や効率性の問題では決してなく、単に努力が足りなかっただけだから」という風に思い込む
  • 自由人には「自分には先読みできないことが沢山ある」認識が不可欠 - シロクマの屑籠

    皆さん、自由な個人主義社会を満喫していますか? 誰もが個人の判断で人生を紡ぐ。素晴らしいことだと思います。誰かに指図されるまま生きなければならないより、気分の良いことではないでしょうか。現代の日人の大半は、自分で趣味を選び、職業を選び、どのような人生を歩んでいくのかを自己決定できます。相応の能力さえあれば、ですが、選択の自由を妨げられることはあまりありません。 ただし。自由な境遇を手放しで喜んでもいられません。“自由選択でさえあれば幸せになれる”などと思い込んで構わないのは、自由そのものが目的化している自由至上主義者(それとも自由原理主義者?)ぐらいなもので、そうでない大多数の個人にとって、自由とは油断ならないものでもあります。 自己判断や自己決定が尊重されるようになったということは、自分の判断ミスや決定ミスもそっくりそのまま自分自身に跳ね返って来る、ということにほかなりません。というこ

    自由人には「自分には先読みできないことが沢山ある」認識が不可欠 - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2018/08/09
    "「今」に恃んでいるところが大きく、なまじ上手くいっているからこそ、現在というものに縛られやすく、現在の年齢・立場に最適化し過ぎてしまうのではないでしょうか"
  • 無宗教が辛いのか、「自意識の終わり」が怖いのか - シロクマの屑籠

    無宗教な自分が辛い タイトルは無宗教を嘆いているが、前半パートは「自分が死んでしまった後、自分自身の有意味性が確認できなくなる不安」が優勢に感じられた。 しばしば宗教は、「死後の世界」や「輪廻転生」を説く。あるいは教理に含む。だから、死後の問題や死への恐れを和らげる“手段”として宗教を求めるのはわかるような気がするし、間違ってもいないのだろう。 でも、宗教に片足 or 両足を突っ込んでいるからといって、「死後の世界」「輪廻転生」「西方浄土」を信じられるものだろうか? 例えば私は仏教を信奉しているつもりだし、浄土真宗に親しんで育ったほうだとも思う。じゃあ、私が西方浄土を信じているかというと、そんなに信じていない。「もし、信じざるを得ない境遇に追い詰められたら」すがりつくつもりでいるけれども、普段は意識していない。輪廻についても同じ。そういう考え方があるのは知っているけれども、じゃあ、腰を入

    無宗教が辛いのか、「自意識の終わり」が怖いのか - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2018/08/09
    「自分が死んでしまった後、自分自身の有意味性が確認できなくなる不安」→"仏教によって死後の安寧を保障されていないかわりに、毎日の行いをできるだけ積み重ねるようには動機づけられている"
  • 『Kanon』『Air』『CLANNAD』から、次の十年を展望してみよう - シロクマの屑籠

    ゼロ年代もあと少し。十年間の変化を振り返りたくなるとともに、次の十年がどうなっていくのかを考えたい時期でもあると思う。人間関係の世界でも、趣味の世界でも、実存の領域でも。 この記事では、ビジュアルノベルのなかでも人気があり、同一制作陣によってつくられた3つの作品(『Kanon』→『Air』→『Clannad』)を振り返りつつ、次の十年について展望してみたいと思う。 セカイ系としての『Kanon』 ゼロ年代、特にその前半のオタク界隈において無視できない作風としてセカイ系が挙げられるが、『Kanon』は、その代表的な作品のひとつと考えて差し支え無いだろう。『Kanon』が描き出しているのは、「個々のヒロインの命運の鍵を主人公が握っている世界の、きみとぼく」であり、逆に言えば「ぼくが手を差し伸べない限りはヒロインの命運は絶えてしまうという思いあがった心象風景」がまかり通る世界でもある。 『Kan

    『Kanon』『Air』『CLANNAD』から、次の十年を展望してみよう - シロクマの屑籠
    coherent_sheaf
    coherent_sheaf 2009/12/31
    "「父性」と「母性」がバランスの良い拮抗を呈すること"
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